NeuroRadio

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米国シアトル・ボストン在住の神経科学者2人によるポッドキャスト。 最新の研究論文紹介や基礎科学・医学研究に関する(あるいは全く関係しない)雑談、留学情報など。 感想やコメント、質問などはtwitterハッシュタグ #NeuroRadio あるいはinfoあっとneuroradio.tokyoまで。

  1. AUG 18

    #94 Timestamping academic life events onto podcast sequels – Part 4

    定期ゲスト北沢太郎さん(@kitazawa_taro) 回。直近に公開した自身のHisTrac-seqプレプリントと(と競合LagTagプレプリントの)解説回 (8/17 収録) Show Notes (番組HP): HiTrac-seqプレプリント LagTagプレプリント 北沢ラボ  Elowitz lab DANDRITE Yodai Takei et al. DNA FISH with Long Cai (Caltech) DNA Typewriter first author (Choi) Dam 元論文とかReviewとか 1 2 3 4 Dam m6A は DNA replicationまで数時間は残る 1 2 Jay Schendure やちえさんNozomu Yachie DNA Typewriter (CRISPR) ENGRAM (Enhancer-driven genomic recording of transcriptional activity in multiplex) DCM-TM (DNA cytosine methyltranferase time machine) Vas ban Steensel Jop Kind ban Steensel & Kind DamID paper dTAG degron Dam-Intein protein level translation PEST sequence Andrea Brand Dam protein level regulation with translation reinitiation in vivo VVF (AAV) Dam single cell paper (plate-based) 1 2  10x ATAC-seq single-cell CUT&Tag (10x platform) 1 2 m6A-tracer live imaging nanoCT (nanobody single cell CUT&Tag) 1 2 Gonçalo Castelo-Branco (Karolinska Institute) Plate scDamID (できる人が来た) DANDRITE Symposium Chao Sun (元Erin Schuman lab) Michael Greenberg Alex Schier Fiona Mullner Sadegh (Sadegh Nabavi) FMIはERC 75%! Thomas Kim Seth Blackshaw Editorial Notes: 今年は帰国せず北欧の快適な夏を過ごしてしまいましたが、来年はNeuro (神戸?) 行こうと思っているのでよろしくお願いします! (北沢) 論文が出るから公開タイミングを合わせる、というのはやってきたけど、競合プレプリントが出たから急いで収録・公開というのは初パターン (萩) 3年でこんなに進むもんなんですね…ってコメントしようとしたら、去年のエピソードの時点で「2年でこんなに進むもんなんですね」とびっくりしていた。来年はいくら進んでいても驚きません!(脇)

    1h 44m
  2. AUG 8

    #93 In proximity to proximal axons

    University of South Carolinaで独立した小川優樹さん(@YukiOgawaPhD)ゲスト回。AISに興味を持つようになるまでの過程、ポスドクを行ったBaylor Collegeでの研究、ジョブハント体験記、最新作Hide-and-seekに関するディスカッション、今後の展望について (2/22 収録) Show Notes (番組HP): 小川さんラボHP岡野ジェイムス洋尚ラボ(再生医学研究室)Matthew Rasband lab星でやっていた薬物依存の研究岡野ジェイムス洋尚先生慶應の岡野栄之先生パーキンソン病患者の脳内に胎児からの幹細胞を打って改善?薬物依存における神経変性: 1 2岡野ジェイムス洋尚先生が昔からやっていた研究の例院でやっていたHuCの研究 (院での研究その1, KIFの内容は論文に出してました by 小)Robert Darnell labHITS-CLIPKIFレビューAnkyrin Gがなくなると軸索がなくなる (より正確には、「軸索が樹状突起っぽくなる」でした by 小)Neuronの突起はデフォルトが樹状突起になっているようで、軸索へのspecificationにAnkyrinGが関わっています by 小小脳だとHuCが多いのtable2胎児期と大人で変わってくる (院での研究その2)軸索にはDNAがないミトコンドリアが集積する、のプレプリントAxon carrying dendriteの報告論文とリップル参加率の違いPaclitaxelを培養ニューロンに処理すると軸索が増える:1 2以前に留学していた吉村武先生International Society of Neurochemistry (日本神経化学会の国際学会)の合宿、advanced school神経化学会の雑誌で記事を書いています by 小山本先生ラボ (その後ゲストとして登場して先に公開されてます)MD Anderson Cancer CenterAISのタンパク質をBioID法で網羅的に解析した論文BioID法、元論文UCLAでの共同研究先:UCSFでした、間違えました(泣) by 小Adelson FoundationsMattラボで最初に出したRanbp2論文抗体のクオリティ問題に関するエッセイAAV crude prepのAllenのプロトコルHide-and-Seek論文ではHEKを凍結融解しない方法を採用しています。細胞を壊さないためToxicな成分が少ないのかなと思ってはいますが比較したことはないです。 by 小HiUGE法 (HDR非依存ノックイン)Mattラボでのメインワーク 日本語の記事SLENDR (HDR依存ノックイン)vSLENDR (HDR依存ノックイン)HITI (HDR非依存ノックイン)Split Cas9smFPスパゲッティ・モンスター教宮脇敦史先生の蛍光タンパク質の本TurboIDUltraID日本で開発されたAirIDは直接相互作用しているタンパクの同定に適しているそうです論文中で使った抗体依存的なビオチン化 1 2 3同時期に出た、permeabilitzation後にラベルした論文 (共同研究その1)Split TurboID高野さん高野さんの三者間シナプスでのSplit-TurboIDSubhojit Roy共同研究その2共同研究その3五十嵐先生井上さんご夫妻Outlookでエキスポートする方法Carolina Autism and Neurodevelopment (CAN) Research CenterUniversity of South CarolinaのDepartment of Biological SciencesThe Medical University of South CarolinaHide-and-Seekのプレプリント(が論文になったもの)Gephyrinはどこまで重要か、の議論Taniguchiさんのシャンデリア論文MADMCiliaセロトニンレセプターが良く出ている池谷研からBLA axo-axonic cell のgenetic labelingIntersectional な方法でのaxo-axonic cell labeling興奮性に働くAxo-axonic synapsedevelopment中のGABAは興奮性大学側がNIHを書くなと言ってくる例Zillow (普通留学中はアパートを借りると思いますが、一軒家を借りようとしたので手間取りました。アパートなら普通に借りれたと思います。前ボスからは「5年以上住むなら家を買うのはあり」と言われました。 by 小)羊土社の留学本近接依存性標識プロトコルの本分生でのシンポジウム この度は呼んで頂きありがとうございました!ジョブハントは業績も大事ですがマッチングも大事です。論文がトップジャーナルに載らなくても採用のチャンスは十分にあると感じました。またこのラジオで神経分子研究の面白さが少しでも伝わっていれば嬉しいです。研究内容などに興味・ご相談のある方はお気軽にご連絡ください (小川)使ったことはないものの学びたかった手法が盛りだくさんだったので役得感ありました(萩原) 追記:公開までに半年空いた(revisionお疲れ様でした)ので聴き直してみましたが、全然内容覚えてなかったので再び学びがありました。使用しているメソッドの特徴が「これを解析するために作られた!」というくらい興味対象にピッタリとハマっているのが印象的でした (脇)

    2h 43m
  3. JUL 12

    #92 Researchat

    Klecknerラボ、この秋からUMass アマーストで独立予定、Researchat.fmのTadasu Nozaki (@tadasu443)さんがゲスト。大学の近況、ジョブハント経験談、独立後の研究の方向性、染色体ペアリング馴れ初め、授業計画、遺伝研での生活について (5/25 収録) Show Notes (番組HP): Researchat.fmKlecknerラボ … Nancy Klecknerは本当に偉大な研究者だと思う。一緒に仕事できてよかった (tds)。博士の時の代表的な仕事 1 2 …前島先生、そしてたくさんの方にお世話になりました(tds)ポスドクの仕事:Rapid homologue juxtapositiontadasuの留学紀五十嵐さん回 1 2 3 4の就活ノート … 本当にすばらしく参考になりました 。ありがとうございました。(tds)安田さん回 … 背中をおしていただいた回。Ryoheiさんの「アメリカで研究続けるの?」というストレートな問いに、NRの二人がもにょっているのがいい (tds)Jeff Lichtman … 名前ど忘れ&読み方分からなかった... (tds)NeuroRadio聴いたほうが良いっすよ … 本当にNRの人気が高い (tds)ハンナグレイフェローシップ辞めるか否かコロンビアは謝ったけど結局予算止まっている永島さんラボStadtmanUMass Department of Biology … tadasuの就職先ハエはテストチューブ、山本さん回 1 2キバハリアリは染色体が1本 … 遺伝研今井先生の研究アリとかハチは半倍数性シダの一種だと1000以上 … Ophioderma pendulum L (n= c. 630) Ninan 1958 Cytologia, 日本メンデル協会のキトロギアから出版されていた。ウチダザリガニ300とか … 2n=376 by NiiyamaカモノハシはXY染色体はたくさん … X1,X2,X3,X4,X5, Y1,Y2,Y3,Y4,Y5ホエザルの性染色体クモの性染色体Trillium (ブルワリー)エンレイソウ北大の校章相同ペアリング中の染色体の絡まりコムギは85%がリピート染色体のばらつきと適応度  … 折角ふっていただいたのに、適当な議論だったかもしれないと反省。帰国後、やっと読むことができた鶴崎先生のご著書の中で、ザトウムシと染色体のばらつき、適応度、移動性に関する議論がしっかりされていた。もうちょっとよく考えたい。鶴崎先生のザトウムシ本、面白すぎるので皆様にぜひ読んでいただきたい (tds)Hi-CdCasでのラベリング石黒さんCloneSelect齋藤さんNR出演回 1 2 3前島ラボ … 前島先生には本当にお世話になりました。世界最高峰のクロマチン・染色体研究ラボの一つだと思いますのでご興味がある方はぜひ訪問してみてください(tds)。30 nm ファイバーはアーティファクト、2008年論文、2012年論文1、2012年論文2少数性生物学 … あまりにも最高すぎてよかった。未だに少数性について考えている。少数性reunionやってほしい。今ならいろいろ議論できることもありそう。(tds)永井先生ディクティの面白い生態 … このニュースレターのP.17で堀川先生が議論されている、細胞何個で子実体ができるのか問題。実はディクティは減数分裂に非常に重要なSpo11とRec8というタンパク質のホモログを持っておらず、その実態は謎に包まれている (tds)。Denoisingの論文平岡先生Horsetail Movement論文分裂酵母と出芽酵母の減数分裂方法の違い … 分裂酵母は染色体が少なくてみやすい。が、真核生物で広くみられるsynaptonemal complexがない(似たような構造はある)。そして、crossover interferenceも分裂酵母にはない。出芽酵母にはsynaptonemal complexとcrossover interferenceの両方がある。組換えの分子メカニズムは良く保存されている。岡田先生野地先生少数性生物学トレーニングコース … 最高だった(tds)Woods Hole MBLのトレーニングコースAlphaFold3のコード公開に関するゴタゴタDDBJアメリカの気象情報が無くなる?Cas9と配列は似てないが構造が似ているもののスクリーニング … LLMで生成してAlphafoldで予測、その中から良さげなものを人力でチェック!といいつつこれも一年前の論文なのでその後の動向をチェックする必要がある。50%ではなかったかも...FoldseekJerry Chenの論文について扱ったNR回浜ホトのORCA-Quest (最新型の2)ORCA-Fusion BTAndorのiXon EMCCDORCA-Flash (最新型の4 v3)W-View Gemini木下Jr: 安田さんの大学院時代の指導教官、故・木下一彦氏Gemini を使った仕事(再掲)ScanImage8個同時パッチ in vitro のコンフィグレーション酵母のTetrad dissectionGitHubをラボノートにするリサーチャット蛇口回Towards an understanding of the mechanism of heredity by Whitehouse … 読み比べた中では、メンデルからChromosome theory, crossover, linkage, mutation, geneまでの導出がすばらしい。クセが強すぎるのは間違いないが、遺伝学は実験に裏打ちされた論理的推論の学問であることを感じさせられる。論理的推論による遺伝学の研究系譜をちゃんとまとめたい (tds)。A history of genetics by Sturtevant PierceかGriffiths の教科書が、一般的なものの中では良さそう (tds)。物語 遺伝学の歴史 … 宮脇書店をぶらぶらしていたら見つけた平野先生の本。本当に内容がすばらしい。参考になるとおもったら上記のSturteavantの本を一部参考にしているとのことでした。入門として、そして研究者にも知識の整理としておすすめの本です。京都大学吉川秀夫先生の解説もとても参考になった(tds)。遺伝 … 1947年刊行。遺伝学普及会が作成している(隔?)月刊誌。某大学でバックナンバーを読んでいる。あまりにもおもしろすぎてまだ遺伝研が設立(1949)する年まで到達していない。遺伝学者がこれだけ自由闊達に議論している長期雑誌は世界にも類を見ないのではないだろうか。日本帰国時にちまちま読んだとして、最新号に到達するまで何年かかるのやら...1948年のどこかに書かれていた東北のあっぴ様(方言であひるらしい)という短脚の家系に関する調査はあまりにもおもしろくて圧巻だった。ルイセンコ騒動下の議論も生々しい。いつかセレクション集をつくりたい (tds)。菅野さんNR回小さいオンラインセミナーMAYosis 2023 … 小さいといっても参加者は数百人(?)ぐらい。このセミナーで私の研究の話を初めて聞いたという人も多く感謝している。運営の方々に感謝です (tds)COSYNE遺伝研総研大Vanderhaeghen lab岩田さん鐘巻ラボ西村さん渡瀨 成治さんa href="https://www.zlab.bio/" target="_blank" rel="ugc noopener

    2h 57m
  4. JUL 5

    #91 Neuroscience needs behavior: towards pluralistic neuroscience

    NYU Long/Buzsakiラボの、藤島悠貴さん(@yfujishima_) さんがゲスト。近況アップデート、最近出た唄うマウスの行動解析論文、Krakauerのオピニオン論文を元にした議論、など (6/15 収録) Show Notes (番組HP): Michael LongGyuri BuzsákiPaul GlimcherDmitriy AronoがHHMIとったAttila LosonczyAlex WilliumsFlatiron InstituteEero Simoncelliダグラス・ウェバーのコーヒーミルSimonsさん亡くなったSimonsのブリッジグラントが再編成されてFellow-to-Faculty (FtF)にTime warpingのメソッドInternational Brain Laboratory (IBL)Caleb Kemere唄うマウスの行動解析論文: Fujishima and Long, 2025(補足)サーマルカメラを直接SLEAPに突っ込む: 16bitで保存された生データに対し、背景除去などいくつかのヒューリスティックな前処理を行った上で、8bit動画に変換し、SLEAPに流しています。詳細はメソッド欄をご参照ください。(藤島)コスタリカでのフィールドリサーチティンバーゲンは、species-specific behaviorを、その種に特有の本能的な行動と定義しており、学習を必要とせず、生得的に備わっている(ただし、学習によって全く変化しないという意味ではない)定型化された行動パターン(action patterns)を指している。一連のパターン化された動きは、特定の外界刺激(releasing stimuli)によって“解放”(release)されることで引き起こされるとされている。また、これらの行動は外的刺激だけでなく、ホルモン状態などの内的要因にも影響を受ける。1951年に刊行された『The Study of Instinct』において、ティンバーゲンは自身の代表的なイトヨの研究をはじめとした具体例を通じて、これらの現象について詳述しており、この本は、1940〜50年代の英語圏において主流であった実験心理学、特にパブロフらの影響を受けた行動主義(内的状態に依拠せず、観察可能な行動のみを実験室で科学的に扱う立場)に対して、一種のアンチテーゼを提示するものとなった(らしい)。(藤島)歌い返すのにneocortex (orofacial motor cortex)が必要ということを示した論文 Arkarup Banerjee lab2wkだまるのcitation歌う姿勢(YouTubeビデオ)David Schneiderのポスドク時代のcollorary dischargeに関する論文Neuroscience needs behavior: correcting a reductionist biasJohn KrakauerMarrの3つのレベル — computation, algorithm, implementationHubel and Wiesel68年〜などと言ってますが、正確には方位検出の初出が1959論文、 algorithm (+implementation予測)の提示が1962論文 (Fig19)。(補足)computationが線を検出すること、algorithmがいくつかの丸型の受容野を持った細胞が一つの細胞に入力することで線に対応する受容野を作りうるという模式図、そしてimplementationが丸型需要野を持つLGNの細胞がV1L4にconvergeすること。(萩)ImplementationのH&W予測が凡そ正しいことを示せた2018年のScanziani論文Degeneracy: この文脈では同じcomputationを成り立たせるalgorithmが複数ありうること、もしくは同じalgorithmを成り立たせるimplementationが複数あること。Eve Marderはよく、あるneuronのoutputのパターンが同じでもそのneuronにinputする細胞群のパターンが異なりうる、という文脈でよくcircuit degeneracyと書いている。Neuroscience needs evolutionNeuroscience needs behaviorのオマージュ: evolution(先述)、psychology, Network science 全然違うNeuroscience needs behaviorCris Niell哺乳類とは全く独立して進化したタコの目の仕組みEve Marderが”toleranceと”mechanism”の粒度について語るポッドキャスト回 (Night Science)Johnson-Lindenstrauss Lemma: 高次元のデータを低次元に写しても、データポイント間のpair-wise distanceはほぼ保たれるという定理。(Chen and Pesaran, 2021 に軽くmentionあり)Krakauer兄弟同時出演ポッドキャスト回 (Brain Inspored)Current Biology: John and David KrakauerSchultz, Dayan, Montague - ドーパミン界の金字塔(ほぼreview)論文の裏話 (JNSのシュルツの自伝、pdf直リンク)Hodgikin-Huxley model論文結果としてNaとKチャネルのサブユニット数や機能を予測していたYael Niv氏の似た趣旨の論文Nathaniel DawNIHの論文をオープンにしないといけないという新しいポリシーAllen Instituteのbehavior & ephysオープンデータセットKen Harris日本がメリケン脱出組に700MHHMI Hannah Gray FellowshipやめたAng Leeさん(映画監督)ハルクに変身した主人公が怒りに任せて研究所を破壊するシーンDeepMindのLLMが医者AIがリアルな医者の診断能力を超えたという論文: text chatという点は留意海馬の表彰はgoal directedなaction planであることを示した論文Tank研の論文Dick Tsien ディスカッションとても楽しかったです。物事を理解するとはどういうことなのか、それこそジョンがどこかで「科学者は哲学し続けなければならない」と言っていたのを思い出しました。またオフラインでも議論できることを楽しみにしてます。 (藤島)などといっていたら中東+メリケン戦争みたいになってしまい大変残念。Weizmannではミサイルでラボが7-8個(物理的に)消し飛んだとのこと。やれやれ。壁か卵のどちらかでいうと常に卵の側でいたい、という気持ちはあるのだが、100%の壁も、100%の卵も、そんな完璧な物はどこにも存在しないのだろう。ピース。(萩)グラントの評価ではHypothesis drivenな研究が好まれるらしいのでNatural behaviorの研究を書くのはより挑戦的な印象。でも探索的な研究はもっと増えてほしいですね(脇)

    2h 57m
  5. JUN 27

    #90 Discourse on the method of rightly conducting intelligence research — Part2

    Allen Institute, D3の伊藤慎也 (@shixnya)さんゲスト回、後編。釣り生活、SC (superior colliculus)での音表象の仕事、Allenに移ってからの仕事、LLMの発展による日々の仕事への影響、など  (6/20 収録) Show Notes(番組HP): Walmart なんでも売ってる全国チェーンのスーパー。銃も売ってる。Rockfish メバル(?)SCの音のspatial map論文 (Ito et al., 2020)頭部輸送(伝達)関数、Head-Related Transfer Function, HRTF音のタイミングの差で音源定位、トリは脳幹のディレイラインでやっているが、マウスはどうやら違う、というコメンタリ論文。 解説:バットなどの小さな哺乳類でInteraural Tining Difference (ITD)が定位に機能しないのはわかっていて、その外挿としてマウスもITDを使用しないだろうということは言われていました。2020の論文はITDがSCの Spatial RF および空間マップに寄与しないことを言っていて、behaviorの実験はしていないので、他の脳部位の活動にITDが寄与する可能性は排除しません。SCのマップに関してはマウスでの最初の論文になるのでそれに対してどの要素(ILD, ITD, Spectral)が影響しているかについても最初の報告となります。(伊藤)Tucker-Davis Technologies (TDT) マルチセンサリー論文SCのvision mapを崩すEph genetic manipulationモデルとその応用Camplanola, Seeman et al. 2022 大規模にマルチパッチしてconnectivityを調べたAIBSのin vitro electrophysiology部隊のflagship論文去年出た伊藤さんのvisual-behaviorのcell-typeモデル解析論文Change detection taskMarinaのplatform paper、VIPのsurprise表象が主なfinding (気づけば最初のプレプリントから既に2年経っている)Stabilized supralinear network by Ken MillerAlexの同データセットをHMM-GLMで解析した論文MarinaのeLife (Visual Behavior部隊の1st Gen Flagship論文)Shohei Furutachiの論文、上記のplatform paperとコンセプトがやや被ったSimuationでマルチパッチと対をなす元データの一つ:EMでconnectivityを大規模に調べた仕事 (MICrONS)Billeh et al., 2020 元になったAntonのグループの大規模シュミレーション仕事の前作Scanziani-Lienモデル: Lien&Scanziani 2013, 2018Mrsic-Flogelのlike-to-like connectivityを実験的に示した一連の仕事 1,2,3Wolfgang MaassのTensorflowトレーニング論文NVIDIA A100ADAMオプティマイザExponentiated ADAM Exponentialと言い間違えていましたが、正しくはExponentiatedですね(伊藤)Transformerの初出は2017年Matthew Botvinick 気づいたらなぜかYaleのLaw SchoolにいるAntonは小説家A. BrainAge of Cindyユヴァル・ノア・ハラリ21 Lessons for the 21st CenturyNexus: A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AIサピエンス全史銃・病原菌・(鉄) ジャレド・ダイアモンド伊藤さんの新潟での登壇予定:Advances in Brain Modeling and AI applications (7/25に本学会) Connecting Digital Brains Across the World (7/23のサテライト) Editorial Notes: 収録した話を聞いてるとこの人NeuroscienceそのものよりNeuroscience周辺の技術の方が好きなんじゃないの、と思いました。Neuromorphic chipに触ってみたいです。(伊藤)スマブラ強化学習とNVIDIAの株価の話をするのをすっかり忘れてました。あと”北大卒で音源定位”というとどうやってもマークKonishiなわけですが、その話をするのも忘れました。また次回のお楽しみということで (萩)Blue Brain Projectみたいなのを想像していましたが、それとは違ってプロジェクト毎に目的が設定されていく感じが新鮮でした。シンポジウム楽しそう (脇)

    1h 36m
  6. JUN 27

    #89 Discourse on the method of rightly conducting intelligence research — Part1

    Allen Institute, D3の伊藤慎也 (@shixnya)さんゲスト回、前編。Allenの理論・計算部隊の実態、札幌での高校〜大学学部時代、インディアナ〜サンタクルズでの理論素粒子物理から実験神経科学への転身、科学哲学、など(6/20 収録) Show Notes(番組HP): SfN@SanDiegoは2013年でしたMindScopeChristoph KochCamplanola, Seeman et al. 2022 大規模にマルチパッチしてconnectivityを調べたAIBSのin vitro electrophysiology部隊のflagship論文D3: Center for Data-Driven DiscoveryD3のDirector公募中Uygar Sümbül (はD3ではなくてAIBSであることに初めて気がついた)Stefan MihalasMichael BuiceAnton ArkhipovLearning mFISHMarina GarrettPeter Groblewski札幌南高校響け!ユーフォニアムソクラテスの弁明ソフィーの世界能をつかんとする人 from 徒然草(吉田兼好)英語は絶対勉強するな!Peter Higgsユーイング装置によるヤング率測定John BeggsAlan LitkeSotris MasmanidisUCLA Silicon probe 萩原が昔使っていたのは128”D”Nでした。Nano-ZIntanDavid FeldheimNiel and Stryker 2008Jianhua CangMarcus MeisterFu/StrykerのVIPの論文(2014)Michael StyrkerKilosort: spikesortingのアルゴリズム+softwareパッケージ 最新版の4の論文Neuropixels1.0の最初の論文(2017)伊藤さんのUCSC時代の最初の論文(2017) Editorial Notes: 人生を大きく左右したキーワードの一覧を見ると、なんとなく心をつっつかれるような気持になります。他の人には何でもないものなのかもしれませんが。(伊藤)東京支部・海外支部があるぐらい高校のOBOG会(六華同窓会)が強力なのですが、卒業後に登録等一切してないので行方不明者扱いだと思います。大学の同窓会もそうですが。(萩)ローテーションで別分野の研究や様々なラボの文化を体験する、というのはやってみかったことの一つ。やる側は大変だとは思いますが。(脇)

    2h 8m
  7. APR 17

    #88 Absolutely not absolute

    予算カット、2年ルールWaiver、資産運用への影響、メールでのコミュニケーションなど。論文紹介は、実装が簡単な高速FLIMと、Sequeincing by expansion (4/9収録) Show Notes (番組HP): 渦中のハーバード(pdf) コロンビアのNIHグラント停止 Hiring Freeze Announcement デモに参加したらビザ停止 Stand Up For Science Twitterで告知 2年ルールのWaiver 濱崎さん回 401(k) iDeCo Reddit: Fire Flow Chart Version 4.3 Reddit: 401(k) max vs mortgage payment 三権分立の憲法への反映はアメリカが先 五十嵐さん回 1 2 3 4 NSFはFellowshipを出す数が半分に Redditに降臨 2ちゃんに柳沢先生ご本人登場 マウスも毛むくじゃらに のプレプリント 狼復活 論文紹介 論文1:Absolute measurement of fast and slow neuronal signals with fluorescence lifetime photometry at high temporal resolution Sabatini (弟) ラボ 安田さん回 Jablonski図 Time DomainでのFLIM計測のわかりやすい図 (pdf, これの7ページ目) Frequency Domainとの比較に使った図 (pdf) 注:PMTからのシグナルも位相をズラすと返答してしまっていますが間違いです。(萩) Fiber Photometry を流行らせたのはDラボ ロックインアンプ FLIM用のcAMPセンサー Wash UのYao Chen CholinergicセンサーFLIM転用 Becker & HicklのFLIM Instant FLIM 前にSabatiniラボのプレプリントを読んだ回 David AndersonのState論文、たとえば 1 2 3 脳の温度は結構変わる pHも睡眠とかで変わる 未来予想回 齋藤さん回 1 2 3 論文2:Sequencing by Expansion (SBX) – a novel, high-throughput single-molecule sequencing technology ナノポアレビュー Dpo4 CMOSによる並列化の例 ONTのNanopore ONTを使ったリード精度benchmark研究 階段状の建物 元根さん Protein Sequencing 日本語解説 本社のプレスリリース 動画 Editorial Notes: The Apprentice の参加者になった気分です (脇) 大学の自治を守るのは大変重要ですが、ファカルティは大学側の政府への抗議をどう受け取ってるんでしょう。しかし、9 billionだったり2.2 billionだったり、桁が大き過ぎてもうよくわからなくなってきました(萩)

    2h 15m

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