
🌸442:「言葉をかざる」「言葉を返す」など、“言葉を”を使った日本語表現5つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle
【台本/Script】
今日は「言葉を」から始まる日本語の表現を5つご紹介します。言葉は、考えていることや気持ちを、声や文字にしたものですが、「言葉を飾る」「言葉をかける」など、特別な表現もあります。今日は、そんな「言葉を」の形を使った、おもしろい表現をご紹介します。
こんにちは。今日は9月15日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まず1つ目は「言葉を飾る」です。これは、事実を言わないで、良い事だけを言うことです。たとえば、本当は生活が大変で、お金もあまりないのに、「最近はカフェに行ってばかりで、毎日楽しいよ」と言います。これが、言葉を飾っているということです。本当の気持ちや生活を隠して、よく見せようとしています。
2つ目は「言葉をかける」です。これは、やさしい気持ちで、誰かに話し始めることです。たとえば、「悲しんでいる友だちに、やさしい言葉をかけました」というとき、「大丈夫?」「心配しているよ」などと言って、友だちが少しでも元気になるように気持ちを伝えたということです。あたたかい気持ちになりますね。
3つ目は「言葉を返す」です。これは、相手の言ったことに対して、反対の意見を言うときに使います。たとえば、「お言葉を返すようですが、私はそうは思いません」と言うと、ていねいな言い方で、「私はちがう考えです」と伝えています。
4つ目は「言葉をにごす」です。これは、はっきりと意見や情報を言わないことです。たとえば、先生に「宿題をやりましたか?」と聞かれて、「えーと、ちょっと…その…まあ…」とはっきり言わないとき、「言葉をにごした」と言います。日本では、はっきり言わずに、言葉をにごすことがよくあります。
最後は「言葉を尽くす(つくす)」です。これは、自分の気持ちをしっかり相手に伝えるために、いろいろな言い方で何度も話すことです。たとえば、「同僚に会社を辞めないでほしいと、言葉を尽くした」と言うと、辞めないでほしいという気持ちを伝えるために、一生懸命話したという意味です。
今日は「言葉を」で始まる日本語の表現を5つご紹介しました。いろいろな言い方がありましたね。毎日、覚えることはたくさんありますが、少しずつで大丈夫です。いっしょにがんばっていきましょう。
では、ここで問題です!
本当のことを言わないで、よく見せるために、良い言葉だけを使うことを何と言いますか?
1. 言葉を尽くす
2. 言葉を飾る
3. 言葉をにごす
もう一度、問題を言います。答えは「2. 言葉を飾る」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。毎週日曜日日本時間夜9時30分からYouTube Liveもしています。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
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#日本語 #聴解 #japanesepodcast
Информация
- Подкаст
- ЧастотаЕжедневно
- Опубликовано15 сентября 2025 г. в 10:30 UTC
- Длительность5 мин.
- Сезон1
- Выпуск442
- ОграниченияБез ненормативной лексики