EP#138  希望は「まれなるのぞみ」。ただし、誰にでも与えられているものでもあるのです

就職・転職の扉をひらく「ことばランド」

希望の「希」は、「まれ」、非常に少ない、とか、まばら、めったにない。という意味の感じです。元々は、さほどプラスに作用する言葉ではないんですね。希少価値という言葉があるように、極めてまれなことだから「なかなか手に入らない」。わずかしか手に入らないから、それを手に入れると価値がでる。

だから、それを「こいねがう」んです。これも漢字で書くと「希う」と書きます。手に入れたい、待ち望む、あることの実現を願い望むこと、将来に寄せる期待、というように、プラスに作用する言葉に変化します。

マイナスの言葉がプラスに転化する。面白いと思いませんか。

就職や将来を考えたときに、自らが望むもことこそが「希望」で、それはなかなか手に入らないものなんです。でも、そのマイナスは必ずプラスに転化できるということなんです。希望というのは「まれなる望みを得る」ということで、たとえ、スタートラインが違っていたとしても、これは誰にも平等なんです。ただ、口を開けていただけでは手に入らない、という事実も平等にあるなんです。

回り道をして時間が掛かってもいい。スタートラインに着くのが遅れてもいい。僕自身も周回遅れで、社会人になって、日本語とか漢字について勉強し始めたのも40歳過ぎからです。それでも、何とかやろうとした方向に舵を取ることができました。早い内から才能を開花させる人もいれば、僕のように50歳を過ぎてから、ようよう芽を出す人もいる。いまがうまくいかないから、と嘆くなら、その嘆く時間を使って半歩前に出るようにすればいいだけだから。

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