おもてサウンドコピー塾 川島司と中川みちえの『ギリギリ小町Neo』
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- レジャー
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洋服から着物に着替える時間。身を清め、長襦袢の上に長着をかさねる所作は、神事のふるまいのような、カミとかさなる儀式のように感じる。着物をまとうだけで、ふだんの私は脱ぎ落とし、キヨキ・アカキわたしが表にあらわれる。歩幅も、立ち居振る舞いも、いつものわたしではなくなり、何か尊い、大きな力にうごかされている感覚が訪れる。それに気がつくように着物と関わり、いたわり、日常に、畏れとかたじけなさを感じていきていくことに、このうえない豊かなものを感じるようになる。「ふだん」を脱ぎ捨て、「いつも」でないわたしをまとう。
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第309回配信 解説【光る君へ】第15話「おごれる者たち」 「おもてサウンドコピー塾」
20240424【光る君へ】第15話 .mp3
七十二候の第20候
立夏次候
5月10日(水)~14日(日)
「蚯蚓出(みみずいづる)」
土の中で眠っていたミミズが地上に出てくる頃。
他の虫たちは春先に目覚めますが、
ミミズは夏から活動を始め、土を肥やし豊かにしてくれます。
「光る君へ」第15回・おごれる者たち
■今回はここに注目
1:道隆暴走・追いやられた詮子
定子を中宮にゴリ押ししたこの行為が身の破滅につながる。
道長がこの手法を逆手にとって、彰子を中宮に据えてしまう。
2:自暴自棄の道兼に道長がお支えしますと励ます
孤独な道兼を演出するための創作がちょっとクドい。
妾繁子に逃げられても正妻はいるし、他にも妾はいるし、
頭中将・藤原公任宅に居座らなくても行くとこはある。
本当は兼家の喪に服しているしグダグダにはなっていない。
3:993年道隆の身内びいきの人事66人 実資のぼやき
6:ききょうから清少納言へ
高階貴子に誘われて定子の女房へ。
7:苦言を呈す道長・聞く耳がない道隆 お前実資か
そういうことを言わぬと思うてお前を中宮大夫(だいぶ)にしたのだ
このとき具合が悪そうな道隆。糖尿病発症という伏線。
8:道長と伊周の弓争ひ 願い事を言い矢を放つ。伊周は外し、道長が射抜く。
大石式部の罠。そこらじゅうのSNSで「弓争ひ100連発」だったのでは?
11:石山寺へ気晴らしの旅に出るまひろとさわ
さわの家は源氏物語浮舟と同じ。
12:石山寺の夜。道綱はまひろを。さはは道綱を気に入る。
その夜、道綱は間違って夜這いを仕掛ける。⇒さとと名前を間違え、言い訳して去る。企画・構成 表参道コピー塾
光源氏はうつせみと間違えた軒端荻を抱いた。
道綱がうつけと言われるゆえんはここにある。
道綱母との会話「なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかは知る」
心と体は裏腹と道綱母。それでも殿との日々が一生の宝だったと回想。
いいとこの妾より手頃な北の方。兼家との恋はよかったと言いつつも二度とそんな恋はしないといっているのと同じ、でも、共感できる。そんな経験は一度でいい。
13:石山寺で月をながめるまひろ 「書くことで己の悲しみを救った…」
源氏物語誕生エピソードのまんまですね。大石式部に乗せられる気にもならないほどベタ。
ちょっとエピソード盛り込みすぎでは?と思うのでした。
14:あくる朝、さわは激おこ。まひろにぷんぷん丸。
帰り道、川辺に降りて疫病で死んだ死体をみる=次週に続く
ほか
語り手 川島司 中川みちえ
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第308回配信 解説【光る君へ】第14話「星落ちてなお」 「おもてサウンドコピー塾」
20240424【光る君へ】第14話.mp3
立夏
野山に新緑が増え、夏の気配が感じられる頃。
5月5日〜
七十二候
初侯:蛙始鳴(かわずはじめてなく)
蛙(かわず/かえる)が鳴き始める頃。「かえる」の語源は必ず元のところに帰ってくるから「帰る」、田んぼでは蛙の合唱が聞こえてきます。
今回は【光る君へ】第14話「星落ちてなお」の解説です。
仕え先を探すまひろ(吉高由里子)は、土御門殿からの帰りに道長(柄本佑)と鉢合わせてしまう。久しぶりの再会だったが・・・
1:道長とまひろの鉢合わせ 動揺しつつも互いにスルー。
漢詩の手紙、彰子、道長という地獄の三連打。
2:兼家の出家・ブチギレる道兼 この老いぼれ、とっとと死ね!(NHK改革?)
3:兼家の最期 「明子の呪詛・兼家の死」そして明子の流産(これは創作です)
4:道兼の妻繁子は屋敷を出ていった。(繁子は一条天皇のめのと・尚侍・従三位・源氏物語の源典侍のモデルとも)
5:高階貴子の和歌勉強会はまひろとききょうの再開のためのステージ。
6:突然、ききょうが訪問 宮中に女房として出仕したいと夢を熱く語る。(ききょうの離婚は偽装工作)
7:文字を教えるのは貴族のたわむれか?まひろは黙り込む。
8:検非違使に対する法改正ひとつ通せない現実を嘆く道長。俺は何ひとつ成してはいない。
9:摂政道隆・中宮定子誕生させる 公卿らは総スカン。前例がなければ前例をつくるのは父親譲り。
ほか
制作 表参道コピー塾
語り手 川島司 中川みちえ
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第307回配信 2024【皐月】5月のはなし(おもてサウンドコピー塾)
20240424【皐月】5月のはなし.mp3
毎月、おついたちは、その月の話をしています。
今月は5月、皐月(さつき)です。
・皐月は旧暦5月、現代でも5月の別名として使われています。
・太陽や月の動きを基に季節の移り変わりを折り込んだ二十四節気では、
穀雨、立夏、小満のころ。
・その二十四節気を約5日ごとに初候、次候、末候の3つに分けたのが七十二候です。
ほか
企画・構成 表参道コピー塾
語り手 川島司 中川みちえ
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第306回配信 解説【光る君へ】第13話「進むべき道」(おもてサウンドコピー塾)
20240424【光る君へ】第13話.mp3
穀雨4月30日(火)~5月4日(土)
牡丹華(ぼたんはなさく)
今回は【光る君へ】第13話「進むべき道」の解説です。
ひとつの物語が終わって新たな展開が始まるという回。
中宮定子と一条天皇の仲良しさが目を引きました。
見どころとしては
1)藤原宣孝の派手な黄色の上着
2)文字が読めずに騙された母子
3)倫子がまひろに彰子の女房役を勧めるシーン
の3つをピックアップ。気になったことをご紹介します。
企画・構成 表参道コピー塾
語り手 川島司 中川みちえ
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第305回配信 葵祭 たとえば鴨と烏と●●な神のはなしなど(おもてサウンドコピー塾)
20240327葵祭講義1鴨と烏と神.mp3
穀雨次候 4月25日(木)~4月29日(月)
霜止出苗(しもやみてなえいづる)
今回は「教えて日本の大事なことシリーズ 2024 葵祭講座」で得られることについて。
表参道コピー塾の「教えて日本の大事なこと」シリーズは、日本各地に伝わる伝統・伝承・芸能・神事などを通して、知っているつもりが、実は大きな勘違いだったことや、本当はそんな意味があったの?という驚き・ときめき・ひらめき・を、めきめき・きらめき・ざわめきの舞として、じぶんの深いところと結ばれていく学びのひとつです。
オンライン上の講義と実際現地に赴いてフィールドワークに近いスタンスで体験していただくハイブリッド型学習法です。
いいかえれば、「知識」と「体験」を「わたしの大事なこと」というフィルターで取り出し、かけがえのないわたし、いとおしいわたし、見違えるようなわたしと遭遇していただくメソッドです。
ご興味あるかたは「中川みちえ」まで、お問い合わせください。 -
第304回配信2024葵祭イントロダクション (おもてサウンドコピー塾)
2024葵祭イントロダクション.mp3
穀雨 初候 4月19日(金)~4月24日(水)
葭始生(あしはじめてしょうず)
今回は5月15日開催 講座「葵祭と葵の上」(仮】の
知っておくと便利な基礎知識編をご紹介します。
ここでの内容を一通り頭にいれて受講すると葵祭の中へとささっと入るこむことができるようになるし、葵祭を見学するひとも、「なぜ、それなのか」がわかるので、普段の数倍楽しむことが出来ます。
・葵祭(あおいまつり)は、毎年5月15日に下鴨神社と上賀茂神社で行われる祭事です。
・祇園祭(7月)、時代祭(10月)とともに“京都三大祭”のひとつです。
・葵祭は、約1400年前から続く祭で、6世紀頃、賀茂神の祟りによる飢餓疫病を鎮めるために行われた祭が起源と言われています。
・王朝行列「路頭の儀」(ろとうのぎ)は、平安絵巻のような風俗衣裳に身を包んだ人々が、京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へと向かいます。
・行列が上賀茂神社、下鴨神社に到着すると、勅使の御祭文の奉納、東遊の舞の奉納など社頭の儀が神前で行われます。
ほか
企画・構成 表参道コピー塾
語り手 川島司 中川みちえ
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