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Obsidianで挫折しないための全技術に続くObsidianシリーズ第3回のおまけ編です。
これまでの全シリーズ一覧はこちら→🪄Obsidianの全技術 - ごりゅご.com
Obsidianの全技術シリーズで目指すこと
この「Obsidianの全技術シリーズ」では、ごりゅごの「超実践的なObsidianの使い方」を対話を通じて余すことなく伝え、その中から大小様々な活用法、テクニックなどをご自身で活用していただくことが目標です。
全体としては大きな話をしつつも、同時に細かなライフハック的なテクニックをはさむことで「理想と現実」のバランスを取り、何度もご覧いただける価値あるコンテンツであることを目指しています。
すべての動画をご覧いただくことが理想的ではありますが、同時に時間がない方に向けて、記事をご覧いただければ、対話のエッセンスと全体像が掴めるようにもしています。
(これもまた、理想と現実のバランスをとる手法、と言えますね)
特に現在は、生成AIによって「文字起こししたものから何を話しているのかまとめる」ことに関しては、彼らに任せれば十分にいいものが作れるようになりました。
もちろんコンテンツの内容自体は筆者(ごりゅご)が動画で話したものですが、まとめたのは生成AIです。
「おもしろい文章を書く」役割として、未だ人間がやることはたくさんあると思うし、そこでは十分に手間暇をかけて自分で文章を書いていきますが、逆にこういう「おれがやらんくてもいいこと」は、積極的に役割分担をしていこうと思います。
そして、こういう感じで「生成AIを任せること・任せないこと」をどうわけていくのか。これ自体がAIを活用して知的生産を効率化する」という行為のメタ・コンテンツとも言えるのかな、と思います。
この動画シリーズでは、ごりゅごはとにかく「話す」ことに集中。内容をまとめることはAIに任せる。これによって、ごりゅごは最小限の労力でコンテンツを提供できるし、概要だけを知りたい方には「十分な成果」をお届けできる。
動画をご覧いただく場合でも、まずこの記事で先に全体像を掴んでいただくと、より俯瞰的な視点で内容を捉えることができます。
音声(Podcast)による反復学習のすすめ
また、この対談は音声のみのPodcastとしても配信しています。
音声コンテンツの大きな利点は「ながら聞き」によって何度も繰り返し聴く負担が小さい、ということです。
移動中や作業中などに繰り返し耳にしていただくことで、一度の視聴では捉えきれなかった対話の細かなニュアンスや、話の背景にある本質的な考え方が、より深く記憶に定着していきます。
一度で集中して学ぶ動画での学習と、繰り返し聴くことで理解を深める音声での学習。この二つの方法を組み合わせることは、新しいことを学ぶ上で非常に効果的な方法です。
音声でお聞きいただく場合、大きく2つの方法が存在します。
ひとつは、自分の好きなPodcastアプリで、このナレッジスタックのRSSをPodcast登録してもらう方法。これは「ブックカタリストがSubstackを使う理由とサポーター限定コンテンツの視聴方法」より詳しい設定方法をご覧いただけます。
もうひとつの方法が、Substackのスマホアプリをインストールするという方法。Substackアプリでも「早送り機能」やバックグラウンド再生は可能なので、必要十分な機能をお手軽にご利用されたい場合にはこの方法がオススメです。
今回の概要
Obsidianで挫折しないための全技術に続くObsidianシリーズ第3回のアフタートークです。
これまでの全シリーズ一覧はこちら→🪄Obsidianの全技術 - ごりゅご.com
今回は、本編で紹介しきれなかった、よりマニアックなObsidianの活用法、特に新しいプラグイン「Base」の可能性について深掘りしました。ツールの本当の価値をいかにして理解していくか、というプロセスや心構えについても語っています。
Spaced Repetitionプラグインの価値と応用 (00:00:02)
私が活用している「Spaced Repetition」プラグインは、その仕組みが少々複雑なため、なかなかその価値が伝わりにくい側面があります。ですが、一部の方には深く支持されており、一度その利便性を理解すると手放せなくなるツールの一つです。
このプラグインは、元々アンディ・マトゥシャック氏が提唱する「インクリメンタル・ライティング」という、一つのノートを時間をかけて少しずつ育てていく概念を実現するために開発されました。
ただ、私の場合はその思想をそのまま実践するというよりは、GTDにおける「サムデイリスト」のように、「緊急ではないが重要なこと」を忘れずに、着実に進めていくための手法として、このプラグインを応用しています。
Obsidianを「体で」理解するということ (00:03:10)
今回、対談相手のうりなみさんから「この企画のために1ヶ月間、強制的にObsidianを使ってみて、ようやくその価値が感覚的に分かってきた」というお話がありました。これはまさに、ツールの本質を突いたご意見だと感じます。
どのようなツールであっても、やはり実際に自分の手で動かしてみないことには、その本当の価値を理解することは難しいものです。例えば、パソコンの操作に非常に長けている人であっても、音楽制作用のDAWの操作が分からない、ということは往々にしてあります。
それぞれのツールが持つ特有の「お作法」や思想があり、それを体で覚えるプロセスが必要だからです。うりなみさんが実感されたように、「情報を俯瞰できる価値」や「ただのファイルであることの素晴らしさ」といったことは、頭で理解するだけでなく、実践を通じて初めて感覚的に掴めるものなのです。
ファイルシステムとしてのObsidianの可能性 (00:06:10)
Obsidianの根幹にある「すべてがローカルのただのファイルである」という特性は、他のアプリケーションとの連携において絶大な可能性を秘めています。
一例として、私が使っているAbleton Liveのような音楽制作ソフトのプロジェクトファイルとObsidianのノートを紐づける活用法が考えられます。過去に作成したきり、二度と開かれることのなかった膨大な数のプロジェクトファイルも、Obsidianをファイル検索システムとして活用することで、いつでも再利用可能な「資産」として蘇らせることができるはずです。
Baseプラグイン徹底解説 (00:08:07)
現在、私は新しいプラグイン「Base」の実験的な使い方に大きな可能性を感じています。
まず試しているのが、Obsidianの左側ペインを、Baseで作成した動的なタスクリストとして活用する方法です。具体的には、「公開予定日が未来に設定されている」かつ「完了チェックがついていない」ノートだけを自動的に表示させることで、これからやるべきことを一覧で把握できるようにしています。
情報
- 番組
- 頻度アップデート:隔週
- 配信日2025年9月11日 21:01 UTC
- 長さ38分
- 制限指定不適切な内容を含まない