人文実装部 〜アトツギ経営者たちの、読書、哲学、ときどき経営〜

#39 忘却 ― 人間にとって「忘却」とは何かを問い直す

▼ 要約
記憶力と会話の不均衡/言った言わないのバトル/議事録とAIによる記憶の外部化/ルソーやフロムが語る「自然」と「ある」ことの重要性/「知識」より「あり方」を重視する身体知/名前と顔が覚えられない問題の正体/情動と記憶の関係/マイナーな記憶の偏愛/「持つ」より「ある」ことへ――忘れることの意味を掘り下げる回

▼ 今回引用・参照された本・思想など

  • エーリッヒ・フロム『生きるということ』

  • 國分功一郎『中動態の世界』

▼ Podcast 紹介文
読書を愛し、読書をしすぎてしまった、三人のアトツギ経営者が、人文視点を社会や生活に実装するべく、歴史、哲学、アート、時々ビジネスについて語るポッドキャスト。どんどん紹介される本を、読んでみたくなること間違いなし。聴くと、きっと明日読書がしたくなる。そんなPodcastです。

▼ 出演者

乘冨賢蔵 (福岡県柳川市の水門メーカー・アトツギ)
異業種連携で既存事業をアップデートしつつ、アウトドアギアや家具などを製造する新規事業を立ち上げ。好きなジャンルは哲学、歴史、デザイン、まちづくり。
👉 X(旧Twitter)

田中諒 (大阪市・道具屋筋商店街の包丁店アトツギ)
食文化をアップデートすべく、スペースと道具を軸にした新たな取り組みを展開中。好きなジャンルは文化、食、歴史、宗教、思想。
👉 X(旧Twitter)

高田健太 (岡山市のアパレル業・アトツギ)
社内ベンチャーでテクノロジーを活用した新たなものづくりを実践中。好きなジャンルは脳科学、人類学、自己啓発、ライフハック、仏教。
👉 X(旧Twitter)