流通空論

#57 「たべっ子どうぶつ」を映画化したIPビジネスの最前線(TBSテレビ・須藤孝太郎さん前編)

▼番組概要

今回はゲストに、『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の企画・プロデュースを手がけたアニメプロデューサーの須藤孝太郎さんをお迎えしました。

お菓子の定番「たべっ子どうぶつ」の映画化はいかにして実現したのか。権利問題は? 社内広報は? 誰を巻き込んだ?など、気になるその制作裏を深掘りしました。

また、同じく須藤さんが手掛けたアニメ『タコピーの原罪』を例に、あまり語られてこなかったアニメにおけるテレビ番組の編成問題についても語り合っています。

▼今回の内容

『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の企画はどのようにして生まれた? / “お菓子ユニバース”誕生の経緯 / 権利問題はどう処理しているのか / 「たべっ子どうぶつ」のどこに可能性を感じたのか / 映画化に踏み切ったすごさ / 企画はキングレコード時代から温めていた / TBSにおいてアニメは最後発 / 企画の実現にはどんな人を巻き込むべきか / 「たべっ子どうぶつ」の映画は説明がしやすい / 社内でお菓子を配る / “わかりやすさ”が大事 / 組織を大きくしていくのが好き / 『タコピーの原罪』のアニメ化構想はいつから? / 地上波を使わず配信のみにした理由 / コンテンツの配信におけるリターンは? / 全方位非独占を選択 / 独占配信の強みとリスク / “編成シェア”は実現可能? / ドラマの方がフレキシブルな編成

(用語補足)

01:18 たべっ子どうぶつ THE MOVIE…1978年の発売開始から世代を超えて愛され続けるギンビス社の動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」を、3DCGアニメーションで映画化した作品。2025年5月1日(木)に公開された。

18:33 タコピーの原罪…タイザン5による漫画作品。『少年ジャンプ+』で連載されており、2022年3月25日に完結。2025年6月28日から各配信プラットフォームにて配信が開始された。 原作が全2巻の中編程の長さのため全6話とOVA程の尺であり、またTBSが関わっているものの地上波放送は予定されておらず配信のみ。

27:00 ルックバック…人気漫画「チェンソーマン」の作者、藤本タツキ氏の長編読み切り漫画。2024年6月28日に公開された映画は、上映時間が58分と通常の映画に比べると短い作品になっている。

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▼出演:

TaiTan

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▼ゲスト:

須藤孝太郎 (アニメプロデューサー / TBSテレビ)