「「日本も説明側の体制をもっと変えていくべき」国内の「核のごみ」最終処分は?スイスで学んだ高校生が意見発表」 この夏、県内外の高校生たちがスイスの原子力関連施設を訪れ、原発から出る放射性廃棄物の最終処分に向けて学んだことを発表しました。 原発から出る高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」をどう最終処分するか。日本は処分地が決まっておらず大きな課題となっています。先進地からヒントを得ようとこの夏、海を渡った高校生たちがいます。 女子生徒の発表「そもそも皆さんは自分たちの生活と高レベル放射性廃棄物の最終処分が関係のあるものだと考えていますか」 浜通りの高校生をはじめ、最終処分場の候補地選定をめぐり文献調査を受け入れた「北海道神恵内村」出身の高校生ら15人が訪れたのは〝スイス〟 放射性廃棄物の処分方法を研究する施設や地下深くで高レベル放射性廃棄物を安定的に閉じ込める最終処分場の予定地を視察し、候補地の選定の方法や地元との「対話」を重視した理解醸成について現地で学んできました。 女子生徒の発表「日本では若者が知ろうとしない、関心がないと言われますが、日本もスイスのように説明する側の体制をもっと変えていくべきだと思いました」 男子生徒の発表「スイスでは処分地について地域住民や専門家の人が積極的に話し合いを行っているという話を聞いて日本でも国民が興味を持ち積極的になっていくべきと考えました」 社会的な必要性はわかっていても、自分の地域に作るのは受け入れられない。日本国内では最終処分場の候補地選定について難航しています。 磐城桜が丘高校 渡邉友萌さん「住民の意見も無視しないように合意を形成することが大切だと思います」 原町高校 佐藤陽那太さん「インターネットとか、自分の言葉で伝えられることは伝えていこうかなと思ってます」 先送りできない問題に正面から向き合うことが求められています。
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- 發佈時間2025年9月15日 上午11:19 [UTC]
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- 年齡分級兒少適宜