ep44-2「エスプレッソ・コーラ」/クライアントのいない描き手、作り手としての嫉妬混じりの驚き

アワノトモキの「読書の時間」

<今回の選書>「エスプレッソ・コーラ」(ゆりこさん)

こんにちは、ホシノです。今回は、前回ちらっと紹介した漫画『エスプレッソ・コーラ』について。療育の現場を舞台に描かれた本作は、ストーリーの奥行きと人物の厚みに圧倒されながらも、描線は極めて(?)素朴。上手すぎない(?)絵だからこそ、読み手が入り込める余白があるのかもしれません。…などと妙な勘ぐりをしてしまうほど引き込まれました。
商業出版でもない、編集者もいない、自費出版でもない。Kindle電子出版。それでもこれまでに世に出した巻数は90を超え、読者を引きつけ続けている模様(Amazonレビューを見る限り!)。その事実がもうすでに特異点です。

「クライアントのいない描き手」としての重さ、手がかりのなさ、続けるという行為そのものの強度。「作り手としての嫉妬混じりの驚き」が言葉を引き出していきました。

次回は、この作品から読み取れる「伝えたいこと」に少しだけ踏み込んでみますね。

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