先週に続き、クロード・ドビュッシー作曲の『ベルガマスク組曲』から第2曲」「メヌエット」をお届けします。
ワルツもメヌエットも同じ三拍子。でも、この作品の場合はヘミオレが駆使されていて、三拍子らしからぬ三拍子となっていて、ドビュッシー独自のサウンドが奏でられます。
「ベルガマスク(Bergamasque)」とは、イタリア北部の都市「ベルガモ(Bergamo)」にちなみ、「ベルガモの」または「ベルガモ風の」という意味で、16~17世紀頃の北イタリアで生まれた素朴な「ベルガモ舞曲」を指します。
ドビュッシーは、詩人ヴェルレーヌの詩集『艶なる宴』にある歌詞「現われたる艶やかな仮面喜劇者たちとベルガモの踊り子たちは(Que vont charmant masques et bergamasques)」からインスピレーションを受けたとされています。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】クロード・ドビュッシー作曲 ベルガマスク組曲(ピアノ版)第2曲 メヌエット
François-Joël Thiollier /演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団
資訊
- 節目
- 頻率每週更新
- 發佈時間2025年9月12日 下午9:00 [UTC]
- 長度20 分鐘
- 季數215
- 集數215
- 年齡分級兒少適宜