残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

kotaro zamma
残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

  1. 鬼滅ノベーション(1552回)

    HACE 10 H

    鬼滅ノベーション(1552回)

    鬼滅の刃無限城編第1章猗窩座再来観させて頂き、感動と感涙に包まれました プログラムに胡蝶しのぶさんの声優の早見沙織のインタビューがあり、さらに痺れました 曰く "『第一章』ではありますが、スタッフもキャストも、すべての力を振り絞って制作にあたりました。きっと、関わった人間ひとりひとりの想いの大きさを、戦いを注視する中で皆さんにも感じていただけると思います。 その中でも個人的には、鬼側の視点の物語がしっかりと描かれていることに注目してほしいです。童磨はもちろんなんですが、獪岳や猗窩座のエピソードも原作のときから皆さんの印象に残っていると思います。 それに演出や音楽が乗り、よりすばらしいシーンになっておりますので、しっかりと心に刻み込んでいただければと思います。 それと、映像面では無限城の表現にも注目していただきたいです。'' ここから私は思いました 1、2Dと3Dの無限城での掛け合わせ 2、勧善懲悪と二つの正義 3、自己実現の闇 1、2Dと3Dの無限城での掛け合わせ とにかく無限城の、文字通り無限に広がるお城というか、お屋敷というか、その無限さは一つの都市のような、縦横無尽に広がっていく様は、3DCGで作られていたとのことです。 通常だと三部作で10年かかるところを、制作チームの編成やマシンスペックやあらゆる手段を講じて、締め切りに間に合わせたとのこと。 かつその3DCGの上に、今度は物凄い迫力で罠を繰り出し合う、鬼殺隊と鬼との攻防が繰り広げられる2Dの世界が重なり合う形になるので   まさに3DCGの先進技術と、アニメーターのクリエイティブがかけ合わさる、凄まじいイノベーションが起きてるのだなあと思いました 2、勧善懲悪と二つの正義 基本的には、鬼殺隊が鬼を退治するという、桃太郎から連なる勧善懲悪の世界として、ハリウッド映画のような善が悪を懲らしめるとちう爽快感がとても楽しいと思います。 一方で、実は鬼にも鬼になった深い理由があるというところが、この物語がとても深く考えさせられるところで、私の大好きなテーマです。 レミゼラブルにおけるジャンバルジャンと警官、進撃の巨人の塀の中と外の人たちは、各々の正義に真摯に向き合った上で、それに正直に生きようともがき苦しむ、それと同じ構造が、鬼滅の鬼に感じられて、その鬼にならざるを得なかった物語に号泣してしまいました 勧善懲悪でスッキリしつつも、実はどちらにも正義と真実があるのだという、無情感、この2つが同居してるのが、とてもイノベーティブだと思いました 3、自己実現の闇 そして、この鬼にならざるを得なかった鬼にも、実は誰もがなる可能性があるということが、大きなメッセージになってると、私は感じています 心理学者クレイトン・アルダファーのERG理論では、マズローの5段階の欲求をE:Existence(存在欲求)、R:Relatedness(関係性欲求)、G:Growth(成長欲求)の3段階に分類し直して 「ERG理論は、複数の欲求が同時に作用することを想定している。また、より高次の欲求が満たされない場合、より低次の欲求を満たそうとする欲求が増す(欲求のフラストレーション-退行効果)」 と言われてます。つまり、高次の成長欲求である自己実現ができなかった場合、一つ下の関係性欲求に退行してフラストレーションとともに、例えば承認欲求がより強まり、時には破壊的な方向に向かうこともある パッションの源における、成長・脱出パッションは、イノベーターとなっている方が幼少期にあまり恵まれてない環境だった方に強く現れることがありますが、必ずしも良い方向に行くばかりではなく、時には破壊的な方向に炸裂することもある そんなことを考えると、鬼になる可能性は、本当に誰にでもあるということが、より強く感じるなあと思いました ということで 圧倒的な先進技術と職人技の融合、そして、勧善懲悪でありながらの二つの正義、さらには、誰にでも鬼になる可能性はあるという気づきを、頂けました 鬼滅の刃は本当に深いなあと 一言で言うと 鬼滅ノベーション そんなことを思いました^ ^ 参考:映画:鬼滅の刃 無限城編 猗窩座再来 第1章 原作 吾峠呼世晴 監督 外崎春生 アニメーション制作 ufortable  https://kimetsu.com/anime/ 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/gAJ07ZNEybQ

    22 min
  2. 「志」「道」「歩」ノベーション(1551回)

    HACE 1 DÍA

    「志」「道」「歩」ノベーション(1551回)

    AIや多くのセンサーを使用することなく、形も大きさも様々な食品を正確に掴み取るロボットハンドを開発しているフィンガービジョンの濃野友紀社長の言葉に感動しました 曰く "好きな漢字3つあって、 1つは「志」でもう 1つが「道」、最後に「歩」くっていう字ですね。  志大きくいろいろやれると、毎日楽しいんで。 そこに向かうための道なき道を行く。  もう着実に泥臭いことを、一歩一歩やるしかないので。 あとは、それを力づくでやる。 っていうような部分っていうのは結果として大事かなと思っているんで、そういった気持ちを持ちながら、日々とりくんでます。" ここから私は思いました 1、"志"はパッションから始まり大義に通じる 2、"道"なき暗闇を行く覚悟 3、"歩"みは執念と行動 フィンガービジョンの素晴らしさは、ついついオーバースペックになって、流行りのAIなどに飛びつかずに、現場のニーズに着実に合致するスペックと機能を提供し続けている点にあるなあと、感動しました 1、"志"は大義からパッションに火をつける 大きな志があると毎日楽しいというのは、イノベーター3つのフレーム〔情熱、仲間、大義〕における、まさに大義として、社会にどんな価値を提供したいのか、というとが明確になっていて そしてそれが、自らのパッションの源に火をつけることによって、ますますワクワクとやる気が止まらない状態なのかなと思いました 古代中国の兵法家である孫子は 「志は気の帥なり」 と言われたといいます。 つまり、「志は気力を導く指揮官である」と説いた孫子のこの言葉は、志、つまり大義を持つことで、人は行動や精神力、つまりパッションを方向づけることができるということかなと思いました 2、"道"なき暗闇を行く覚悟 イノベーションは、真っ暗な暗闇の中を、一筋の光があると信じて、進んでいくようなものだとも言われていますが つまり、道なき道をいく、自分たちの後ろに道ができる、そんな気持ちで進められているのだなあということに感動しました イノベーティブな建築物を多数手がかけられている建築家の安藤忠雄さんは 「暗闇を歩く覚悟のない者に、未来はない。」 と言われています また、ノーベル化学賞を取られた、青色LEDの天野浩さんが言われていた、「自分の失敗も人のためになる」というお話のとおり たとえその道が間違った道だったとしても、その残した道は、誰かのためになる道である、と考えれば、実は無駄な道など、一つもない、とも言えるかなとも思いました 3、"歩"みは行動と執念 どんなに素敵な志があっても、まずは第一歩を踏み出してるかどうか、ここが1番大事な部分かもしれないと思いました そのためには、いかに泥臭いことであろうと、まったく準備が不十分だったとしても、まずは始めてみるという勇気と覚悟らそして一旦始めたら続けていくぞという執念が、必要ということなのかと思いました ドイツの文豪・哲学者のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉を思い出しましました 「君が何かをしようとするなら、あるいは夢見ているなら、今すぐ始めよ。大胆さには天才と力と魔法がある。」 大企業にありがちなのが、アイディアがあったら、まずは市場調査、競合調査、ニーズ調査をしてるうちに半年くらい経って、誰かが始めてる、ということが、ままある気がします もちろん、何でもかんでも始めちゃえ、という意味ではなく、まずは小さくてもいいから、または物を作らなくてもいいから、イケるのではと仮説が立ったら、まずは行動してみる、ということから、クイックにファストフェイルしていくことがとても大切ということを教えてくれてる気がしました ということで 一言で言うと、キーワードの三つの文字をとって 「志」「道」「歩」ノベーション そんな話をしています^ ^ 参考: テレビ東京 プレイクスルー FILE.057・フィンガービジョン・濃野友紀  2025/7/19(土)AM10:30~AM11:00  https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/breakthrough/vod/post_321760

    21 min
  3. 寂しくない大人なんていなイノベーション(1550回)

    HACE 2 DÍAS

    寂しくない大人なんていなイノベーション(1550回)

    大好きな小泉今日子さんと中井貴一さん主演のドラマ"最後から2番目の恋"ですが、今は"続々編"がオンエアされてますが、改めてシーズン1の最終回の言葉に、グッときて考えさせられました 小泉今日子さん曰く "寂しくない大人なんていない。 大人になればなるほど傷つくことは多くなり。傷の治りは遅くなる。 だから、痛みに鈍感にならないと生きていけないんだ。 そして、人は拠り所を探して生きる。 例えば仕事。 例えば恋。 例えば家族。 仕事を拠り所にして生きてきた私が、もし仕事を失ったとしたら、これから先、どう生きていったらいいのだろう。" ここからわたしはおもいました 1、孤独は創造性の母 2、喪失と再構築 3、痛みがあるなら大丈夫 岡田恵和さん脚本の、ドラマ"最後から2番目の恋"は、中井さんと小泉さんを始めとした、皆さんの歯に衣着せぬセリフと、そんなことある?という日常の出来事に、毎回大爆笑させて頂く、最高に大好きなドラマなのですが その中で、人生への本質的な問いが繰り出されてくるので、笑いと涙で毎回最高のエンタメとして楽しませて頂いてます。 その中でもこの最終回のセリフは、特に突き刺さった、何かドラマ全体を通して、貫かれているテーマのようにも感じました 1、孤独は創造性の母 ここで言われているセリフは、さまざまな場面で、孤独を感じることや、実際に孤独になることもありますが、誰もがどこかで感じることだなあと思いました 「孤独は創造性の母である」 英国の精神科医のアンソニー・ストーさんが、言われたこのセリフを、思い出しました。 自分のパッションの源がどこにあったのかを、見直すには、1人の時間が必ず必要となるので、パッションの源を改めて確認する機会として、孤独は悪くないと考えてもいいかなと思います そこから、その源に少しでも触れることを実行してみて、そしたら、きっとなんらかの価値が、自分だけにだけでもいい価値が生まれて、そしてまた次に繋げていける 人が生きることは何かを創造し続けることにあるとしたら、それはとても良い機会になるのではないかと思いました 2、喪失と再構築 私の父が亡くなった時は、大変な喪失感でしたが、改めて父の残してくれたものを見つめ直して、そして改めて未来への出発という意味を込めた、みんなで歌を歌ったり、お話ししたり、とっても明るいお葬式をしたことを思い出します。何かそれで父が遺影の写真のように本当に笑ってくれてるような気がしました。 アメリカのナラティブ心理学者のダン・マッアダムスは以下のように言われています 「アイデンティティは、過去の記憶によって成り立つだけでなく、未来への物語によって形づくられる。」 喪失した時はそんな風には思えなかったですが、時間が経つと、大切なものを喪失するレッスンをしてくれたのかなと、未来に続く物語が作れそうな、そんな気にさせて頂きました 3、痛みがあるなら大丈夫 大人になると痛みに少しずつ鈍感になっていくこともできますが、それでもやっぱり痛いものは痛いなあと思います そんな時に、ドイツの政治哲学者のハンナアーレントさんの言葉を思い出しました 「痛みを感じることができるということは、まだ壊れていない証拠である」 本当にやばい時には、痛みさえも感じなくなるので、痛いうちはまだ大丈夫だということ言葉は、私に少しの勇気をくれるきがします 逆にいうなら、痛いうちに、助けを求めるということが、あっていいと思います。 哲学者の戸谷洋志さんの言われる"弱い責任"ということが大切で、全てを自分一人で抱えることが自己責任ではなく、抱えきれないなら誰かを頼ることこそ自己責任である、ということを思い出しました ということで、キョンキョンに「つまんねーやつだなあ」と言われそうですが、とても考えさせられる素敵なドラマだなあと、改めて大好きになりました 一言で言うと 寂しくない大人なんていなイノベーション そんなことを思いました^ ^ 参考:フジテレビ 最後から2番目の恋(最終回) 脚本 岡田惠和 出演 中井貴一、小泉今日子 2012年1月12日から3月22日 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/最後から二番目の恋

    19 min
  4. はじめに世界観ありきノベーション(1549回)

    HACE 3 DÍAS

    はじめに世界観ありきノベーション(1549回)

    現代の魔法使いとも言われる、メディアプロデューサーの落合陽一さんからの言葉に感動を覚えました 曰く "大きい思想性があると、周囲にはビジネスも生まれればアートも生まれれば研究も生まれればカルチャーも生まれるので でそれを研究したりやるのは好き勝手できるとすると、重要なのは世界観で。 世界観ってなんだろうって言うと、まあ、たとえばデジタルネイチャーって世界だなあ、自然感だなあ じゃあそれってどうなるんだろうなあみたいなことを考えるってことが中央にあれば、その人なりの、単語がいくつかで表現されるといいですね" ここから私は思いました 1、はじめに世界観ありき 2、世界観は磁場となる 3、単純な言葉で表すこと 1、はじめに世界観ありき いつもながらに哲学的でアーティスティックで、ワクワクが止まらないお話しに感動しっぱなしでした 元々の視聴者からのご質問が、分野を横断する中で大切なことは?との問いに、横断しないことだ、と言うような回答がまさに一休さんのように見えてしまったわけですが その芯となるなるお話は、一つの世界観をもつことにある、と言うことにさらに感動しました。 これは、イノベーター3つのフレームでいうところの、パッション、仲間、大義の、大義の部分ととてもシナジーがあるなあと思いました どんな社会を作りたいのかという大義を掲げることで、自分たちが進むべき道は、一つに限られずにさまざまな挑戦ができるし、 しかも一つで失敗してもまた次のことをやれる、そんな柔軟かつ方向性という制限がある中でのイノベーション活動を促進するなあと思いました 2、世界観は磁場となる 視聴者からの質問に、分野を横断するには、横断しないことというような、真逆の回答をされた芯には、自らの世界観(大義)を持つことで 実はさまざまな人たちが集まってくる、という効果というのもあると思いました。つまり、自分は越境しなくても、周りが越境してくることによって、さまざまなコラボが生まれては消えていく それはあたかも自分が越境しているのと同じようなことになっている、そんな理想的な仮説検証が起きてくるのかもしれないなあと思いました 3、単純な言葉で表すこと さまざまな企業のワーキングなどで目指すべき大義やビジョンを一緒に策定させて頂くこともあるのですが、よく陥るのが、それ、誰が言ってもあてはまりますね、というものを作ってしまうことです 例えば落合陽一先生の提唱する世界観としての、デジタルネイチャーは、秀逸の端的な表現ですが、世界観や大義は、明確にこれまでのオリジナリティを含みながら、単純な言葉で表現できのが理想だと思います PREP法という、エレベータトークなどに使える伝え方の必殺技がありますが、その際には、結論、理由、具体例を簡潔に言えるようになることを目指すのですが ある意味、大義というものは、世の中の人々に、明確に伝えることがとても求められるため.PREPにおける、1番上のレイヤーの「一言で言うと」が、とても大切な気がしました ということで クリエイトやイノベーションには、はじめに"世界観(大義)ありきで、すすめることで、むしろ世界観が磁場となることで、さまざまな越境が向こうからやってくるようになり そしてそのためにも大義のシンプルながらも人を動かす、単純な言葉で表すことがとても大事と思いました 一言で言うと はじめに世界観ありきノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:NHK  アカデミア 落合陽一(後編)AIが変えるアート・伝統・多様性 初回放送日:2025年7月16日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/G655JVMZ5G/

    15 min
  5. 人はだれしもクリエイティブであるノベーション(1548回)

    HACE 4 DÍAS

    人はだれしもクリエイティブであるノベーション(1548回)

    トロント大学ロットマン・スクール・オブ・マネジメント教授のリチャード・フロリダさんの言葉に共感させて頂きました 曰く "人はだれしもクリエイティブである——これがシンプルかつ基本的な私の主張だ。" "私たちが直面している最も重要なテーマは、すべての人々が持つクリエイティブなエネルギーや才能、潜在的な能力を開花させ、一人ひとりの人間のクリエイティビティを認め、育成する社会を構築することである。" "科学者たちは、アイザック・ニュートンにあやかって「巨人の肩の上に乗る」という格言を好んで使うが、これは私たちにも当てはまる言葉だ。" "だが、人類と他の生物種とのそもそもの違いは、私たち一人ひとりがクリエイティビティを持ち合わせており、なおかつそれを皆で共有できることなのである。 そうした観点に基づけば、多様性と一体性の発揮は私たち人間に課せられた責務であるばかりか、経済的に不可欠な要素と言えよう" ここから私は思いました 1、創造的自己  2、創造的環境  3、創造的共有  1、創造的自己 心理学者のエイブラハム・マズローさんの有名な五段階欲求の中で、最上位に来る自己実現欲求において、人間は自己の潜在能力を実現することに深い充足を感じるとしましたが、その中心には「創造的自己」があるとのお話がありますが、その文脈でとても面白いことを言われていて、 「一流のスープは、二流の絵画よりもクリエイティブである。」『完全なる人間』, 1962 つまり、スープという身近なものを作る人の中にこそ、実は一流のクリエイティブな人がいるというお話かと思います そして、ハーバード大学・京都大学教授の広中平祐さんの言われる"私は常々「創造のある人生こそ最高の人生である」といっているんです"という言葉にもとてもシナジーがあるお話かと思いました つまり、イノベーションやイノベーターは、一部の天才ではなく、普通の人々だということにとても共感しました 2、創造的環境 シリコンバレーが代表的ですが、クリエイティブな人たちが育まれる環境に集まるということがあって、それによってさらにその環境がクリエイティブになっていくという相乗効果があると思います 本書の著者の経済地理学者・都市研究者のリチャード・フロリダは、前著の『The Rise of the Creative Class(クリエイティブ・クラスの台頭, 2002)』で 「経済成長はクリエイティブな人々によって推進される。そして彼らは、多様で、寛容で、新しいアイデアに開かれた場所を好む。」と言われています そんな場所やアクティビティのことを、エコシステムの呼ぶのかなと思いますが、日本でも、何度でも挑戦できる、多様で、寛容で、新しいアイディアに開かれた場所になればと思い、Startup Emergence Ecosystem(SEE)を主催しています  ただ単に人が集まるだけでなく、様々な業種の人々が集まり、失敗に寛容で何度でも挑戦できる仕組みがそこにはあって、そして起業家マインドセットが溢れる人たちが集う場所、そんな場所が日本にもたくさんできるようなそんな活動をしていきたいと思いました 3、創造的共有 巨人の肩に乗るのは、エジソンだけではない、むしろ我々だ、というお話にもとても共感しました。学術の世界では論文がある意味歴史的な創造的共有の仕掛けとしてあるのですが しかし、一般の人たちには、巨人の肩がどこにあるかわからない、そんなことがあるのかもしれないなと思いました。 今では論文も誰もがアクセスできる環境になってきてるし、ましてや、読書の書物や、そして、SNS、場合によっては、クラウドにこれまでのデータをぶち込んで、AIで様々に吐き出させる、ということもできると思いますので 実は、巨人の肩は、つい隣を見れば、そこになるのかもしれません。それに気づくだけで、ワクワクしてくるし、そして、たくさんの巨人の方から飛び立つクリエイターやイノベーターが。これからの時代は生まれてくるのかもしれない、そんなことを思いました ということで 実は誰もがクリエイター、イノベーターとして生まれてきていること、そしてそれらが育つような仕掛けと環境を常に意識すること、そうして、隣の巨人の方から飛び立てる人がたくさん出てくる世界、それは、いくところまで行けば、 全世界一世帯あたり一法人化、へ到達できる、そんな日が近づいているのではないかと、ワクワクが止まらない感じです 一言で言うと 人はだれしもクリエイティブであるノベーション そんな話をきています^ ^ 参考: 新 クリエイティブ資本論 —才能が経済と都市の主役となる 2014年12月4日 プリント版第1刷発行 2014年12月8日 電子版発行 著者—リチャード・フロリダ 訳 者—井口典夫 発行所—ダイヤモンド社

    13 min
  6. 課題を発見するのが大切ノベーション(1547回)

    HACE 5 DÍAS

    課題を発見するのが大切ノベーション(1547回)

    現代の魔法使いとも言われる、メディアプロデューサーの落合陽一さんからの言葉に震えました 曰く "なんかできないことがあって、これをこういう形でできるようにしたいということを考えるということが、実は一番クリエイティブで重要なんですね。" "なんか困難な課題を見つければ解決するのはAIでできるんですけど、課題を見つけるはやっぱ難しいので。" "課題を発見するってのが大切で。で、課題を発見すると、 解決できるために、それによってどう多様な社会つくってくか、ということがあるかなと思います。" ここから私は思いました 1、出来ないことをできるようにしたいと考える 2、課題を見つけるのが人の役割 3、解決するのがAIと多様性 1、出来ないことをできるようにしたいと考える クリエイティブの源は全てここから始まるのか、とシンプルな言葉に、感動しました。 これは、イノベーター3つのフレーム(ripple model)における、パッション、仲間、大義の中の、パッションに火がついた状態ということかと思います そんなことはできないに決まってる、前からそういうものだ、というバイアスに、常日頃生きてる中では翻弄され続けてますが、そこになんでできないんだっけ、本当にできないの?のという問いを立てられるかどうか そこには、これから起きるであろう様々な既得権益をもつ方々からの、反発を覚悟した上での言葉にもなると思います。それでも何故やるのか? それは、情熱の源の4象限の、大好き、利他、個性、成長、のどれかに掠ったときに、情熱の源に魂が宿る状態になると思います 出来ないことをできるように考える、シンプルですがとても大切なマインドセットだと思いました 2、課題を見つけるのが人の役割 山口周さんが言われていた、アジェンダシェイパーの話を思い出しました。とくに現代は、あらかた目に見える課題は解決されてしまってるので、むしろ新たな課題を発見できる人が必要なのだという話は大変シナジーがあるかと思いました AIで検索しても、今ある情報を寄せ集めただけでは、誰もがまだ到達、発見されていない真の課題がどこにあるのか、そしてそれは、生身の人間に触れなければ見えてこないものだろうなあと思いました 基本的には課題は人に纏わるお話になる限り、人の役割としてその課題を発見することが大切になってくると思ってます 3、解決するのがAIと多様性 そして、さまざまな課題を、様々な要素を鑑みながら、Aiが一瞬で答えとなる仮説を、何百通りも出してくれる、そんなことは人間には出来ないからこそ、AIの凄さがあると思います また、多様性は、様々な人たちがいるからこその、多様な価値観があって、思いもよらないような新結合としてのアイデアの可能性もあるし 多様性があるからこそ、またさらに、さまざまな人々の課題も見つかっていく、そこからソリューションを生み出すアジェンダシェイパー的なことがさらに回るということも思いました ということで一言で言うと 課題を発見するのが大切ノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:NHK  アカデミア 落合陽一(後編)AIが変えるアート・伝統・多様性 初回放送日:2025年7月16日 https://www.nhk.jp/p/ts/XW1RWRY45R/episode/te/G655JVMZ5G/

    16 min
  7. この 2つが合わさるってなかなかないノベーション(1546回)

    HACE 6 DÍAS

    この 2つが合わさるってなかなかないノベーション(1546回)

    セリで落としてから2時間以内の魚の販売を実現する魚太郎社長の梶山美也さんの、成功の秘訣に心震えました 曰く "私と海の男たちという変わった組み合わせが良かったんではないかと思うんです。 私ぐらいのマーケターは、東京にはもちろんたくさんいらっしゃるでしょうし ああいった 荒くれ者の海の男たちは、地方の海に行けば、たくさんいますよね。 ただ、この 2つが合わさるってなかなかないことのような気がします。 " ここから私は思いました 1、異種格闘技 2、大義は同じ 3、軋轢を乗り越えるパッション 1、異種格闘技 アントニオ猪木さんとモハメドアリさんが戦ってアリキックが生まれたように、またさらにアントニオ猪木さんと熊殺しのウィリーさんが戦われて伝説になったように、全く異種の者が格闘することによって新しい価値が生まれる というのはシュンペーターさんの新結合においても同じことですが、今回の魚太郎の梶山社長のお話は、まさにその大切さをおしえて頂きました これはまさにオープンイノベーションの一つの形なわけですが、私はUFO型オープンイノベーションと呼んでいます。荒くれ者の海の男たちと、パーハイアットの敏腕マーケター、この二つが合わさることは 例えば、ミッシングピース型オープンイノベーションねは、あり得ないと思います。今回のケースもそうですが、ある意味、父親の跡を継ぐというセレンディピティを、ニーチェの解釈論でポジティブに捉えてものにした、そんな偶然がない限り生まれない未確認飛行物体との遭遇だったと思います でも実は、UFO型オープンイノベーションほ、意図的にセレンディピティの場をたくさん設けることで、それが発生する確率を高めることができるとも思ってます 個人であれば、たくさんのいろんなベンチャーやイベントや、人に会う、組織的には強制発想ワーキングなどを行う、私が主催しているSEEも実は、あえて業種を絞らずに様々なベンチャーさんに来て頂いているのは、効率性よりもセレンディピティによるイノベーションを目指したいからと言うのもあります いずれにしても、この異種格闘技の仕組みをいかに個人や組織に入れるのかは、イノベーションをおこしたい人や組織に一つの重要なメッセージとなると思いました 2、大義は同じ 全くタイプの違うオープンイノベーションを成功させれ秘訣の一つに、大義が同じかどうかを問う、ということがあります。 環境もやり方も人の種類も違う企業同士のオープンイノベーションは、摩擦ばっかりになりますが、そこで唯一と拠り所は、目指すべき大義が同じかと言うことかと思います 魚太郎の場合、海の荒くれ者も、ホテルのマーケターも、目指すべき大義は、魚太郎の発展と言うところが、ある意味唯一の拠り所だったのではないかと思います だからこそ、徹底的な軋轢はあったものの、その大義に基づいた成果が少しずつ見えてきたら、その軋轢がなくなっていったということが起こったのかと思います そういう意味では、オープンイノベーションにおいても小さな成果でいいので、それを積み重ねていく、ということも大切だと思います 大きな大義のもとに、小さな事で成果を積み重ねられた、もしかしたら魚太郎においてもそんなことがあっだのではないかととも思いました 3、軋轢を乗り越えるパッション 梶山さんからのお話でもあひましたが、とにかくUFO型オープンイノベーションではとくに、軋轢がたくさん起きると思います それを乗り越えるためには、先ほどの大義のもとに、リーダーや経営者の、なんとしても軋轢を乗り越えるというパッションに尽きる気がしました 成功されたベンチャー企業家が必ず言われる、諦めなかったから、という言葉がここで響いてきます オープンイノベーションだろうが、イノベーションだろうが、新しいことを始めるときには、必ず軋轢が出てくるのは必然だと思います でもそれを、乗り越えるのは、現場のリーダーのパッション以外にはないと思います。その人の人生を背負った、パッションの源が、どこにあって、どの琴線に触れてやられているのか、そんなことがとても大切になるなあと 梶山社長の決して諦めないパッションを見させて頂き思い感動しました ということで 大義が同じな、異種格闘技へ踏み出し、軋轢をパッシャンで乗り越える、めちゃくちゃイノベーターなお話と思いました ひとことでいうと この 2つが合わさるってなかなかないノベーション そんなことを思いました^ ^ 参考:テレ東ビズ カンブリア給電 “ぴちぴち戦略”で大躍進 魚太郎 鮮度革命の舞台裏 2024.12.26 https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/cambria/vod/post_309526 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/GoGqILx0oww

    16 min
  8. ワクワクを創るフィードフォワード・ノベーション(1545回)

    14 JUL

    ワクワクを創るフィードフォワード・ノベーション(1545回)

    一般社団法人フィードフォワード協会代表理事の久野和禎さんより、新たな考え方を教えて頂きました 曰く "フィードバックの最大の弱点は過去からスタートする点です。 過去から未来へという時間軸のなかで、フィードバックは過去寄りの話からスタートします。そして、過去寄りの話が終わった後で未来に目を向けます。  そうするとエネルギーの大半が過去の話(分析や検証)に費やされ、未来のことを考える前にエネルギー切れを起こします。また、過去や現状を分析・検証して、やるべきことをすべて洗い出すと、義務感が強くなり、前に進むエネルギーがほとんどなくなってしまいます。" "一方、フィードフォワードはバックキャスティング的な考え方です。 物事を考える視点を未来に置いて、そこから現在を振り返ることをバックキャスティングと言います。  バックキャスティングでは未来に視点を置いて、理想とする未来の姿を思い描きます。「こうなりたい」という発想から未来を思い描くので、たくさんの未来像が思い浮かびます。自由に思い描くことが可能であり、想像するとワクワクしてきます。" ここから私は思いました 1、反省疲れ 2、未来は創造するもの 3、ワクワクを促進せよ 1、反省疲れ まずは、反省会からだ、というのは、これまでのサラリーマン生活の中では、当たり前にやってたことですが、そこに実は大きな問題があったというのは、目から鱗の話でした 確かに、反省会という言葉を聞くだけで、やる方にもやられる方にもストレスがめちゃくちゃかかるなあと思いますし、改善点は出てきても、ワクワクは出てこないというのはその通りだと思いました 私は、KPTという手法をたまに使いますが、これは、最初にkeepしたい良いことを意見交換してから、Probrem、そして、challengeという前向きで終わるというやり方をします これは、継続的な施策を改善をどうするかというときには、なかなか使い勝手の良いツールですが、ワクワクするような元気の出るような職場づくりには、フィードフォワードはとても良いかもしれないなと思いました そういう意味でもとてもイノベーション創発系には、シナジーのある方法だなあと思いました 2、未来は創造するもの 私もコンサルをしていると良くお話をいただくお話が、これからの進むべき方向を決めるために、自ら飲む強み弱み分析をして、競合調査や先進事例調査分析をして、そして行先を決めたい、とのことがあります これはある意味、現状分析をすることによりお金と時間をかける、反省会的な色合いが強いかなあと思います 戦略論で著名なC・K・プラハラッドさんは、「未来は予測するものではなく、創造するものである」 と言われているように、過去や競合に振り回されずに、私たちはどこへ向かいたいのか、ということがとても大切な気がします フィードフォワードでは、まず最初に、で未来はどうありたいのか?というキラークエッションから始まるので、それは、まさに、自らのパッションの源に基づいたときに、本当は私たちとしてどうありたいのか?それを導き出すことこそ 自分たちの未来を創造するということになると、思いました。より時間をかけるべきは、自分自身との問いであって、自らのパッションの源を、現在のスライスをより意識したときに、どんな未来でありたいのか ここが最初の起点になるべきということなのかと思いました 3、ワクワクを促進せよ イノベーション案件や、元気のない組織や職場を変えるためには、自らがワクワクすることをまずは思い切って考えてみること それは、過去の反省を意識するところにはなかなか生まれにくいので、まずはフィードフォワードで、お互いに出し合ってみる、というのはとても、有意義だと思いました それは、お客様の課題を解決することや、会社の事業を継続させることのような、外部要因ではなく、自らの心の中から湧き出してくるものはどこにあるのかを、まずは基点にしてみること 以前、私の尊敬するリアルグループというアカペラの世界最高峰のバンドで言っていたのが、上手くいかなかったライブの時は、決して反省しない。次はどうありたいのかを話す、というようなことを言っていたことも思い出しました エンタメやアートにおいても、ワクワクを創り出すためには、反省なんかするよりも、次のワクワクはどんな形だ、ということを中心に考えることの大切さを教えて頂いた気がします ということで、もちろんきっちりかっちりやる必要があることなどには、フィードバックも大切ですが、特に、元気がなくなったり、非連続なイノベーションを生み出したかったり、ワクワクなエンタメやアートを作りたいなら フィードフォワードがとても大切なだなあと、そんな風に思いました 一言で言うと ワクワクを創るフィードフォワードノベーション そんなことを思いました 参考: いつも結果を出す部下に育てるフィードフォワード 著者 久野和禎   発行所 フォレスト出版株式会社 ●フォレスト出版株式会社『いつも結果を出す部下に育てるフィードフォワード』(2018年7月18日 初版)に基づいて制作されました。 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/GoQ-JI8WyNk

    10 min

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