21-6.(前編)人生は、「だからなに?」の積み重ね。社会学者・岸政彦さんのエッセイ集『断片的なものの社会学』をしみじみ読んでみた

ほんのれんラジオ

ほんのれんvol.21の問いは、「なぜわかり合えないのか? それぞれの物語を超えて」です。

シリーズ6回目は、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)を読んで対話します。

「だからなに?」「それがどうした?」というものを、私たちは削除しがち?

一般化された物語から外れているものをこそ、抱きしめてみたい。

人々のなにげない話に耳を傾け、「断片的なもの」を集めつづける社会学者の岸政彦さん。

その視点に触れてみると、これまでの「物語」についての話もちょっと違って見えてきました。

あなたは、どう感じましたか?

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収録日:2024/11/12

出演:ニレヨーコ、おじー、ウメコ、はるにゃ

編集:山内貴暉(編集工学研究所)+はるにゃ

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▼「なぜわかり合えないのか? 物語を超えて」を考える

 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!

(1)『ストーリーが世界を滅ぼす─物語があなたの脳を操作する』ジョナサン・ゴットシャル(著) 月谷真紀(訳)

   東洋経済新報社 2022

(2)『人はなぜ物語を求めるのか』千野帽子(著) 筑摩書房 2017

(3)『神話の力』ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ(著)飛田茂雄(訳) 早川書房 2010

(4)『他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論』宇田川元一(著)NewsPicksパブリッシング 2019

(5)『断片的なものの社会学』岸政彦(著) 朝日出版社 2015

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