軽井沢土曜懇話会(2013) National Institute of Informatics
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- テクノロジー
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国立情報学研究所では国際高等セミナーハウスにて軽井沢土曜懇話会を行っています。
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だれでもできる音楽療法
不快なストレスの多い現代社会では、自律神経の不均衡あるいは免疫力の低下などで生じる種々の生活習慣病が引き起こされています。そのため、いかに自律神経の調和を取り戻し、あるいはいかに生体外から侵入する病原体や体内で発生するがん細胞などの異物を撃退する免疫力を高めて人々の健康を守っていくかが、たいへん重要な課題になっています。本講演では、安全かつ副作用のない簡単な音楽療法によって、心と体、そして脳をリラックスさせ、種々の未病や病気を改善することができることをお話します。
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今、蘇る寺田寅彦-天災は忘れた頃に-
寺田寅彦は「天災は忘れた頃にやってくる」という名言を残しているが、3・11の東北大震災と原発事故を経験した私たちは、災害に対する心構えや事故における専門家の責任の取り方について彼から学ぶべきことが多くある。それ以外にも、寺田寅彦は素晴らしいエッセイを通じて新しい科学の提案を行い、連句・絵画・映画・古典文学などに関わる薀蓄を傾けた言葉を多く残している。それらを振り返って、寺田寅彦の視点から現代の私たちの生き様を考えてみたい。
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月を愛でる-中秋の名月を巡って-
日本は星よりも月を愛でる文化を育ててきた国と言えるでしょう。先人たちもゆったりと春の朧月を味わい、赤い月に夏を感じ、中秋の名月を愛で、そして天心に輝く冬の寒月を眺めてきました。そして、十六夜、立待月、寝待月、更待月など月の出を待つ名前をはじめ実に様々な呼び名を持ち、文学や信仰にまで浸透しています。中秋の名月を中心にした月の文化や、天文学が明らかにした最新の月についても紹介します。