今回の『ねえそんなことより聞いて?』は、話題の映画「8番出口」をテーマに、20分ぎゅっと語り尽くしました。もともとはインディーゲームから生まれた作品で、地下通路を延々と歩きながら“異変”を見逃さないように進んでいくというシンプルかつ不気味な設定。それが実写映画になったと聞いて、正直「どうやって膨らませるの?」と半信半疑だった私。でもRyomaさんが映画館で体験した話を聞いていくうちに、予想以上に人間ドラマとして掘り下げられていたことに驚きました。
映画の冒頭から描かれるのは、二宮くん演じる主人公の日常。満員電車の赤ちゃんの泣き声や、怒鳴るサラリーマン。そこに突然かかってくる「赤ちゃんができた」という元恋人からの電話。ゲームにはなかった“生活のリアル”が加わることで、ただの迷路ではなく「父親になる覚悟」や「見逃してはいけない異変」という人生のテーマにつながっていくんだなと感じました。
Ryomaさんの語りを聞いていると、ただのホラーやスリラーではなく、むしろ不思議と共感してしまう部分も多くて。私自身、サラリーマンが赤ちゃん連れのお母さんを責めるシーンを想像しただけで胸がざわついたし、それを「異変」として気づくかどうかという解釈には唸らされました。
「ゲームを知っている人も、まったく知らない人も楽しめる」「父親になるってどういうこと?」と考えさせられる、そんな映画の一端を一緒に味わえる回になったと思います。ぜひ感想をシェアして、皆さんの“出口”も教えてください。
Information
- Show
- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedSeptember 3, 2025 at 1:00 PM UTC
- Length24 min
- Season1
- Episode21
- RatingClean