Bespokemaker presents 屋根裏談義に腕が鳴るっ!

S2 #72 後半 | 職人泣かせの涙のリクエスト【 注文靴回 】

Step 72針 - 先週に引き続き、特別リクエストのご要望について深掘りをお届けします。

前半回では、特別リクエストに対するアップチャージについて、どの様に考え価格設定に反映するのか話題が盛り上がりました。

後半は、When(店主、靴職人・小林晃太)でご要望があった事例を交えて進行します。

アップチャージに該当する案件としては、

① お客様ご自身の木型で靴作りを行う。

② 型紙を用意していないデザインのご要望。

これは、MTO(Made to order)のご注文だからこそ発生する産業構造が理由になります。

こういった製造業の背景は、消費者でもあるリスナー様には、知って頂きたいポイントでもあります。

今週も職人の葛藤や本音をぜひお楽しみ下さい。

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🎙️この番組は、ビスポークメーカーの2人が、製造業の背景を紐解きながら、職人の葛藤や技術とファッション、時に笑いを追求するトークコンテンツです。

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【 お便りフォーム 】

https://forms.gle/jkJUZBCPYstQvABP8

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【 番組パーソナリティ 】

🪡TAILOR SECOND HOUSE

中野 俊

https://second-house.tokyo

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🔨Shoedesign & Shoemaking When

小林 晃太

https://www.s-when.com

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【 専門用語集 】

◾ BESPOKE:ビスポーク

→ 和製英語のフルオーダーと同義語。英語圏での標準語。

お客様の体型や足型、ご要望を踏まえた型紙や木型の設計からワンオフ(一点物)で製作する注文紳士服、または注文靴。

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◼ MTO(Meade To Order)

→ 主に靴業界で使用する言葉で、和製英語のパターンオーダーと同義語。英語圏での標準語。

既存の木型を使用し、あらかじめ用意された選択肢を組み合わせて製作するプロダクト。

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◾ MTM(Made To Measure)

→ イージーオーダー・パターンオーダーと同義語。英語圏での標準語。

既存の型紙をモデファイして製作する注文紳士服。縫製工場を活用し、あらかじめ決められたルールに乗っ取り生産するオーダー領域。