教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第97回目は東アジア文化圏の形成と発展「漢(前漢)その3」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇オリジナル基本文
積極的な対外進出の結果、財政難が生じた。武帝は財政再建のため均輸や平準などの経済政策を採用し、塩・鉄・酒の専売を実施。税や労役の重い負担で小農民は没落、大商人はその土地を買い占めて豪族となるものも現れた。
武帝は地方長官の推薦で官吏(かんり)を選任する郷挙里選を実施して、人格の優れた人間を登用しようとした。さらに監察官を派遣して全国を監視。中央では皇帝側近の外戚が力を持つようになった。
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- FrequencyUpdated Semimonthly
- PublishedJuly 10, 2025 at 11:14 PM UTC
- Length5 min
- RatingClean