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2030年のキャリア戦略 ~人生100年時代を幸せに生き抜くために~ 人材開発コンサルタント 山岸慎司
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5.0 • 2件の評価
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人生100年時代と言われる今、年齢に関係なくキャリアの悩みは尽きないはず。
「こんなキャリアの歩み方もあるのか!」という新しい気付きを提供します!
<山岸慎司 経歴>
三菱化学において新規事業分野の開発研究・企画マーケティングに従事。米国系経営戦略コンサルティング会社のアーサー・D・リトルに転じ、主に製造業の販売マーケティング戦略策定、新規事業戦略策定、組織改革、人材育成戦略策定など多数のプロジェクトに参画。その後、複数の外資系日本法人において、経営企画室長、マーケティング本部長、執行役員事業部長、代表取締役社長などのマネジメントポジションを歴任。現在は国家資格キャリアコンサルタントとして、ビジネスパーソンのキャリア開発と人材育成に従事。東京大学農学系修士、ロンドン大学インペリアル校経営管理学修士(MBA)課程修了
<著書>
『40歳からの実践的キャリアデザイン』 https://amzn.to/3uvkfud
『16歳の仕事塾』 https://amzn.to/3uqattp
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043.アフターコロナの就活の現状(2)消費者向けビジネス(B2C)は激戦!
大学生が知っている業界・企業は限られています。特に、消費者向けビジネス(B2C)企業に人気が集中しがちです。食品、飲料、ゲーム、日用品、アパレル、エンタメなどです。
例えば、日用品のニトリには、リクナビのプレエントリーで、13万8千人が登録します。採用は300人なので、なんと460倍です。同様に、サントリー、江崎グリコ、タカラトミーなどは、300倍以上になります。
また、B2Cの業界は、離職率が高いことも問題です。厚労省の調査で、3年以内離職率が高いワースト4位までは、ホテル・飲食業、生活関連サービス業、学習支援業、小売業といったB2Cです。働き始めると、土日が忙しく、給与が低いことがわかるためでしょう。
▼人材開発コンサルタント『オフィスぎんやんま』
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042.アフターコロナの就活の現状(1)人手不足で早期化!
コロナの3年間で、大学生の就職活動は大きく変わりました。オンラインでの説明会や面接が一般的になり、企業の採用スケジュールが早期化しました。経団連の就職協定では、3年生の3月から企業説明会開始、4年生の6月から面接開始と決めていますが、もはや誰も守っていません。
大手企業のほとんどが、3年秋から「OB懇談会」「業界研究会」「1dayインターン」といった名目で、オンライン企業説明会を行っています。3年の3月末時点で、48%の学生が1社は内定をもらっている状況です。
もともと就職協定に入っていない外資系企業やベンチャー企業は、3年秋から冬に、どんどん内定を出しています。優秀な学生、特に工学系、情報系といったデジタル人材は取り合いです。すでに社会に出ている人も、成長業界への転職は、大いに可能性があります。
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041.セカンドキャリアの取り組み(2)笑っている父親を増やすファザーリングジャパン
日本で子どもが減少している原因の一つは、パパが家事・育児に参加しない、参加したくてもできないからだと言われます。NPO法人ファザーリングジャパン(FJ)は、16年前から「笑っている父親を増やすことで、より良い社会にしていく」ための取り組みをしています。
FJではこれまで、父親の育児に関するセミナーや、働き方改革やイクボス(子育てに理解のある上司)の啓蒙活動を全国で行ってきました。私も数年前からFJに参加し、最近は「シニアパパプロジェクト」で、45歳以上で子どもを授かったパパを応援する活動を始めました。
FJのメンバーにはユニークな経験をもつ人が多く、皆さんのセカンドキャリアや社会貢献の参考になると思います。
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040.セカンドキャリアの取り組み(1)本屋さんを起点に地域にコミュニティを作る
今年7月、東京・谷中に「Books & Coffee TAKIBI」という新タイプの本屋さんがオープンしました。国内の書店の数は、ピーク時の2万2千軒から、半分に減ったと言われています。地方都市では本屋さんの無い地域もあります。
TAKIBIを営むNPO法人ブックストアソリューションジャパン(BSJ)を設立した安藤哲也氏は、この現状を懸念し、地域の人が何となく集まる“たき火”のような書店を発案しました。谷中でうまくいけば、全国に展開する予定です。
TAKIBIは60人の棚主が、自分の本を持ち寄って販売する「棚貸し書店」です。私もこの番組のタイトル『2030年のキャリア戦略』という棚に、主にキャリア関連の本を置いています。安藤氏をはじめ、棚主の多くはユニークな経験の人たちです。皆さんのセカンドキャリアや社会貢献の参考になると思います。
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039. 人生を考える映画(3)どんな仕事も素晴らしい!
人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介する3回目です。今回は、「どんな仕事もたいへんだが、本気でやると素晴らしい」ことを再認識する4本です。
まず、『スーパーの女』(1996年、日本)、伊丹十三監督の作品です。パート主婦が、ダメなスーパーマーケットを立て直すコメディーです。
2本目は、『フラガール』(2006年、日本)。福島県の炭鉱の娘たちが、ハワイアンセンターのダンサーになり、地域を活性化した実話です。
3本目は、『おくりびと』(2008年、日本)。失業した音楽家が、仕方なく納棺夫の会社に就職し、その仕事に誇りをもつまでを描いています。
最後は、『インビクタス 負けざる者たち』(2009年、米国)。南アフリカのラグビーワールドカップで、地元の南アフリカが優勝した実話です。ネルソン・マンデラ大統領のリーダーシップが勉強になります。
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038.人生を考える映画(2)シニア世代の生き方の参考に!
人生(ライフキャリア)を考えるヒントになる映画をご紹介する2回目です。今回は、シニア世代の生き方の参考にしたい3本です。
まず、『マイ・インターン』(2015年、米国)。70歳のシニアインターン(再雇用社員)が、ベンチャー企業の女性社長を支援するストーリーです。シニア世代が社会で働き続けるための心構えや立ち位置が参考になります。
2本目は、『生きる』(1952年、日本)、黒澤明監督の名作。あまりやる気がなかった公務員が、がんで余命半年の宣告を受け、最後にがんばって児童公園をつくるという話です。最近、イギリスで『生きる LIVING』というリメイク版も公開されました。
3本目は、『最高の人生の見つけ方』(2007年、米国)。原題は「The Bucket List(棺桶リスト)」といい、死ぬ前にやってみたいことをやり尽くす映画です。2019年には、吉永小百合、天海祐希の主演で、日本版も公開されました。
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