中島理恵のさわやか信州リポート

RKB毎日放送
中島理恵のさわやか信州リポート

福岡空港から信州まつもと空港までFDAフジドリームエアラインズの直行便で90分。長野県の空の玄関口・松本市を起点に楽しむ信州=長野県の観光と物産の情報を紹介する番組です。自然・文化・歴史・グルメにアクティビティなど、信州に旅したくなる話題から、知ってるだけでもおもしろい話題までお届けします。 RKB毎日放送 毎週土曜日午前9:10ごろから『電リクじゃんけん』内で放送中! 番組ホームページ https://rkb.jp/radio/sinsyu/

  1. SEP 21

    2024.9.21 ぶどう三姉妹(ナガノパープル・シャインマスカット・クイーンルージュ) ~JA全農長野

    9月23日は長野県ぶどうの日。23=ふ・さ=房なんです。そして9月は露地栽培の長野県産ぶどうの出荷最盛期であることから制定されています。 信州の「ぶどう三姉妹」…黒系のナガノパープル(長野県オリジナル品種)、緑系のシャインマスカット、赤系のクイーンルージュ(長野県オリジナル品種)もそろい踏みの季節です。 ぶどうの最大産地のひとつ、中野市に行ってきました。さすが!平地も山すそも、どこもかしこもぶどう畑が広がっています。 JA中野市・ぶどう部会部会長の下田貴之さんは「中野市は夏暑く、適度に雨も降る。一番は、秋が近づくにつれ、日中と夜の温度差があるので、ぶどうの味と色づきをよくしてくれる土地だ」とおっしゃいます。 取材に伺った6月は、露地栽培ぶどうの摘粒作業のピーク。どのぶどう畑でも、両腕を上げて作業なさる生産者さんの姿が見られます。 ひと房50粒くらいついている実を35粒くらいまで、ハサミでひとつひとつカットしていくんです。まだ生育していく途中ですから、完成形を想像しながらの作業。(↓写真は摘粒後地面に落とされたぶどうの実の赤ちゃん) 「にぎり房」と呼ばれる、センターの太い軸が見えないよう粒たちが握っている状態に育つように房の形を作っていくそうです。 店頭で見た時の、あのビジュアルの強さは農家さん達の6月に起因していたのですね。 さわやかなグリーンの色、はじける皮とぷりっとジューシーな果実、透明感ある甘み…。レベル違いの信州産シャインマスカット。ぜひ今年もおいしく満喫してください~! □ JA全農長野 → http:www.nn.zennoh.or.jp □ 信州まつもと空港地元利用促進協議会 → https://www.matsumoto-trip.com/ □ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/  □ FDA フジドリームエアラインズ →https://www.fujidream.co.jp/

    11 min
  2. AUG 31

    2024.8.31 オフネ祭 & お水祭り ~安曇野市

    山の中の神社なのに、大きな船をぶつけ合う「御船祭」が行なわれる穂高神社。福岡市の志賀海神社の御祭神・綿津見命(わたつみのみこと)の息子である穂高見命(ほたかみのみこと)を御祭神としている神社です。福岡から、海人族である安曇族が移動していった先と推察される証拠のひとつともされるお祭りの姿です。毎年9月26・27日に行われます。 実は安曇野では、穂高神社の他にも30を超えるオフネ祭りがあるのです。詳しいマップを展示しているのが安曇野市豊科郷土博物館。 館長の原明芳さんによると、大きさも様々、曳くための車がついていないのもあるそうです。 基本は台車(座)の上に人形(木偶)などの飾りがつけられ、前後に船のように張り出し部分と幕が付けられていること。  また、安曇野の犀川に流れてくる北アルプスからの水を汲んで穂高神社にお供えする、5月のお水迎えの儀、10月に同じ要領で上高地・明神池にある穂高神社奥宮にお返しに行くお水送りの儀を合わせて「お水祭り」というお祭りも昭和50年代から行われています。巡る水の恵みに感謝する安曇野の人々の想いを、安曇野市観光協会・専務理事の白澤勇一さんが聞かせてくれました。 ちなみに、穂高神社の御船祭、お水祭りとも一般人が参加できるプランを観光協会で提供してくれてます。 □ 安曇野市観光協会 → https://azumino-e-tabi.net/ □ 信州まつもと空港地元利用促進協議会 → https://www.matsumoto-trip.com/ □ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/ □ FDA フジドリームエアラインズ →https://www.fujidream.co.jp/

    9 min
  3. AUG 3

    2024.8.3 国宝・松本城天守の「黒」を作る人 ~松本市

    国宝・松本城。戦国時代の終わりに石川数正・康長親子によって築城されました。 白と黒のコントラストが美しい、黒みが多いお城です。 天守の黒い部分は、漆塗りの板! それを毎年塗り直ししているのが碇屋漆器店です。ご主人の碇屋公章さんにお話を伺いました。 毎年9月・10月に50日くらいかけて塗り終えるそうで、11月から冬が塗り立てで、黒が一番きれいなんですって。最近、とあるTV番組の「冬に行きたいお城」で第一位に選ばれたそう。そういうのを競争するのは本来おかしいとは思うものの「1位となると、やっぱり嬉しい」と笑う碇屋さん。「自分たちは陰で黒子でやってるんで、主役のお城が評価されるのはとても喜ばしい」とも。 「自分達は一番目指すところはお城がいつも同じように見えてること。それは建てた人もそう思ってたと思うよ。」と、石川親子への想いも語ってくれました。  □   碇屋漆器店 → https://www.ikariyashikkiten.net/  □   国宝・松本城 → https://www.matsumoto-castle.jp/  □   松本市公式観光情報 → https://visitmatsumoto.com/ □   信州まつもと空港地元利用促進協議会 → https://www.matsumoto-trip.com/ □   長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/ □ FDA フジドリームエアラインズ →https://www.fujidream.co.jp/

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