人をつなぐ、未来をつなぐ。 トレードオンの交渉学

#95 プレゼンと交渉の本質~「相手の立場に立つ」技術 加藤有祐

今回のトレードオンの交渉学は、「プレゼンと交渉の共通点」がテーマ。ゲストは日本交渉協会理事・加藤有祐氏。前回の「ゴールデンサークル理論」から一歩進んで、「なぜプレゼンも交渉も難しいのか?」を徹底的に掘り下げます。

話し手の熱意や論理がどれだけ正しくても、「これって私に関係ある?」と相手に思われたら、心は動きません。交渉も同じ。自分の要求をぶつけるだけではなく、相手の背景・課題・状況にどこまで寄り添えるか——そこが成功と失敗を分ける分岐点になります。

今回は、ビジネス現場のリアルな事例から「情報収集」「共感の伝え方」「行動を生むストーリー展開」まで、交渉・プレゼンに通底する「伝え方のコツ」を解説。加藤さん流「相手視点の徹底」が、家庭やプライベートでも役立つ思考法として広がっていきます。

【TODAY’S TOPICS】

◎プレゼンと交渉に共通する「成功の方程式」

・「伝えたら終わり」じゃない、相手が動くのがゴール

・相手の課題

・背景・ゴールを調べ尽くす「準備力」

◎相手視点のストーリーで心を動かす

・「御社の課題に、こう役立ちます」から始める提案

・共感の一言が信頼を生む

◎交渉現場の“NGパターン”と成功例

・自分の主張ばかりはNG、「寄り添うスタイル」が統合型交渉の入り口

◎ビジネスだけじゃない!日常生活にも効く相手視点

・家庭やプライベートでのコミュニケーションにも応用可能

お聴きいただきありがとうございました。交渉やプレゼンで「相手の心を動かしたい」方は、⁠⁠⁠「交渉アナリスト」公式サイト⁠⁠⁠もぜひチェックしてみてください。