前回ピアノ版で聞いていただいたモーリス・ラヴェル作曲『古風なメヌエット』を、今回はオーケストラ版でお届けします。
ピアノ版は1895年に作曲、1898年に初演されましたが、ラヴェルはこれを30年以上も経った1929年にオーケストレーションしました。冒頭での半音(短二度)をぶつける刺激的な部分が管弦楽版ではどのようになったのか、その変化をお楽しみください。
管弦楽版にあってピアノ版にないのは、トランペットとホルンが三連符で奏でるパッセージです。これはバレエ全曲版『マ・メール・ロワ』にも用いられているモチーフ。注意して聞いてみてください。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】モーリス・ラヴェル作曲『古風なメヌエット』(管弦楽版)
レナード・スラットキン/指揮
フランス国立リヨン管弦楽団/演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団
資訊
- 節目
- 頻率每週更新
- 發佈時間2025年7月25日 下午9:00 [UTC]
- 長度14 分鐘
- 季數5
- 集數208
- 年齡分級兒少適宜