REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

日本経済新聞社 マネーのまなび
REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。自分が愛して止まない映画や音楽の魅力を熱く語り合う「My favorite〜私の推し活」のコーナーも必聴。

  1. 1日前

    クレジットカードはどう選ぶ 年会費無料のカードでお薦めは?

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。今回のテーマは「クレジットカードの選び方」です。皆さんの中には、4月に社会人になるのを機に初めてカードを作ろうという人もいるのではないでしょうか。2枚目、3枚目のカードを何にしようか迷っている人もいると思います。キャッシュバックなどのキャンペーンが多いこの時期にこそ知っておきたい、カードの選び方を日本経済新聞の露口一郎が解説します。産休中のREINAさんに代わり、今週もお相手はフリーアナウンサーの宮島咲良さんです(なお、REINAさんは3/10に無事双子の女の子の赤ちゃんを出産されたそうです)。 クレジットカード選びでは発行会社、国際ブランドがまず重要です。忘れてはならないのがポイントで、普段の生活でポイントがたまりやすく、使いやすいかに注目しましょう。宮島さんも「物価が上がっている今はポイントも大事。私の周りでもポイ活がはやっている」と話していました。番組ではシチュエーション別に年会費無料のお薦めカードも紹介しており、例えばコンビニでよく買い物する人なら三井住友カード(NL)が候補です。ポイント還元はローソンでスマホのタッチ決済をすれば利用額200円につき7%で、セブンイレブンなら条件達成で10%になります。外食でも多くのお店で7%還元になるため、宮島さんは「この低金利時代に7%は大きい」と、カードを作りたくなった様子でした。 後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、任天堂ファミコンのゲームソフト「ダウンタウン熱血物語」を紹介しました。1989年に発売されたソフトですが、露口は最近、ニンテンドースイッチのスイッチオンラインで発見。久々にプレイしてみたところ改めて奥の深さを感じ、現在はまっているそうです。アクションゲームですが、主人公のくにおが敵の高校生を倒してお金を稼ぎ、アイテムや薬を買って、悪の総本山の高校に乗り込むというロールプレイング的要素が盛り込まれています。敵のセリフもユニークで、「ぴゅぴゅぴゅのぴゅー」と言うにしむらなど笑えるキャラが多いうえ、「まっはぱんち」や「まっはきっく」など魅力的な必殺技もあります。バケツなどで何連発も相手をたたく「まっはたたき」の威力には宮島さんも驚いていました。 【日経電子版の関連記事】 ■クレカ積み立ても高還元の最上位dカード、得する人は? ■JALマイル・dポイント、交換で増量キャンペーン

    22分
  2. 3月5日

    株主優待の廃止・改悪を避けるには? 銘柄選びのコツ

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。産休中のREINAさんに代わり、今週もフリーアナウンサーの宮島咲良(みやじま・さくら)さんが一緒に学んでくれました。解説は日経マネー編集部の田中創太です。 今回のテーマは、株主優待の権利が確定する銘柄が一番多い3月だからこそ知っておきたい「優待株投資のポイント」です。優待株投資で最も避けたいのが、保有株の優待制度の廃止と改悪です。これが発表されると優待が人気だった銘柄ほど株価が急落する傾向にあり、投資家は売るか、保有し続けるかのつらい選択を迫られます。宮島さんも「欲しかった優待品がもらえなくなり、資産も減るというのは泣きっ面に蜂ですね」と共感してくれました。 こうした事態を回避するために、田中は優待株選びのコツとして「優待利回りが高すぎる銘柄に注意すること」と「企業が優待を出している目的を見極めること」という2点を挙げました。番組内では、高すぎる利回りの目安や優待目的の見極め方、廃止されにくい優待品の特徴など実践テクニックを解説しています。 番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは人気ロックバンドで、田中が中学生時代からよく聴いている「サカナクション」を取り上げました。田中が2月に群馬県高崎市まで足を運んでライブに参加した時のエピソードやサカナクションの魅力、最も好きな曲などについて盛り上がり、最後は、宮島さんが応援していたバンドが既に解散してしまったという話から、「推しは推せる時に推せ」という言葉を改めて噛みしめる宮島さんと田中でした。 【日経電子版の関連記事】 ■株主優待制度の新設・廃止、事前に察知する方法は? ■株主優待「長期保有でお得」続々 商品詰め合わせ6倍増も

    21分
  3. 2月26日

    NISAとiDeCo、どっちを先に使う? 日本人に投資はなぜ必要?

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠アメリカ出身タレントのREINAさんが産休に入られたので、今週からはフリーアナウンサーの宮島咲良(みやじま・さくら)さんと一緒に学んでいくことになります。解説は日経マネー編集委員の大口克人です。 今回のテーマは「改めて学ぶNISAとiDeCo」です。どちらも個人の資産形成に役立つ重要なツールなので、この番組でも何度も取り上げてきましたが、「投資はきっかけがなかったのでこれまで未経験」という宮島さんに合わせ、改めて基本を復習しようという狙いです。 今回は「特撮ヒーローものやラジオ、刑事ドラマ、相撲が大好き」という宮島さんの自己紹介で始まり、「そもそも日本人に投資は必要なのか」という話に進みました。投資をするかしないかは自由だけれど、今は物価が上がる一方で賃金は上がりにくい時代なので、できれば「長期・分散・積み立て投資」だけは続けた方がいい、というのが大口の主張です。 その時に役立つのがNISAとiDeCoという2つの強力な非課税制度で、それぞれの違いや、この2つをどういう順序で使っていけばいいのかなどを解説しました。確定申告するので「所得控除」という言葉は良く知っているという宮島さんは、「NISAは非課税メリットが1つ、iDeCoは所得控除など3つ。ということは、iDeCoは戦隊ヒーローが3人いるサンバルカン並みに強力ってことですか」と、しっかり理解してくれたようです。 後半の「My favorite〜私の推し活」では、1972年の少年漫画「ザ・ムーン」を紹介しました。鬼才・ジョージ秋山先生の巨大ロボットものですが、いきなり「神は死んだ」というニーチェの言葉から始まるように、通常のロボットものとはまるで違います。謎の大富豪・魔魔男爵が2兆5000億円(当時)を投じて作ったザ・ムーンという巨大ロボットは、幼稚園児も含む9人の少年少女たちが心を合わせることで動きます。しかし、空を飛ぶ機能も武器も搭載されていないので、敵とは主に格闘戦になります。そのためロボット漫画の「戦って勝つ」爽快感はまるでなく、暗い雰囲気の中で「正義とは何か」やエゴイズムの問題、老人問題などが語られます。およそ少年漫画らしくない作品ですが、単純な勧善懲悪ものではなく哲学的だったからこそ大人になった今でも心に残っているわけで、大口は「特にラストは、少年漫画の3大ラストシーンと言えるほど衝撃的だった」と振り返っていました。 【日経電子版の関連記事】 ■「マネーの知識ここから」のNISAのトップページ ■「マネーの知識ここから」のiDeCoのトップページ

    23分
  4. 2月19日

    個人向け社債が人気 デジタル化で若年層も買いやすく

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の安田亜紀代です。 今回のテーマは「個人向け社債」です。金利の上昇を受けて国債などの利回り商品に注目が集まるなか、個人向け社債の投資妙味も高まっています。「数分で売り切れることもある」など最近の社債販売の状況や、どういう点に注意して買えばいいのかを解説します。 個人向け社債の多くは投資単位が一口100万円で、あまり宣伝されてこなかったためこれまでは買う人が限られていました。最近は高いものだと利率が3%台の銘柄も登場し、安定した利息収入を得たい個人投資家から人気を集めています。番組では、最近はBtoC企業の発行が目立つようになったというトレンドのほか、ブロックチェーン技術を活用した「デジタル社債」という新しい仕組みについても解説しました。デジタル社債は企業にとって投資家を把握しやすいほか、一口10万円など買いやすい金額で設定されることが多いため、これまでより若い層の購入が増えてきたと言います。 番組後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは初の女性漫画作品として、東村アキコさんのヒット作である「ママはテンパリスト」(集英社)を取り上げました。作者が実際に息子と格闘する日々をコミカルに描いた育児エッセー漫画ですが、安田の子供がちょうどイヤイヤ期真っ盛りの頃に読んで、笑い泣きしながら救われたエピソードをお話ししました。もうすぐ双子の出産を控えたREINAさんも「楽しく育児の心構えができそうですね」と話していました。 【日経電子版の関連記事】 ■個人向け社債、金利上昇で脚光 「優待」で顧客と接点 ■個人向け社債、売り出し情報把握カギ 「即完売」も多く

    20分
  5. 2月12日

    トランプリスクとの向き合い方 投資の大原則を守れば怖くない

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞編集委員の小栗太です。 今回のテーマは「トランプリスクとの向き合い方」です。1月にトランプ米大統領が就任し、次々と独自色の強い経済政策を打ち出しています。為替や株式の相場動向を左右するものも多く、私たちが資産運用に取り組むうえで、どんな影響が及ぶのかが気になります。予測がつかない「トランプリスク」とどう向き合えばいいのでしょうか。 番組では、市場参加者の関心が高いトランプ政権の政策を中心に、相場への影響を考えました。最大の注目点は「輸入関税の引き上げ」です。この政策の影響には二面性があり、まずアメリカ国内のインフレを招いて金利が上がり、ドルが買われやすくなります。次にインフレで景気が減速し、ドルや米国株が売られやすくなると考えられます。 日本の個人投資家は新NISA(少額投資非課税制度)を使い、米国株を中心に運用する投資信託に多額の資金を投資していますので、REINAさんも「もしドル安・米国株安のダブルパンチとなれば、深刻ですよね」と心配していました。 このようにトランプリスクは予測不能な面が大きいので、1つの金融商品に資金を集中させると、大きな損失リスクを抱え込んでしまいます。そこで資産運用の原点に立ち返り、「長期・分散・積み立て」の大原則を守れば不安が減らせることを再確認しました。 番組後半の「My favorite〜私の推し活」では、宮崎駿アニメの傑作である「となりのトトロ」を取り上げました。小栗が学生時代に映画イベントのスタッフとして、宮崎監督と舞台裏で話をさせてもらい、劇場用ポスターにサインを書いてもらったというエピソードを披露。REINAさんも子供の頃にトトロのぬいぐるみを持っていたくらい大好きだったと明かし、懐かしいアニメ映画の魅力を熱く語り合いました。 【日経電子版の関連記事】 ■トランプ政策でも日本株高 これだけの理由(石金淳) ■「脆弱な円高」の時代へ 薄れゆく円安の基本要因

    22分
  6. 2月5日

    変動型の住宅ローン、これから借りるならどう使う?

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞 金融・市場ユニット、市場グループの大竹啓史です。 今回のテーマは「住宅ローン、これから借りるなら」です。これまで低水準で推移してきた住宅ローンの金利がじわりと上がり始めました。日銀が超金融緩和政策を見直し、2024年7月、25年1月と政策金利を引き上げたためです。特に今は新規に借りる人の約8割が変動型を利用していますが、これは短期金利に連動し、短期金利は政策金利に大きく左右されます。従ってこれまでのように「金利は低下する」「ほとんど上がらない」ことを前提に借りるのは避けた方が良さそうです。 住宅ローンを組む時、かつては頭金を物件価格の2割程度を用意するのがセオリーとされてきました。ただ足元では「頭金ゼロ」で物件購入に必要な資金の全てを借りたり、諸費用も含めて借りたりする人が増えています。まだ低金利のため、毎月の支払額が多少増えても払えるといった発想があること、中古物件価格が上昇基調にあり、仮に家を売ってもローンが残る心配が小さいことなどが理由です。 ただ低金利が今後も続くとは言い切れず、中古マンションの価格も東京23区以外は既に頭打ちになっています。こうしたことから番組では、住宅ローンの専門家の間では少なくとも自己資金ゼロで家を買うのは避けたいという見方が増えていることや、頭金と金利優遇の関係などを解説しました。 番組後半のコーナー「My favorite〜私の推し活」では、脚本家の三谷幸喜さんの映画監督第一作「ラヂオの時間」を取り上げました。深夜のラジオスタジオで生ドラマを放送する直前、プロデューサーが主演女優の小さなわがままを受け入れたことをきっかけに、ストーリーの矛盾が次々と発生。出演者やスタッフがつじつま合わせに必死になりながら生放送は進む、という筋書きです。大竹はこの映画を推す理由として、「様々な事情に振り回されたり、自分の力が足らずに思うような結果が出なかったりすることは日々の仕事や生活でよくあるが、それでもひたむきに取り組むことが大切だというメッセージが受け取れる」と説明しました。映画で具体的にどんな矛盾、困難が発生するかも説明すると、REINAさんは「すごく気になります! どう切り抜けたかをぜひ見てみたいと思います」と応じていました。 【日経電子版の関連記事】 ■金利上昇時の変動住宅ローン 月返済額、増える時期に差 ■日銀利上げ、住宅ローン返済は平均例で月8000円増

    20分
  7. 1月29日

    DC・iDeCoの「退職所得控除」、制度改正の影響は?

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の岸田幸子です。 今回のテーマは「確定拠出年金の税制改正」です。政府の2025年度の税制改正大綱に、確定拠出年金(企業型DCや個人型のiDeCo)を一時金で受け取る際の制度変更が盛り込まれました。勤める企業の退職金に加えてDCもある人は、受け取りのタイミングによっては税負担が増える可能性があるため、昨年末にSNSなどでは「iDeCo改悪」と話題になりました。 大綱に盛り込まれたのは、確定拠出年金を一時金で受け取る際の「退職所得控除」の変更です。現行制度では退職金より先に受け取る場合、間隔を5年あければ、退職金と確定拠出年金とでそれぞれの勤続年数や加入期間に応じた控除を受けられます。改正案は、この間隔を10年と厳しくしました。日本では60歳定年の企業が多く、退職金より先に確定拠出年金を受け取る人は少ないため、影響を受ける人は実際は限定的だとみられます。 ただ、定年を65歳に延ばす企業は増えていますので、その場合には制度変更で納税額がどの程度変わるのか、納税額が増えてしまう人はどんな対応策があるかを解説しました。 後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、岸田が推す韓国のアイドルグループ「Stray Kids(ストレイキッズ)」を紹介しました。メンバーや曲、ダンスなどグループの魅力を微力ながら「布教」していますのでぜひお聞きください。コンサートについては、コロナ禍で広がった、インターネット経由でのコンサートのリアルタイム配信事情についても話しました。家にいながらリラックスして楽しめる「リアルとはひと味違ったコンサート体験」に、REINAさんも驚きを隠せないようでした。 【日経電子版の関連記事】 ■DC・iDeCoの退職控除「二重使い」厳しく 影響は ■DC・iDeCo、控除「二重使い」厳格化の影響を試算

    21分
  8. 1月22日

    アクティビストって何? 個人投資家にもメリットが

    日経電子版「マネーのまなび」⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の武田安恵です。 今回のテーマは「アクティビストって何?」です。東京証券取引所では2022年にプライム、スタンダード、グロースに分ける現在の市場区分がスタートしました。上場維持基準も変更され、日本企業の緊張感を高める動きにつながっています。資本コストや株価を意識した経営を意識する場面が増える中、日本企業の「変化」に期待しようと攻勢をかけているのがアクティビストです。では、アクティビストはどんな方法で日本企業を変えようとしているのでしょうか。 企業経営のあり方や方針に口出しし、行動変容を促すことを通じて企業価値や株価向上につなげようとする投資家を、アクティビストと総称します。一昔前は「ハゲタカ」とも呼ばれただけあって、強引で過激なイメージがありました。企業へのアプローチ法も、企業ガバナンスや株主還元、役員報酬の決め方に異論を唱える形で株主利益を最大化しようとするのが主流でした。 しかし、最近はイメージがだいぶ異なり、長期的に企業を育てようとするアクティビストも増えていて、企業の中に入って一緒に経営改革したり、ノウハウを提供したりする場合もあります。アクティビストの要求は、非効率な事業の売却、M&Aを通じた事業再編、企業イメージやブランド戦略など、以前に比べて多岐にわたるようになっています。個人投資家にとってもこの動きは悪いことではなく、収益チャンスにつながります。番組ではアクティビストの手法が変化している背景や、個人が自分の投資に生かす方法について迫りました。 後半の「My favorite〜私の推し活」のコーナーでは、武田が現在はまっているK-popアイドル、TWICEの魅力について紹介しました。今年デビュー10周年を迎える、多国籍アイドルグループです。その人気の秘密やリーダーの「謙虚で人を立てる姿勢」について、武田が持論を展開していますが、果たしてREINAさんは興味を持ってくれたでしょうか? 【日経電子版の関連記事】 ■個人投資家が株主総会に参加する5大メリット ■銘柄選び、「物言う株主」に注目 還元強化に期待も

    20分

ホストとゲスト

4.3
5段階評価中
457件の評価

番組について

誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。自分が愛して止まない映画や音楽の魅力を熱く語り合う「My favorite〜私の推し活」のコーナーも必聴。

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