終活エッセンシャル

Vol. 137 不用品に新たな命を吹き込む ~笑顔をつなぐ片付けのプロ by 飯塚憲貴さん

第137回のゲストは、東京江戸川区在住の「株式会社プロムナード・スマイル」の代表取締役・飯塚憲貴さん。飯塚さんはお客様の人生の節目に寄り添い、不用品回収を通じて人と人をつないでいます。

笑顔を広げる特別な仕事

  • 不動産売買時の「残置物撤去」、元気なうちの「生前整理」、そして「遺品整理」
  • 高く買い取り、安く処分する独自のワンストップサービス
  • 「プロムナード」はフランス語で「つなぐ」という意味を持ち、前の人の笑顔が次の人の笑顔につながる架け橋に

父の事業から始まった20年の歩み

  • サラリーマン5年の後、父親の「海外不用品輸出」事業を継ぐ
  • ネットオークションや実店舗を通じて培った10年間の経験と人脈
  • 法律の変化で海外輸出が厳しくなった時、同級生の依頼をきっかけに新たな道へ

忘れられない「ゴミ屋敷」の現場

  • 庭、1階、2階、隣接する建物まで、際限なく続く不用品の山
  • 一つ一つ丁寧に片付けると、次々と広がる依頼の輪
  • 思いがけず現れた「お稲荷さん」の社に、神主さんを呼んでお祓いをしてもらった心温まるエピソード

人生哲学「人間万事塞翁が馬」

  • 悲しいこと、悔しいこと、後悔を引きずらない前向きな姿勢
  • 嫌なことがきっかけで新しい出会いや機会が生まれる人生の不思議
  • 失敗してもすぐに「次はどうしたらいいか」と切り替えられる強さ

大切な人を突然失った経験から

  • 57歳で大腸がんの父、64歳で脳梗塞の母、共に突然の別れ
  • 「50歳を超えたらいつ死ぬかわからない」という切実な実感
  • 身の回りの整頓だけでなく、思いや感謝も含めた「人生の準備」の大切さ

飯塚さんは首都圏から全国まで広がる業者ネットワークを活かし、遠方の方も安心して相談できる窓口として活動しています。彼の仕事は単なる「片付け」ではなく、物も思いも次の人へとつなぐ、温かな「笑顔のリレー」なのです。

時代の変化を感じさせる「昭和の人々の物への執着」の話から、私たちの誰もが直面する「終活」の大切さまで、飯塚さんの言葉には深い共感と優しさが溢れています。不要となったものに新たな価値を見出し、人生の節目に寄り添う彼の仕事は、私たちが忘れがちな「物と心のつながり」を思い出させてくれるのではないでしょうか。

飯塚憲貴さんへのお問合せ⬇️
HP https://promenade-smile.co.jp/
FB https://www.facebook.com/NoritakaOnny
現場の例 https://youtu.be/L6eyUp_r01s 花水恵美⬇️
https://emi-hawaii.com/aloha/emi/