18本のエピソード

子どもの作業療法士みきてぃが出会った、障がいを持つ子どもとその家族の実際のお話を1話ずつお届けしています。
■■■■■■毎月8日朝8時配信■■■■■■
◉YouTube(写真展と音声配信フォトムービー)
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=BR50u35XOJQ
◉特設サイト(小冊子配架先・メディア紹介等記載)
 https://peraichi.com/landing_pages/view/sittemoraitaikazokugairu
◉note(みきてぃが出会った障がいを持つ家族のストーリーが実際の写真とともに掲載)
 https://note.com/kikky0824/m/m6eaa121c348d
◉エムズコドモシッティング(公式HP)
 https://msks.info/
◉Facebook(小冊子の情報やその他日々の活動を掲載)
 https://www.facebook.com/
◉Potcast「作業療法士みきてぃのこどものはなし」
 https://anchor.fm/mikity/episodes/ep-e15th5r
◉photo 福添 麻美
 https://fukuzoemami.com/about-me/

【知ってもらいたい家族がいる】みきて‪ぃ‬ みきてぃ

    • アート
    • 5.0 • 4件の評価

子どもの作業療法士みきてぃが出会った、障がいを持つ子どもとその家族の実際のお話を1話ずつお届けしています。
■■■■■■毎月8日朝8時配信■■■■■■
◉YouTube(写真展と音声配信フォトムービー)
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=BR50u35XOJQ
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 https://note.com/kikky0824/m/m6eaa121c348d
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    #17【私は誰よりも未熟な母親】重症新生児仮死後遺症/脳性麻痺/ウエスト症候群

    #17【私は誰よりも未熟な母親】重症新生児仮死後遺症/脳性麻痺/ウエスト症候群

    2021年8月8日から月1回のペースで配信していた私が担当する16家族のお話。

    2022年12月8日の今回で最後のお話になります。

    最後はゆうちゃんのお話です。

    12月31日に8歳になるゆうちゃん。

    この家族の小冊子が出来た時、一番最初に反応してくれたのは優ちゃんでした。

    この後のお話を聞いてくださるとわかるのですが、優ちゃんは寝たきりです。

    でも、あの日の訪問の時、ゆっくり手をあげて「あ〜あ〜」と

    小さく、か細い声で、確かに私に話しかけてくれていました。

    「お母さんのこと、家族のこと、伝えてくれてありがとう、」

    そう言ってるように私には聞こえました。



    今回のお話には小児科医であるパパからの

    お話も含まれています。

    その中に

    「僕は臨床医を続ける事が難しくなったけれど、
     妻はそれ以上に色々なことを
     手放してきたのかもしれない。」

    というフレーズがあります。

    「優ちゃんの主治医としてこの先もずっとみていく」

    そう思っていたパパは、ママのある一言に気づかされます。

    それは本編の中でお聞きください。

    人はそれぞれ思い描いていた人生の中で「手放す」ということに直面することが

    何度かあると思います。

    あれもこれもやりたい、欲しい、人からも注目されたい…

    でも「得ること」ばかりが幸福になるか?というと、

    必ずしもそうとは限らないこともあります。

    「得ることができない自分」を悩ませ、不安にさせることもあるからです。

    だから、「手放す」こと、それは決して諦めやネガティブな事ではなく

    「次へ進むために新たにワクワクした時間を与えられた!」

    そうポジティブに切り替えるキッカケだと

    感じています。



    パパが命をとりとめた優ちゃん。

    「知ってもらいたい家族がいる。」最終話。

    どうぞ耳を澄ませてお聞きください。

    • 35分
    #16【あなたの知っているダウン症ですか?】ダウン症/心室中隔欠損症/動脈管開存症

    #16【あなたの知っているダウン症ですか?】ダウン症/心室中隔欠損症/動脈管開存症

    今回は健人くんのお話です。

    先日4歳になったばかりの健人くん。

    来春からお母さんの仕事復帰にむけ
    保育園探しをこの1年間、ずっとしています。

    ダウン症児に限らず、障がい児全般の親が集団に
    入ろうと動いた時に言われるこの言葉。

    「うちの園では人手不足で見れません。」

    この一言に何人、いえ、数えきれない数の
    お母さんが肩を落とした事でしょう。

    厚生労働省では待機児童を解消し、受け皿の拡大が
    一段落するまでの緊急的な対応として
    2016年から「保育所における保育士配置の特例」が実施され、
    これにより幼稚園教諭や小学校教諭、
    子育て支援員の活用が人材不足の改善や
    保育士さんの負担軽減が期待できると言われています。

    これは単に健常児のお子さんに
    限ってだけの問題でしょうか?

    発達に少し遅れがあるお子さんや
    健人くんのようにダウン症のお子さんは
    それ以前に入園する事は難しいのでしょうか?

    お母さんはこう話します。

    「障がい児受け入れ可能な園の情報を
    提供してくれるともっと助かる」

    「大変な状況はわかるが、最初から障がいを理由に

    あれこれ理由を述べられ、見学すら、させてもらえない」

    「ただでさえ苦労しているのに、落ち込んでしまう…」

    「健人くんは健常児と比べてゆっくりな成長で
    出来ないことが多くて焦ったり、急かしてしまったりすることもある。
    でも健人なりのペースで少しずつ成長している。
    それはかわいい時期をじっくり見せてくれているのかなと思ったりする」

    「障がいや病気あるなしに関わらずどんな親も心配が尽きないのは一緒」
    そうお母さんは教えてくれました。

    障がい児を子育てすることは大変なことはもちろんあるが、
    その中に学びや感動することも多くある。

    今回はダウン症の健人くんの家族のお話です。
    どうぞ耳を澄ませてお聞きください。

    • 25分
    #15【病気を選んで生まれてきたわたし】多発奇形症候群/先天性白内障/重症新生児仮死/小頭症/左横隔膜挙上症/腸回転異常

    #15【病気を選んで生まれてきたわたし】多発奇形症候群/先天性白内障/重症新生児仮死/小頭症/左横隔膜挙上症/腸回転異常

    今日はさなちゃんのお話です。

    さなちゃんに最初に出会ったのは2019年、夏。
    もう、3年前になります。

    「笑顔」でニコニコのさなちゃんかと思えば、
    一瞬でへの字口になって「泣き顔」に変化する
    言葉の代わりに表情で私たちに気持ちを伝えるのが
    とっても上手な女の子です。

    そんな泣き顔を笑顔に変える特効薬はママ。
    さなちゃんはママがいなくなると
    とっても不安になります。


    ある時、ママが「先生、この絵本知ってますか?」
    って渡してくれました。

    それは「ひだのかなよ」さんの
    「うまれるまえのおはなし」

    この絵本のストーリーには

    こんなことが書かれていました。

    赤ちゃんは
    お母さんを選んできたこと、

    そしてもう一つ、赤ちゃんは

    いくつもの色の
    プレゼントの中から
    好きな色をひとつだけ選んで持って
    生まれてくると書かれていました。

    そしてその中身はあかちゃんは知っていると。

    さなちゃんが選んだのは

    キラキラひかる色。

    それは「びょうき」
    というプレゼント。

    「これ」を選ぶことはとても勇気が必要ということ。

    病気を選んで生まれてきたさなちゃんの家族の話。

    どうぞ耳を澄ませてお聞きください。

    • 21分
    #14【私がどんなにママが好きか知ってる?】ゴーハム病+骨溶解/ヌーナン症候群/口蓋裂/頭蓋骨腫瘍摘出/心房中核欠損

    #14【私がどんなにママが好きか知ってる?】ゴーハム病+骨溶解/ヌーナン症候群/口蓋裂/頭蓋骨腫瘍摘出/心房中核欠損

    このストーリーを作成した
    当時は4歳だったしほちゃん。

    今は6歳、来春から小学生になります。
    ゴーハム病で頭蓋骨の一部や両手両足の骨(四肢骨)が
    溶ける骨溶解がおきていています。
    また、ヌーナン症候群で
    血液凝固異常があります。

    そのほかにも
    頭蓋骨腫瘍摘出、心房中核欠損の手術
    口蓋裂、発達・発育不良、などがあります。

    4歳になってようやく
    歩行ができるようになりました。
    そして4歳半の時には口蓋裂の手術を行いました。
    術後、数日して大量出血でICUへ移動。

    いくつもの困難を乗り越えてこられたのは
    多忙ながらも支えてくれるご両親と
    お姉ちゃんと弟がいるから。
    今回は
    そんなしほちゃんの家族の話。

    耳を澄ませてお聞きください。

    • 16分
    #13【夫の存在】ウエスト症候群

    #13【夫の存在】ウエスト症候群

    【配信1周年記念】
    抽選で3名様に小冊子プレゼント致します。詳細は番組内でご案内しています。

    今日はこころちゃんのお話です。
    生まれてから約1ヶ月位まで、目を閉じたまま、一瞬にっこりと笑顔になる「新生児微笑」
    その後出てくる表情筋を自由に動かせず笑っているような表情の「生理的微笑」
    2ヶ月頃からみられる人の顔を見てにっこり笑う「社会的微笑」。
    これらの赤ちゃんの笑顔は親だけではなく、周りの人もその愛らしさに魅了されますよね。

    今日のお話の「こころちゃん」はちょっと違っていました。
    生後5ヶ月から、こころちゃんの笑顔の表情は消えていったのです…。
    それはウエスト症候群が発症し今まで出来ていたことが出来なくなる
    「退行症状」がそうさせたのでした。悲しむママを支え続けたパパの言葉。
    こころちゃんの家族のお話、耳を澄ませてお聞きください。

    • 15分
    #12【赤ちゃんは生きようとして生まれてくる】術後低酸素性虚血性脳症後遺症/大動脈離断症候群/脳性麻痺/22q11.2欠失症候群

    #12【赤ちゃんは生きようとして生まれてくる】術後低酸素性虚血性脳症後遺症/大動脈離断症候群/脳性麻痺/22q11.2欠失症候群

    イチカちゃんは術後低酸素性虚血性脳症後遺症、
    大動脈離断症候群、脳性麻痺、22q11.2欠失症候群。
    最後の疾患は染色体の22対(つい)目の片方の一部が
    欠失することによって定義づけられる、染色体起因疾患です。

    起こり得る合併症は約180あると言われています。

    SpO2酸素飽和度の値は一般の人はほぼ100%に近い状態ですが、
    いちかちゃんは78~81程度で
    手足は常にチアノーゼがみられ、かなり低い状態です。

    例えて言うなら、みなさんが今、富士山に登ったとしましょう。
    その頂上では平地と比べて気圧は2/3、体内の酸素量は1/2となります。
    健康なみなさんでもこの酸素飽和度が80〜90まで下がって息苦しくなります。
    その苦しい状態がいちかちゃんの日常であることを
    私たち支援者は常に頭にいれておかなければなりません。

    これから最終的な根治(こんち)手術をするいちかちゃん。
    事前に準備となるような手術をしています。

    誕生後のノーウッド手術、
    術後徐々に上がってしまった横隔膜の左右差を修正する手術も
    今年2月に行われました。
    小さな心臓の手術はとてもとても難しいです。
    そのため、数回に分けて手術を行っています。
    現在体重は11キロ。
    訪問看護のナースと相談しながら日々体調の管理を行なっています。

    この後お話するストーリーは当時1歳だったイチカちゃん。
    もうすぐ3歳になります。
    現在は家族(妹)が生まれておねえちゃんになった
    イチカちゃんのお話です。

    • 16分

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