【2024年最新版】個人投資家が選んだ最強ファンドランキング！1位はやっぱり…？人気投資信託TOP10の発表

目次00:56　1.個人投資家が選ぶ！ Fund of the Year2024とは03:07　2.個人投資家が選ぶ！ Fund of the Year2024の結果発表04:52　3.ランクインしたファンドの特徴08:56　4.ランクインしたファンドの比較と評価18:35　5.ツートップのファンドの人気「個人投資家が選ぶ！ Fund of the Year2024」概要と投資の最適解本稿では、2025年1月に発表された「個人投資家が選ぶ！ Fund of the Year2024」のランキングと、それを基にした最適な投資ファンドについて解説する。これは、従来の「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year」から名称変更され、個人投資家全体が参加できる形となったものだ。目的は、個人投資家がより良い投資環境を作ることを支援し、証券会社や運用会社へ投資家の声を届けることである。1. Fund of the Year2024の概要 「Fund of the Year」は、2007年に開始された投信ブロガーによる投資信託評価イベントだったが、新NISA制度の導入に伴い、多くの個人投資家が参加できるよう形式を変更した。これにより、ブロガーに限定せず、一般の個人投資家が投票できるようになり、選択肢の幅が広がった。投票者はインデックス部門とアクティブ部門の各3つ、最大6つのファンドに投票できる仕組みとなっている。2. Fund of the Year2024の結果 総合ランキングのトップ10は以下の通りである。eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）（655pt）eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）（220pt）＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国株式インデックスファンド（101pt）結い2101（76pt）eMAXIS Slim 先進国株式インデックス（71pt）楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド（68pt）eMAXIS Slim 全世界株式（除く日本）（55pt）セゾン・グローバルバランスファンド（48pt）たわらノーロード 先進国株式（43pt）＜購入・換金手数料なし＞ニッセイNASDAQ100インデックスファンド（41pt）3. ランクインしたファンドの特徴 ランキングを分析すると、以下の傾向が見られる。インデックスファンドの優位性：10本中8本がインデックスファンドであり、個人投資家にとってコストが低く、安定的な運用が可能なインデックス投資の人気が高いことが分かる。株式中心の投資：10本のファンドのうち、8本は株式100%であり、残り2本も株式が過半数を占めている。これは、長期的なリターンを見込める資産として株式が優勢であるためだ。海外株式の圧倒的シェア：ランクインしたファンドのうち9本は海外株式を主な投資対象としており、国内株よりも成長余地のある市場に投資家が注目していることが分かる。三菱UFJアセットマネジメントとニッセイの独占：eMAXIS Slimシリーズとニッセイの「購入・換金手数料なし」シリーズが上位を独占しており、低コスト競争の先導役となっている。4. 上位ファンドの評価 特に注目すべきは、ランキング1位の「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」と2位の「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」である。この2本のファンドは投資家から圧倒的な支持を得ており、年間資金流入額でもトップを誇る。eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）信託報酬料：0.05775%実質コスト：0.113%指数との連動率：-0.01pt運用年数：6年純資産残高：5兆5016億円eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）信託報酬料：0.0814%実質コスト：0.092%指数との連動率：-0.1pt運用年数：6年純資産残高：6兆9115億円両者とも低コストで指数との連動率が高く、安定した運用実績を誇る。特に、eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）は、米国株だけでなく全世界に分散投資できる点が魅力的であり、投資初心者にも適している。一方、米国の成長に賭けるなら、eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）も有力な選択肢だ。5. まとめ 「個人投資家が選ぶ！ Fund of the Year2024」の結果から、多くの投資家が低コストかつ広範な分散を重視していることが明らかになった。特に「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」と「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」の2本は、現代の最適な投資選択肢として高く評価されている。これから投資を始める人や、長期的な資産形成を目指す人にとって、これらのファンドは有力な選択肢となるだろう。