2025年8月20日(水)
琉球新報の記事から紹介します。
担当は上地和夫さんです。
北部地区医師会が運営する北部看護学校の経営安定化や
教育環境の充実に向けて、北部市町村会と北部地区医師会、名桜大学の3者は
看護校を公立化し「名桜大学付属北部看護学校」とする方針を固めました。
文部科学省などに必要な申請を提出しており、
来年4月から、公立の専修学校として運営を目指します。
文部科学省によりますと、公立大学が付属の専修学校を運営した事例はなく、
全国で初めてとなります。
北部看護学校は、若年人口の減少や高額な授業料、
公立校に比べるとブランド力が低いことなどから、入学者数が減少傾向にあり、
昨年度と今年度の入学者数は「定員割れ」となりました。
3者は公立化で学生を呼び込み、慢性的な看護師不足の解消、
安定的な地域医療の構築を目指す考えです。
看護師学校指定の認可は10月ごろに下りる見通しだということです。
名桜大学で14日、関係者による記者会見が開かれ、
北部地区医師会の石川清和会長は公立化について
「北部の看護師の育成継続と、医療、介護、福祉を含めた、
地域医療包括ケアの強力な推進力となる」と説明しました。 (了)
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- FrequencyUpdated Weekly
- PublishedAugust 20, 2025 at 5:00 AM UTC
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