野暮な昼電波

basskoi

番組では皆様からのお便りをお待ちしています!番組の感想や音楽についての質問、トークしてほしいネタなど、下記フォームから何でも送ってください。 https://forms.gle/dm3MVP1Lr7dojyA17 送り先はメインパーソナリティ2人のインスタグラムのDMでもけっこうです。 Koiのインスタ https://www.instagram.com/basskoi/ Taiwaのインスタ https://instagram.com/taikiri_i?utm_medium=copy_link ■野暮な昼電波とは ポピュラー音楽を中心とした世間のあれやこれやを野良音楽家の2人が野暮に語るカルチャー放談番組です。 メインキャスト Taiwa(pf) KOI(ba) 発足 2021年9月

  1. #28 お客様の感想を読みながらライブを振り返ろう

    10/16/2023

    #28 お客様の感想を読みながらライブを振り返ろう

    音楽についてことばを用いて語る当ポッドキャストは根源的なアポリアを抱えている。何事によらず、ことばによる議論は話者のあいだの対立点を明らかにし、友と敵を分ける。ことばを用いることは程度差はあれ政治なのであり、政治とは本質的には戦争である。当ポッドキャストにおける議論も大ざっぱにくくれば「戦争の準備」に含まれるといってよい。ウクライナとロシアの間の戦闘が継続し、パレスチナのガザ地区では大規模な市街地戦が展開され、台湾有事の足音も迫る2023年10月現在、このことの意味はまったく修辞的な次元にとどまらない。いっぽうで音楽を含む芸術は理性による友敵の区分を無化する作用を持つ。芸術は政治やことばによるいっさいの介入を拒む官能の次元にいる、場合もある。第1次大戦期、フランスとドイツの両国で人気があったアリア歌手ヴァルター・キルヒホフの歌を、わずか数十メートルを隔てて前線を挟む仏独両軍が、夜間の停戦時に一緒に歌ったという逸話がある。かように時限的であれ、人間を政治から遠ざける機能こそが音楽の存在価値といってもよいはずだが、昨今では音楽家ですら政治とは無関係でいられない情勢は、わたしたちの文明を貧しくやせ細った存在にしているかもしれない。繰り返しになるが、当ポッドキャストも音楽を語ることの行為それ自体によってこの趨勢に加担しているといえる。また、ジャズやヒップホップといったレベルミュージックとしての要素を持つジャンルを主題的に取り上げることも多い。このジレンマをわずかでも克服する回路がひらけるとすれば、それは音楽を演奏することによってのみではないかと考え、当ポッドキャストではオフラインのライブイベントを企画した。メインパーソナリティのTaiwa、KOIともに器楽奏者としての顔も持つことはまったく幸いなことなのであった。そして仲間たちと聴衆が集まったことも。 本エピソードは、是非おひとり1缶/10分のペースでワンカン飲みを楽しみながらお聞きください。

    2h 9m

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