ひろこ先生と家族を考えるラジオ

ひろこ先生&まっつー&シホっぴ

家族支援の専門家・渡辺裕子先生(家族看護学)のお話しを聴きながら「家族」について考えるラジオです。 「家族」であるがゆえの問題。 家族に何か起こってもなかなか外では話しにくい。 「誰にも相談できない」と思っている方も少なくありません。 そもそも「家族」ってなんでしょうか? 家族支援の専門家の視点から 一般のご家庭に起こる様々な「家族の問題」に 解決の糸口が見つかることを願ってお届けします。 インタビュアー / まっつーの回ではより深く。 インタビュアー / みーちゃんの回ではより分かりやすく。 この番組を通じて、一緒に「家族」について考えていきましょう。 ご意見・ご感想もお待ちしています。 ▼番組へのお便りはコチラに https://forms.gle/nDWmAW7X5qwpdVSa7 ▼番組補足note https://note.com/hiroko_sensei/ ※毎週火曜日配信 #家族関係リテラシー #人間関係リテラシー #家族支援 #人間関係見える化シート

  1. s2-#43 s3エピソード7 隠しごと

    12시간 전

    s2-#43 s3エピソード7 隠しごと

    夢を掴むためLAへ向かうレベッカと、その旅に付き添うジャック。ベトナムへ向かうケビンと、同行するゾーイ。2つの旅はいずれも、片方が深いトラウマを抱え、もう片方は心の距離を縮められないもどかしさや疎外感を抱いています。互いに向き合い、関係を築いていこうとする2組の姿が描かれます。 キーワード: 戦争トラウマ、戦争神経症、サバイバーズギルト、ポリヴェーガル理論、闘争(Fight)、逃走(Flight)、凍りつき(Freeze)、解離的健忘、PTSDと記憶、海馬、安全基地の希求、自己保護、トラウマ・インフォームド・ケア(TIC)、身体性 戦争トラウマ:戦争に伴う過酷なストレスや体験が原因で心に傷を負い、精神的な障害を引き起こす状態。 サバイバーズギルト:事故や災害などの死を伴う出来事から生還した人が、自分が生き残ったことに対して抱く強い罪悪感を表す言葉。心に深い傷を受けたことで表れる心的外傷後のストレス反応の1つとされる。 ポリヴェーガル理論:神経科学者スティーブン・ポージェス博士によって提唱された理論。私たちの自律神経系(ANS)がどのようにして感情、社会的行動、ストレス反応に影響を与えるかを説明するもの。 トラウマ・インフォームド・ケア(TIC): 支援者が相手のトラウマ経験の可能性を考慮し、トラウマに関する知識と適切な対応を身につけて関わる支援の枠組み。支援対象者の心理的な安全確保を重視し、トラウマの影響を理解した上で支援関係を再構築することを目指す。 参考リンク https://www3.nhk.or.jp/news/special/senseki/article_121.html 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    45분
  2. s2-#42 s3エピソード6 カムサハムニダ

    9월 8일

    s2-#42 s3エピソード6 カムサハムニダ

    パートナーをどうエンパワーできるか。支え合いのかたちが随所に描かれ、パートナーシップの真の強さについて考えさせられる回でした。   ◯若き日のジャック 感情を発散するため、ボクシングをするジャック。ある日、ジャックは負傷して帰宅。禁止しかけるレベッカですが、彼の逃げ場は奪えないと考え直し、代わりにヘルメットをプレゼント。趣味への理解を示します。 父との繋がりを確信したいランダルは、父からボクシングを教わりたい一心で、嘘までつきます。この一件を夫婦で話し合う様子や、ランダルを安心させる言葉をかけるジャックが印象的です。 ◯助けを求める力 失業の痛みの中で、ガールスカウトのクッキー販売にも苦戦し、精神的に追い詰められるベス。デジャの言葉に後押しされ、初めて、ランダルに心の中の窮状を打ち明け、頼ります。 ◯背水の陣 居住地から離れたフィラデルフィアで選挙活動を始めたランダル。地元支持は得にくく苦戦します。韓国系アメリカ人ジェイウォンとの出会いを好機ととらえ、韓国系住民へのアピールを強化する作戦に。さらに、ベスにチーム参加を打診します。 ◯頼るべきは実母?! 母親になる不安をレベッカに打ち明けるケイト。妊娠や出産の不安は同性である実母についつい話したくなるもの。レベッカは、新米の夫婦でよく話して決断をして家族を築いていってねと、バウンダリーを引き、勇気づけます。 ◯ケビンの執念 写真に写るベトナム人女性と父の関係が気になるケビン。ゾーイと一緒に現地に調査に出向けば、真相にたどり着けるのではないかと期待し、打診します。 キーワード:父子の一体感、子供の嘘と親の対応、弱さの開示、頼る力、巻き込む力、母子密着、親離れ子離れ、実母と娘のバウンダリー 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    42분
  3. s2-#41 s3エピソード5 トビー

    9월 1일

    s2-#41 s3エピソード5 トビー

    この回では、トビーの生い立ちと、彼が長くうつと向き合ってきたことが描かれます。 幼少期、両親の口論を目の当たりにし、母親はうつで寝込む時期もありました。面前DVの被害を受けた彼は敏感な子どもとして成長し、幼い頃から抑うつ傾向を抱えていました。それでも、ひょうきんさで場を和ませながら、家族をケアする役割を担ってきたことがわかります。 ●パートナーの支え ケイトはこれまでトビーに支えられることを当然と感じていましたが、彼の不安定さを目の当たりにし、自らも支え手となろうと意識を変えます。また、二人が出会った頃、トビーはうつから回復した直後であったことも明かされます。 ●恋人との関係を深める 一方、ゾーイは旅行先でシルクの枕カバーを忘れますが、その理由をケビンは理解できません。黒人女性として不可欠なスキンケアやヘアケアの習慣、そして人種差別の経験を一つひとつ白人の恋人に説明し続けることに、どれほどの価値を見いだすか――ゾーイは自問します。ケビンがどこまで理解できるのか不安を抱きながらも、知ってもらうに値することだと真摯に向き合う決意を固めます。 ●家族を支えた人 ジャックを失って基盤が揺らぐ家族一人ひとりを気遣い、そっと支え続けているミゲールが描かれます。 キーワード 面前DV、トラウマの侵入症状、複雑性PTSD、微笑みうつ病、躁的防衛、過剰適応、見捨てられ不安、愛情地図 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    45분
  4. s2-#40 s3エピソード4 ベトナム

    8월 25일

    s2-#40 s3エピソード4 ベトナム

    1970年度の抽選による徴兵(当時、志願兵のみでは足りなくなり、抽選が行われ、その様子は、テレビ生中継されました。)。不運にも、20歳を迎えるジャックの弟、ニックの誕生日が呼ばれてしまいます。心疾患があり徴兵されていないジャックですが、戦地から送られてきた手紙を見て、これ繊細で気弱な弟が心配になり、弟を守りたい一心で志願します。現地で再会する日を目標に入隊する、というのは日本軍では考えにくいのではないでしょうか。 ベトナム戦争で従軍している若き日のジャック。機械工だった、という話は全くの嘘。リーダーシップを発揮して隊を率いていました。 ジャックについて明かされたいくつかのこと。 ①戦地では機械工ではなく、従軍しており、信頼され、隊を率いるリーダーだったこと。 ②火災の時にジャックだけ亡くなったことは、既往の心疾患が原因である可能性。 ③アルコール依存の家族の病歴。ニック誕生のシーンで、ジャックの祖父がアルコール依存度が高く、一方でジャックの父は、反面教師にして飲んでいなかったこと(のちに酒乱に)。 ④ジャックが子育てをする際に、子供達の頬に手を当てて落ち着かせるシーン(Just breathe息を止めないで)。これは負傷して帰国した頼れる同胞ダニーから受け取ったことだということ。 ●やってみよう● 時間をとって、家系図、ジェノグラムを書いてみよう!遡れるだけ遡り、どんな人物だったか、考え方の癖、体質、など知っている限りのことを書き出し、さらに、社会背景、時代背景を付記します。自分の育ちについて、父母の育てられ方について、人格形成について‥何かが見えてきますか? キーワード: ティム・オーブライエン(戦争小説家)、知覧、特攻 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    27분
  5. s2-#39 s3エピソード3 3人のケイト

    8월 19일

    s2-#39 s3エピソード3 3人のケイト

    体外受精の手術を受け、麻酔下にいるケイト。夢の中で、現在の自分、幼少期の自分、思春期の自分、そして父ジャックが登場し、互いに対話を重ねます。不安や恐れを認識し、それでも良い未来が待っていると期待感に包まれ、眠りから目覚めます。 ●性的役割分担  時は1960年代。レベッカの母は、“良き主婦”と書かれた家庭雑誌を愛読する典型的な家庭的女性。一方、レベッカは、多くの女子が選ぶ調理の授業を抜け出し、男子ばかりの木工の授業へ。既存の家庭的な女性像に縛られない姿が描かれます。 ●ジャックの夢everyone to be “ok” あなたの夢は?とレベッカに問われ、仕事があること、家庭を持つこと、と答えるジャック。面前DVを受けて育ってきたジャックにとって、家族一人一人の安心を守ることこそが何よりも代え難い夢であることがわかります。急に訪れてきた元彼アランと出会ったばかりのジャック。それぞれの育ちの背景。レベッカは、どちらと人生を共に生きるのでしょう。 ●父のように、ケイトを支える、とは 義理の兄弟同士で、義理の家族同士の関係や自分自身のメンタルの弱さ、周囲に与える印象とのギャップなどについて率直に話すトビーとランダルも印象的でした。一方で、解雇されて不安定なベスを置いて、国を横断してまでケイトのもとに駆けつける様子については、バウンダリーをこえているとも言えるし、文化的違いについても、考えさせられるものがあります。 この回では、ジャックの戦争体験について何も知らないことに気づくケビンも描かれます。ベトナム戦争に紐付けられる父との断片的な思い出を回想し始めます。 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    33분
  6. s2-#38 s3エピソード2 フィラデルフィア物語

    8월 12일

    s2-#38 s3エピソード2 フィラデルフィア物語

    地域社会とのつながりを持つこと、コミュニティの大事さ、について考えさせられる回でした。 ●ジャックの死後、レベッカがグリーフから抜け出せない日々を過ごす様子が描かれています。子供達それぞれ悩ましい10代の最後を送っているにもかかわらず、母としてサポートすることが難しい状況です。ケイトの過食とケビンの飲酒について適切に介入できていない様子も見て取れます。 ●ランダルは父の故郷フィラデルフィアにて政治活動を始めますが、よそ者扱い(not one of us)を受けています。そこへ、不妊治療に進むケイトが放った、亡きジャックの遺伝子(a piece of Dad)を残せるのは私だけ、という言葉に、傷つく繊細なランダル。いまもアイデンティティの揺らぐ日々を送っています。 ●ケイトは体外受精についてオープンにするつもりはありませんでしたが、母にバレると、即座に否定されます。トビーが夫婦間で決めることなので一歩引くようにと、世代間のバウンダリーを明確にします。 ウィリアムが移民の母チーチーに手を差し伸べる様子が印象的でした。 キーワード:グリーフケア、コミュニティと心の安らぎ、帰属意識、ルーツ、リーダーシップ 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    35분
  7. s2-#37 s3エピソード1 38歳の誕生日

    8월 4일

    s2-#37 s3エピソード1 38歳の誕生日

    もしも、同じシーンを日本版でやったなら、あの日、あの時、あの場所で🎵それから、はじまりはいつも雨🎵という懐かしい歌が流れてきそうな、レベッカとジャックの出会いのエピソードからシーズン3が幕開けします。 人生どん底のジャック、バーに強盗に入るつもりが、マイクをとるレベッカに見惚れます。そしてその人は後の人生の伴侶に。 いくつかの”安易にはいかない”シーンが印象的的でした。 ●意気消沈しているデジャに養子縁組の話を持ちかけるランダル。デジャの心を掴むための用意してきたトークは空振りします。 ●ケイトとトビーは、一縷の望みにかけて体外受精に進もうとするも、病院側にあっさりと断られます。 ●レベッカの心を掴んだ確信はないものの、何かが始まる予感があったジャック。忘れ物を届けに玄関にいくと、見知らぬ華やかな男性の姿が… しかし、いずれも、うまくいかない、で終わりではなさそうです。 ●デジャには、ランダルの思いが伝わっており、縁組に進みます。 ●ハイリスクでありながらも、体外受精に進むことが許されます。 ●まっすぐで素朴なジャックの魅力はレベッカの心に印象を残していることは確かなようです。 相変わらずパートナーが安定しないケビン。ある意味、それがケビンの一貫性⁉︎シーズン3もよろしくお願いします。 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    32분
  8. s2-#36 s2エピソード18 ケイトの結婚式

    7월 21일

    s2-#36 s2エピソード18 ケイトの結婚式

    愛する父を失った悲しみに長期間とらわれてきたケイトが過去に一区切りをつけ、前に進む決意を固める結婚式のエピソードで、シーズン2が締めくくられます。妹のため会場準備に奔走するケビンとランダル。ケイトの癇に障らないよう配慮するレベッカ、ミゲール。親族それぞれ亡きジャックの存在感をひしひしと感じています。悲しみを深呼吸で吐き出し、未来を見据えます。 ●”自己分化を遂げる”というケイトの課題 式で身につける予定だった、父の形見(サムシング・オールド)を忘れたと気づき、動揺するケイト。挙式直前、唐突に骨壷を抱きしめて森へ向かい、亡き父との対話の時間をとります。 結婚とは、生まれた家族から自分で作る家族への切り替えの儀式ともいえます。結婚生活がうまくいくかどうかは、自己分化を遂げているかどうかが重要です。自己理解を深め、感情を言語化をして明瞭なコミュニケーションをすることも重要です。   ●息子を心配する親の気持ち バウンダリー トビーがケイトの感情の起伏や脆さに付き合っている様子が気にかかると言う両親。トビーは、まっすぐにケイトとの結婚に迷いがないという気持ちを告げます。 ●ロイヤル・コンフリクト 忠誠葛藤 実母が親権を手放すことをうけ、不安定な気持ちのデジャ。引き裂かれた親子関係を経験しているベスのいとこが寄り添い、どう怒りを乗り越えてきたか思春期の経験を伝えますが‥ 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    36분

소개

家族支援の専門家・渡辺裕子先生(家族看護学)のお話しを聴きながら「家族」について考えるラジオです。 「家族」であるがゆえの問題。 家族に何か起こってもなかなか外では話しにくい。 「誰にも相談できない」と思っている方も少なくありません。 そもそも「家族」ってなんでしょうか? 家族支援の専門家の視点から 一般のご家庭に起こる様々な「家族の問題」に 解決の糸口が見つかることを願ってお届けします。 インタビュアー / まっつーの回ではより深く。 インタビュアー / みーちゃんの回ではより分かりやすく。 この番組を通じて、一緒に「家族」について考えていきましょう。 ご意見・ご感想もお待ちしています。 ▼番組へのお便りはコチラに https://forms.gle/nDWmAW7X5qwpdVSa7 ▼番組補足note https://note.com/hiroko_sensei/ ※毎週火曜日配信 #家族関係リテラシー #人間関係リテラシー #家族支援 #人間関係見える化シート