今回取り上げる本は『日本語再定義』です。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09389813 著者:マライ・メントライン 日本で暮らすドイツ人の著者が、ワークライフバランス、外タレ、サボる、エモいなど様々な言葉を題材に、日本とドイツの文化の違いを分析した一冊。言葉から見える両国の価値観の違いが面白い 【話すこと】 ・著者マライ・メントラインさんは長年日本で暮らすドイツ人。言葉を題材に日本社会とドイツの違いを語る ・「日本には四季があります。じゃあ外国にはないのかよ」というツッコミ ・バカンスに向いていない日本人:効率化で時間が空いたらドイツは休む、日本は更に仕事を増やす傾向 ・「念のため」の先回り対応で結局休めない日本人。えなりも旅行時にパソコンを持参してしまう ・日本人は「頑張る」が評価される文化。成果よりもプロセスが重視されがち ・ドイツ語の「忖度」に該当する2つの表現:「発言なしの指示」と「先回りの服従」 ・どちらが主体となって忖度が生まれているかがわかる、ドイツ語の分析力の高さ ・日本語の「理屈」もドイツ語では「理由」と「論理」に分かれる。日本語のあいまいさとニュアンスの豊かさ ・ドイツに生まれたのにドイツに居づらいマライさん。生まれ育った国が必ずしも心地よいとは限らない ・「憧れの人物がどの国の人か」と「住みやすさの感覚」 一言 言葉から見える文化の違い。当たり前に使っている日本語を、外国人の視点で再発見する面白さ 関連エピソード:「#078 日本語教師、外国人に日本語を学ぶ」 https://stand.fm/episodes/6815dc822f0cfc3f5f7169a5 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #小学館 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630
Information
- Show
- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedAugust 2, 2025 at 2:20 AM UTC
- Length30 min
- RatingClean