<今回の選書>
「エスプレッソコーラ」(ゆりこさん)
こんにちは、ホシノです。前回に続き、漫画『エスプレッソ・コーラ』について話を進めます。
療育の現場を舞台に、特性や葛藤、すれ違いが交差する群像劇。読み進めるうちに興味が湧いてきたのは、支援の話というよりも、「自分をどう扱うか」というテーマでした。
「前庭感覚」「固有感覚」といった身体の基礎にかかわる話から、自分の「扱いにくさ」をどう見立て、どう乗りこなすかへ。ホシノはここで、かねてから考えていた「人間=ガンダム」説を持ち出しました。体と心と、それを操縦するパイロット(魂)の関係。もしかするとそれぞれは別物かもしれない。それぞれの特徴を知らぬまま動かそうとするとぎこちなくなっちゃいますよね。
きっと多くの人にとって、ある程度の努力はできてしまうこと。けれど、できてしまったがゆえに見えなくなる、見なくなるものもある気がします。
例えば努力によって早く起きられるようになったけど、それは自分に合っていたのか?その疑問をなぁなぁにしたまま、なんとなく大人になってしまった気もします。
漫画の話を入り口にしながら、最後は「自分を知るって、何から始められるんだろう?」という原点のような場所に立ち返った回でした。
次回は、アワノさんによる『山岳新校、ひらきました』の紹介へと続きます。お楽しみに!
Thông Tin
- Chương trình
- Đã xuất bảnlúc 11:04 UTC 11 tháng 7, 2025
- Thời lượng16 phút
- Xếp hạngSạch