
54.ゲスト編21-1「魚骨から貨幣経済を読み解ける!? 考古学者 廣瀬氏と服部シェフが交差する”百草in 木曽谷 専門領域交差型アーティストインレジデンス”(前編)」
▼エピソード内容:
考古学者・廣瀬允人さん(名古屋大学博物館/動物考古学)/11月に玄草で予定されているアーティスト・イン・レジデンス/昨年まで木曽町に在住し発掘調査、海外発掘にも参加/学部時代はすり鉢など陶器の形態を研究→「器に何が入っていたのか」が気になり動物考古学へ/代表研究テーマは鎌倉時代の都市遺跡から出土した魚骨の分析/マグロ・カジキなど大型魚、さらにクジラ・イルカ利用の増加に注目/背景には貨幣経済の浸透—中国銭の大量流入によるコイン流通と都市需要があったという仮説/技術革新だけでは説明できない社会構造の変化/聞き手・服部大地さんの料理テーマ「トランスルーツ」と接続、「当時の器に何が入っていたか」を料理で再現するアイデアも浮上/後半は縄文や福島関所など基礎町の現場での現地収録へ続く
▼ゲスト:廣瀬 允人さん
1993年生まれ。名古屋大学博物館研究員。理学博士。専門は動物考古学。国内外での発掘調査や研究を通して過
去の人々の食について考えている。著作に『中世鎌倉における魚類の流通と消費』(2020年)ほかがある。
▼番組概要:
人口1万人以下の農村で暮らす3人が、地域の魅力を掘り下げながら、日本の未来を考える番組。暮らし、伝統、歴史を学び、今の日本を100年後に残すためのアイデアや方法を考えます。
▼毎週日曜 17:00更新
▼番組へのお便りはこちら:
ask.hitokoto@gmail.com
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▼番組ハッシュタグ:
#ヒトコト
▼MC:
👤服部大地(はっとり だいち)
1992年、北海道生まれ。鶴居村の「Heart’n Tree」シェフであり、「The Royal Express」最年少シェフ。地元食材を活かした料理に定評があり、2023年「RED U-35」でブロンズエッグ受賞。現在は食材ハンターやノマドシェフとして各地でポップアップを開催中。
https://www.instagram.com/hattori.daichi/
https://note.com/nomad_chef
👤内田将大(うちだ まさひろ)
1990年生まれ、東京都出身。株式会社ムラシゴト代表。ゼネコンで約7年間、都市開発案件を担当した後、2022年から長野県原村(はらむら)に移住。「日本で最も美しい村」連合専任の地域おこし協力隊として活動する傍ら、2024年に起業。裂織(さきおり)ブランドの推進を日々行う。
https://www.instagram.com/uchimasa07/
https://murashigoto.jp/
https://boloco.jp/
👤長屋詠一郎
1993年生まれ、岐阜県関市板取出身。20代前半は海外で暮らす。6年後、日本のことがもっと知りたいと思い、長野県木曽町に移住。写真や動画を撮りつつ、木曽谷の手仕事と日本で最も美しい村連合の繋がりを活かした一棟貸しの宿「玄草」を準備中。
https://www.instagram.com/eiichiro_nagaya.jp/
https://note.com/genso_kiso
▼番組概要:
https://murashigoto.jp/2025/02/13/1617/
▼音声編集:
Eiichiro Nagaya / 木曽の実
▼運営:
株式会社ムラシゴト
▼後援:
NPO法人「日本で最も美しい村」連合
Information
- Show
- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedAugust 10, 2025 at 8:00 AM UTC
- Length28 min
- RatingClean