80.醫美停看聽

日本報報

多くの人が関心があるしみとりや脱毛といった美容医療。民間の調査会社が女性400人に行ったアンケートでは、顔ではしみ、あざ、ほくろ。体では体毛といった部分が気になる。直したいと回答しています。しかし、こうした美容医療に対し、厚労省が動き出しました。その訳は、美容医療を巡るトラブル。脂肪吸引やレーザー脱毛など、ほとんどが自由診療となっている美容医療。そのため、診療の金額や内容が妥当なのかどうかを確認する制度はありません。

国民生活センターによると、美容医療を巡る健康被害や契約などに関する相談件数は年々増加。昨年度は6,255件と、2020年度に比べおよそ2 . 8倍となっています。相次ぐトラブルについて、美容外科の医師は「美容医療の手軽なところっていうのが、やっぱりどうしても求められているニーズとして施術を受ける人たちが増えてきているので、その母数が増える分、トラブルの件数としてはどうしても増えてくるのかな。」その上で、利用する人も情報収集し、医師としっかり話すことが大切としています。こうした事態を受け、厚労省は夏にも検討会を立ち上げ、美容医療のあり方を議論する予定です。

金額の妥当性などルール設定を求める声もありますが、こちらのデータは美容施術失敗、後悔した方の割合です。調査対象は1,500人。実際に失敗した後悔したと答えた人は、この調査だと七%ほど110人いらっしゃったという現実があります。お話を伺ったのが共立美容外科医療経営部長の実藤医師です。美容医療クリニックが増えている。その中で医師ではなく非医療従事者によるカウンセリングが行われているお店があるということです。施術の効果、副作用など説明が不十分なケースもあるので、なるべくというか意識して医師にすべてカウンセリングをお願いするようにしたほうがいいという話です。

そして、実藤さんのところに最近多いのが修正治療の依頼。たるみ解消のため皮膚に入れた糸でひきつれを起こしてしまったとか、あとはヒアルロン酸を注入したことによる不自然な肌の凹凸ができたということ。その施術した医院でもう手に負えないということで、そういった方が修正治療の依頼をしてくるということが増えているそうです。ですので、ポイントとしては過度な効果をうたう広告には、ここは注意なさってください。そして施術費用の妥当性アフターケアを確認する。お店によっては当日契約すると割引ますというサービスをしているところもあるようですけど、当日に施術するということはなるべく控えて、他と比較して冷静に俯瞰して見てみるということなどがやっぱりポイントですね。

SNSなどでも、各クリニックなどがセンセーショナルな効果音などを使ったり、あとはポップに仕上げたりすることで、ものすごくハードルは下がっているんだと思うんですけれども、やっぱり医療行為だということをしっかり自分でも考えて、いろいろ比べてみるとか、調べてみるとかというところは重要ですよね。男女関わらず、身近になっているのはとてもいいことだと思いますけど、美容医療の場合は基本的にカウンセリングをして、リスクの相談があって、同意書にサインを求められますので、何か失敗が起きた場合でも、全て自己責任で泣き寝入りにということになってしまいますので、その辺はぜひ冷静に判断なさってください。

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