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気候とアートのダイアローグ・・・この番組は、文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を考える、「信州アーツクライメートキャンプ」がお届けするPodcastです。
Shinshu Arts-Climate Camp は、文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県において行われている様々な取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、共に考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化進行事業団)と信州大学人文学部が協働して運営しています。

気候とアートのダイアロー‪グ‬ Shinshu Arts-Climate Camp

    • アート
    • 5.0 • 2件の評価

気候とアートのダイアローグ・・・この番組は、文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を考える、「信州アーツクライメートキャンプ」がお届けするPodcastです。
Shinshu Arts-Climate Camp は、文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県において行われている様々な取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、共に考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。信州アーツカウンシル(一般財団法人長野県文化進行事業団)と信州大学人文学部が協働して運営しています。

    #4-2〔後半〕「POW Japan(Protect Our Winters Japan)」髙田翔太郎さん(大町市・白馬エリア)

    #4-2〔後半〕「POW Japan(Protect Our Winters Japan)」髙田翔太郎さん(大町市・白馬エリア)

    『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。

     

    今回も前回に続いて、「アート」という“くくり”を広げ、環境保護運動というかたちで気候変動に対する取り組みをすでに実践している、「スノーレジャー」という文化に注目します。

     

    インタビューしたのは、長野県の白馬エリアでスキーやスノーボードを地球温暖化から守る活動をしている環境保護団体、一般社団法人POW Japanの事務局長・髙田翔太郎さんです。

     

    「地球温暖化によって雪が解けてしまっては、スキーやスノーボードができなくなる」という危機感のもと、アメリカのプロスノーボーダーが発起人となり2007年にPOWを設立。

     

    POW Japanはその日本でのチームとして2019年にスタートし、白馬村を中心に全国のスキー場などで、一般のスキーヤーやスノーボーダーに対して、そしてスキー場や行政に対して、さまざまな活動を続けています。

     

    今回は、一般のスキーヤーやスノーボーダーが気候危機に対して何ができるのか、またPOW Japanの今後の取り組みについても、さらにうかがっていました。 

     

    ►髙田翔太郎さん

    北海道出身、長野県大町市在住。学生時代からパタゴニアに勤務し、30代で退職した後にサステナブルな生活のヒントを求めてニュージーランドやタスマニアを旅する。帰国後にPOW Japanの立ち上げにかかわり、現在は事務局長を務める。スノーボードとサーフィンを趣味としながら、農のある暮らしやセルフビルドも実践。ファーマーズマーケット「白馬オーガニックマーケット」にも携わっています。

     

    ►一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW Japan)

    アメリカのプロスノーボーダー、ジェレミー・ジョーンズさんが立ち上げたPOWの日本での団体。地球温暖化からスキーやスノーボードを楽しむ冬を守ることを目的に、「行動する仲間たちを増やす」「私たちの遊び場”スノータウン”のサステナブル化を促す」「国の脱炭素化に向けて、市民の立場から変化を起こす」を柱に活動しています。

    https://protectourwinters.jp/

    https://www.instagram.com/protectourwintersjapan/

     

    ►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…

    文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。

    https://note.com/artsclimate_camp

    https://www.instagram.com/shinshu_artsclimate_camp/

     

    ►INFOTMATION

    ・SUSTAINABLE RESORT
    ALLIANCE

    POW Japanが2023年からスタートさせたプラットフォーム。スキー場と、スキーヤーやスノーボーダーが、ともに脱炭素化とサステナブル化を実現するためのネットワークの構築を目指す。

    https://protectourwinters.jp/sustainableresort/

     

    ・WWOOF

    World Wide Opportunities on Organic
    Farmsの略で、有機農家が食事・宿泊場所・知識・経験を、参加者が「労働」を提供し、お金をやり取りしない人的交流を実践する仕組み。会員制で、日本はWWOOFジャパンが窓口になっている。

    https://www.wwoofjapan.com/home/

     

    ・小松吾郎

    長野県大町市在住のプロスノーボーダー、POW
    Japan代表理事。

     

    ・エネルギー基本計画

    国が定めるエネルギー政

    • 20分
    #4-1〔前半〕「POW Japan(Protect Our Winters Japan)」髙田翔太郎さん(大町市・白馬エリア)

    #4-1〔前半〕「POW Japan(Protect Our Winters Japan)」髙田翔太郎さん(大町市・白馬エリア)

    『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。

     

    今回から2回にわたって、「アート」という“くくり”を広げ、環境保護運動というかたちで気候変動に対する取り組みをすでに実践している、「スノーレジャー」という文化に注目します。

     

    インタビューしたのは、長野県の白馬エリアでスキーやスノーボードを地球温暖化から守る活動をしている環境保護団体、一般社団法人POW Japanの事務局長・髙田翔太郎さんです。

     

    「地球温暖化によって雪が解けてしまっては、スキーやスノーボードができなくなる」という危機感のもと、アメリカのプロスノーボーダーが発起人となり2007年にPOWを設立。

     

    POW Japanはその日本の組織として2019年にスタートし、白馬エリアを中心に全国のスキー場などで、一般のスキーヤーやスノーボーダーに対して、そしてスキー場や行政に対して、さまざまな活動を続けています。

     

    前半となる今回は、地球温暖化によってスキー場ではいま、どんなことが起こっているのか、そして POW Japanは具体的にどんな活動をしているのか、うかがいました。

     

    ►髙田翔太郎さん

    北海道出身、長野県大町市在住。学生時代からパタゴニアに勤務し、30代で退職した後にサステナブルな生活のヒントを求めてニュージーランドやタスマニアを旅する。帰国後にPOW Japanの立ち上げにかかわり、現在は事務局長を務める。スノーボードとサーフィンを趣味としながら、農のある暮らしやセルフビルドも実践。ファーマーズマーケット「白馬オーガニックマーケット」にも携わっています。

     

    ►一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW Japan)

    アメリカのプロスノーボーダー、ジェレミー・ジョーンズさんが立ち上げたPOWの日本での団体。地球温暖化からスキーやスノーボードを楽しむ冬を守ることを目的に、「行動する仲間たちを増やす」「私たちの遊び場”スノータウン”のサステナブル化を促す」「国の脱炭素化に向けて、市民の立場から変化を起こす」を柱に活動しています。

    https://protectourwinters.jp/

    https://www.instagram.com/protectourwintersjapan/

     

    ►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…

    文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。

    https://note.com/artsclimate_camp

    https://www.instagram.com/shinshu_artsclimate_camp/

     

    ►INFOTMATION

    ・グローバル気候マーチin白馬

    「気候マーチ」は2019年に開催された世界気候サミットに声を届けるために世界中で行われたが、白馬村では高校生有志が立ち上がり企画・開催され、120人が参加した。

    https://hakuba-sdgs-lab.org/190920_globalclimatestrike

     

    ・白馬村気候非常事態宣言

    2019年、国内では長崎県壱岐市、神奈川県鎌倉市に次ぐ3番目に表明。気候変動と向き合い将来に向けて持続可能な社会を村民に引き継ぐことを掲げている。→PDF

     

    ・一般社団法人HAKUBAVALLEY TOURISM

    長野県大町市、白馬村、小谷村などが2019年に設立した観光地域づくり法人(DMO)。

     

    ※『気候とアートのダイアローグ』は、信州アーツカウ

    • 20分
    #3-2〔後半〕「しなの長沼・お屋敷保存会」天利一歩さん・太田秋夫さん(長野市)

    #3-2〔後半〕「しなの長沼・お屋敷保存会」天利一歩さん・太田秋夫さん(長野市)

    『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。

     

    今回は前回に続いて、長野市長沼で築200年以上の古民家「米澤邸」の修復保存や、新しい町づくりに取り組んでいる、一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会の会長・天利一歩さんと、事務局長・太田秋夫さんのインタビューをお届けします。

     

    2019年の台風19号で甚大な被害を受けた、長野市長沼。天利さんや太田さんたちは、しなの長沼・お屋敷保存会の活動を通じて、長沼のシンボルのひとつである「米澤邸」の修復保全や、地域全体の歴史や文化の継承、そして新たなコミュニティづくりに取り組んでいます。

     

    後半となる今回は、戦国時代から続く長沼の歴史や産業の移り変わり、2019年の台風19号・東日本台風の被害状況や「復興」の状況、そして今後目指す地域のあり方についてうかがいました。

     

    ►天利一歩さん

    一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会会長。

     

    ►太田秋夫さん

    一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会事務局長、Hope Apple代表。

     

    ►一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会

    長野市長沼地域に古くからある古民家や土蔵などの利活用を通じて、2019年の台風19号による水害後のコミュニティの再生と地域内外の交流を図ることを目的として設立。

    https://naganumaoyashiki.org/

     

    ►米澤邸

    1818年、長沼の有力な農民である米澤家が創建。約500坪の敷地は旧長沼城侍屋敷の要所に位置し、屋根材の重さや揺れを小屋組で共有する伝統構法で建てられています。

     

    ►長沼

    戦国時代には武田信玄が拓いた城下町として、江戸時代には宿場町として、そして近代を境に養蚕からリンゴ果樹へと産業を変化させながら栄えてきた歴史を持つ、千曲川沿いの地域。歴史的に洪水が多く、建造物や地域のあり方に反映されています。

     

    ►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…

    文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。https://note.com/artsclimate_camp

     

    ►INFOTMATION

    ・2019年台風19号(東日本台風)

    同年10月12日に日本に上陸し、静岡県、関東甲信、新潟県、東北地方などで記録的な大雨となり、死者100名を超える甚大な被害をもたらした。→wiki

     

    ・公費解体

    行政が所有者に代わって被災家屋などを解体・撤去する制度。2019年台風19号による被害に際して、長野市は2020年、「半壊」以上の家屋を対象に制度の申請受付を開始した。

     

    ※『気候とアートのダイアローグ』は、信州アーツカウンシルと信州大学人文学部の共同プロジェクト、「信州アーツ・クライメート・キャンプ」のポッドキャストです(制作:八燿堂)

    • 22分
    #3-1〔前半〕「しなの長沼・お屋敷保存会」天利一歩さん・太田秋夫さん(長野市)

    #3-1〔前半〕「しなの長沼・お屋敷保存会」天利一歩さん・太田秋夫さん(長野市)

    『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。

     

    今回から2回にわたって、長野市長沼で築200年以上の古民家「米澤邸」の修復保存や、新しい町づくりに取り組んでいる、一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会の会長・天利一歩さんと、事務局長・太田秋夫さんのインタビューをお届けします。

     

    長野市は2019年の台風19号(東日本台風)で、千曲川の堤防の決壊や越水による濁流で1541ヘクタールが浸水するという甚大な被害を受けました。なかでも長沼は2名の方が亡くなっています。

     

    長沼の「米澤邸」は有力な農民によって建てられた地域のシンボルのひとつですが、やはり台風19号によって大きく損傷。同じく被害に遭ったたくさんの建造物が公費解体によって姿を消し、町は様変わりしました。

     

    そうした状況を受け、天利さんや太田さんたちは、しなの長沼・お屋敷保存会の活動を通じて町の歴史や文化の継承、そして新たなコミュニティづくりに取り組んでいます。

     

    前半となる今回では、しなの長沼・お屋敷保存会の概要や、歴史的に度重なる水害に耐えてきた米澤邸の建築の特徴、長沼におけるコミュニティの大切さなどについてうかがいました。

     

    ►天利一歩さん

    一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会会長。

     

    ►太田秋夫さん

    一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会事務局長、Hope Apple代表。

     

    ►一般社団法人しなの長沼・お屋敷保存会

    長野市長沼地域に古くからある古民家や土蔵などの利活用を通じて、2019年の台風19号による水害後のコミュニティの再生と地域内外の交流を図ることを目的として設立。https://naganumaoyashiki.org/

     

    ►米澤邸

    1818年、長沼の有力な農民である米澤家が創建。約500坪の敷地は旧長沼城侍屋敷の要所に位置し、屋根材の重さや揺れを小屋組で共有する伝統構法で建てられています。

     

    ►長沼

    戦国時代には武田信玄が拓いた城下町として、江戸時代には宿場町として、そして近代を境に養蚕からリンゴ果樹へと産業を変化させながら栄えてきた歴史を持つ、千曲川沿いの地域。歴史的に洪水が多く、建造物や地域のあり方に反映されています。

     

    ►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…

    文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。https://note.com/artsclimate_camp

     

    ►INFOTMATION

    ・Hope Apple

    2019年の台風19号を受けて組織された復興支援団体。https://www.facebook.com/hoyasuhisaisyashien/

     

    ・建物修復支援ネットワーク

    古民家、土蔵、寺院などの伝統木造建築など古い建物の保全や再生のための見識や、技術継承のための情報共有を、幅広く提供する団体。http://blog.livedoor.jp/niigata_sumai/

     

    ・2019年台風19号(東日本台風)

    同年10月12日に日本に上陸し、静岡県、関東甲信、新潟県、東北地方などで記録的な大雨となり、死者100名を超える甚大な被害をもたらした。→wiki

     

    ※『気候とアートのダイアローグ』は、信州アーツカウンシルと信州大学人文学部の共同プロジェクト、「信州アーツ・

    • 21分
    #2-2〔後半〕「アースデイin佐久」田村至さん(佐久市)

    #2-2〔後半〕「アースデイin佐久」田村至さん(佐久市)

    『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。

     

    今回は前回に続いて、毎年4月に世界中で開催されている、地球環境を考える市民のイベント「アースデイ」の佐久バージョン、「アースデイin佐久」の実行委員長を務める、田村至さんのインタビューをお届けします。

     

    後半となる今回は、田村さんの生い立ちや音楽との出会いについて、そして「アースデイin佐久」を20年以上続けてきて思うことなど、さらに深くお話をうかがいました。

     

    ►田村至さん

    工務店を営むかたわら、『旅人の祭り』などの音楽フェスティバルをオーガナイズ。2004年に「アースデイin佐久」に参加し、2007年から実行委員長を務めています。

     

    ►アースデイin佐久

    南佐久の有機農家の集まりとして2002年にスタート。音楽ライブやシンポジウムのほか、現在は委員会に招待された飲食などのブースが出店し、市民レベルで地球環境を楽しみながら考える機会を提供。

    発起人は、佐久穂町の有機農家「織座農園」の窪川典子さん、農園の卒業生で同じく有機農を営む酒井明弘さん、北相木村の家具職人でミュージシャンの井出正さんと教子さん。新型コロナウイルスによる中断を挟んで2023年に第20回開催を迎えました。

    http://earthday.asama-de.com/

     

    ►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…

    文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。https://note.com/artsclimate_camp

     

    ►INFORMATION

    ・バウル

    インドとバングラデシュにまたがるベンガル地方の歌い人。吟遊詩人などと訳される →wiki

     

    ・アナンド・ラホーリ

    上述のバウルが奏でる楽器で、太鼓の皮の真ん中から伸びる二本の弦を木製のバチで叩く

     

    ・ジャンベ

    西アフリカ起源の太鼓 →wiki

     

    ・ネイティブアメリカンの強制移住

    19世紀アメリカで、急速な人口増加のためにミシシッピ川以東に住んでいたネイティブアメリカンを川の西側に事実上強制的に移住させた政策 →wiki

     

    ・旅人の祭り

    1999年から場所も時期も不定期に開催されているキャンプ型のフェス。2023年は長野県北相木村の長者の森で開催された

     

    ※『気候とアートのダイアローグ』は、信州アーツカウンシルと信州大学人文学部の共同プロジェクト、「信州アーツ・クライメート・キャンプ」のポッドキャストです(制作:八燿堂)

    • 16分
    #2-1〔前半〕「アースデイin佐久」田村至さん(佐久市)

    #2-1〔前半〕「アースデイin佐久」田村至さん(佐久市)

    『気候とアートのダイアローグ』は、アートを通して気候危機や社会問題に対して活動している、長野県のアーティストや実践者たちにインタビューする番組です。

     

    今回から2回にわたって、毎年4月に世界中で開催されている、地球環境を考える市民のイベント「アースデイ」の佐久バージョン、「アースデイin佐久」の実行委員長を務める、田村至さんのインタビューをお届けします。

     

    前半となる今回では、「アースデイin佐久」とはどのようなイベントで、どんな人たちが関わっているのか、運営におけるやりがいや難しさ、そして20年以上続けてこれた理由をうかがいました。

     

    ►田村至さん

    工務店を営むかたわら、『旅人の祭り』などの音楽フェスティバルをオーガナイズ。2004年に「アースデイin佐久」に参加し、2007年から実行委員長を務めています。

     

    ►アースデイin佐久

    南佐久の有機農家の集まりとして2002年にスタート。音楽ライブやシンポジウムのほか、現在は委員会に招待された飲食などのブースが出店し、市民レベルで地球環境を楽しみながら考える機会を提供。

    発起人は、佐久穂町の有機農家「織座農園」の窪川典子さん、農園の卒業生で同じく有機農を営む酒井明弘さん、北相木村の家具職人でミュージシャンの井出正さんと教子さん。新型コロナウイルスによる中断を挟んで2023年に第20回開催を迎えました。

    http://earthday.asama-de.com/

     

    ►信州アーツ・クライメート・キャンプとは…

    文化芸術の視点から気候変動や地球環境の課題を見つめ、信州・長野県で行われているさまざまな取り組みを知り、取り組んでいる人に学び、ともに考え、変化していく、コモンスペースをつくっていこうというプロジェクトです。https://note.com/artsclimate_camp

     

    ►INFOTMATION

    ・アースデイ

    学生運動や市民運動がさかんだった1970年、アメリカのG・ネルソン上院議員が、4月22日を「地球の日」と宣言、当時全米学生自治会長だったデニス・ヘイズが呼応して全米に呼びかけたことに始まる。同年に最初のアースデイが開催、延べ2000万人以上がそれぞれのかたちで地球への関心を表現した。

    アースデイには代表も規則もなく、地球環境を守る意思表示を誰もが自由に表現でき、現在は世界中で開催されている。

    参考「アースデイ東京」HP

     

    ※『気候とアートのダイアローグ』は、信州アーツカウンシルと信州大学人文学部の共同プロジェクト、「信州アーツ・クライメート・キャンプ」のポッドキャストです(制作:八燿堂)

    • 26分

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