oar night radio #4 展覧会トークアーカイブ「シグナルと制作」 収録日:2023年12月17日18:00-19:30 会場:駒込倉庫(水上愛美、若林菜穂「静かの海」展会場) *本収録は駒込倉庫で開催されたトークイベントを会場で録音したものとなります。 - 【話し手】 榎本耕一 富田正宣 本山ゆかり 水上愛美 若林菜穂 - 絵画のなかで描かれる記号性や物語、絵画と世界との関係をそれぞれの領域で追求する作家3名を招いてクロストークをおこないます - 榎本耕一(えのもと・こういち) 1977年大阪府生まれ。金沢市立美術工芸大学卒業後、同大学大学院博士前期課程中退。古今東西のモチーフをサンプリング、融合させながら、古代から現代までの物語を過密な情報と共に絵画へと昇華する。2020年以降の近作ではこれまでに習得してきた技法を操りながら、特に現代の都市と人々に焦点を当てた作品を制作している。近年の主な個展に「Against the day」Nonaka-Hill (ロサンゼルス /2022)、「あいまいのしるし」金沢アートグミ(石川 /2021)、「NEW LIFE !!」TARO NASU(東京 / 2020)、「わたくしは鳥に抱き竦められて生きている」soda(東京 /2020)、「ストーン」TARO NASU(東京 /2017)、「超能力日本」HAPS(京都 /2015)など。 - 富田正宣(とみた・まさのり) 1989年熊本県生まれ。2013年に東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。身の回りの些細なモチーフや風景を収集し、その記録や感覚、物語を抽出するようにして、主に複雑な色彩と豊かなマチエールの絵画を制作する。具象にも抽象にも捉えうる油彩画は、作家が知覚する現象や世界の姿を包摂する。近年の主な展覧会に、個展「lamella」 HIGH ARTS PARIS(パリ /2023)、「LE BISCUIT À SOUPE」HIGH ART ARLES(アルル /2022)、個展「ユーセン」KAYOKOYUKI(東京 /2022)、「LA CONSTITUANTE」Parliament( パリ /2021)、「Emerging Japanese Painters」 SHOP Taka Ishii Gallery( 香港 /2021)、「Studio Exhibition」大野智史スタジオ(山梨 /2018)など。 - 本山ゆかり(もとやま・ゆかり) 1992年愛知県生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院油画専攻修了。線や支持体、地と図など、絵画や鑑賞行為に関わる諸要素を分解・再構築する過程、あるいは記号とその受容との間に絵画表現を希求する。複数の異なる色の布を繋ぎ合わせ支持体とする「Ghost in the Cloth」、数字をモチーフとした「Plate」のシリーズ等で知られる。近年の主な展覧会に、個展「この世、受け皿」Yutaka Kikutake Gallery (東京 /2022)、「VOCA 展」上野の森美術館(東京 /2022)、「現代美術のポジション 2021-2022」名古屋市美術館(愛知 /2022)、個展「コインはふたつあるから鳴る」文化フォーラム春日井(愛知 /2021)など。 - 【話に出てきた本・テキスト・作品】 ・トマス・ピンチョン著、佐藤良明訳『重力の虹』2014年9月発行 (新潮社) ・テッド・チャン、浅倉久志・他訳『あなたの人生の物語』2003年9月(ハヤカワ文庫) ・カート・ヴォネガット・ジュニア、伊藤典夫訳『スローターハウス5』1978年12月 (早川書房・ハヤカワ文庫) ・ゆでたまご『キン肉マン』1979年-(集英社) ・林田球『ドロヘドロ』2000-2018年(小学館) ・庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』1995-1996年 ・河合隼雄『影の現象学』1987年12月 (講談社学術文庫) ・笹井宏之『えーえんとくちから』2010年12月(PARCO出版) - 【話に出てくる展覧会】 ・特別展「やまと絵 ー受け継がれる王朝の美ー」2023年10月11日〜12月3日@東京国立博物館 平成館 (東京) ・「デイヴィッド・ホックニー展」2023年7月15日〜11月5日@東京都現代美術館 (東京) - 水上愛美、若林菜穂「静かの海」2023年11月25日〜12月17日12:00-18:00(月火水休) 駒込倉庫 東京都豊島区駒込2-14−2 - oar press (https://oarpress.com) ----------
Информация
- Подкаст
- Опубликовано29 февраля 2024 г., 11:34 UTC
- Длительность1 ч. 59 мин.
- Выпуск4
- ОграниченияБез ненормативной лексики