ごきげんママのMamiliaラジオ ~心の力を抜いて、子育てを楽しもう♪~ Leina A Kamada (鎌田怜那)
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- Kids & Family
『タッチするたびに親子は仲良くなれる』 臨床心理士で公認心理士、3児の母でもあるLeina A Kamada(鎌田怜那)が、もっと育児がラクで楽しくなる考え方や、今すぐ試したくなる面白いテクニックをご紹介します♪
私自身が母になって感じたことは、『知識だけでは子育てはできない』ということ。
知識だけでは不十分。
…でも、知識があったから助かったこともたくさんあります。
頭で“正解”がわかることと、心の“こうしたい”を一致させることは簡単ではありません。
ですが、育児大変だと感じる全てのお母さんに向けて、何か一つでもヒントになるような情報をお届けできたらと思っています。
番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪
contact@mamilia.jp
■WEB
・WEB Site:https://www.mamilia.jp/
・Instagram:https://www.instagram.com/mamilia55/
■経歴
・児童養護施設にて子どものトラウマケアセラピー
・小中学校でスクールカウンセラー
・精神科クリニック、病院などにおけるカウンセリング業務
・保健所における、発達支援
・大学、短大における講師
・児童家庭支援センターにおける相談業務
・行政委託による就学準備支援(4歳児就学準備事業)
・幼稚園、保育園での保護者対象の講演(子育てについて)
・中学校の保護者対象の講演会(思春期について)
・保育園職員研修
■資格
・臨床心理士
・公認心理師
・小学校教諭
・保育士
・アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター
・アタッチメント・マタニティヨガ、ベビーヨガ インストラクター
・アタッチメント・キッズジム インストラクター
・ドテラ アロマタッチテクニック
・食育大学認定初級調味料アドバイザー
・日本睡眠教育機構 睡眠推進員
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043.【シリーズ 人間関係の発達 番外編】マーラー理論の超応用 〜男女の違い・恋愛関係のパターン〜
マーラーの理論を子どもの発達として解説してきましたが、大人にももちろん関係する内容で…
大人同士がどのように関係性を育んでいくのかという流れの中で、これまでこの理論で触れた内容がいろんな場面で見えてきます。
なぜ共通の趣味を見つけようとするの?
なぜ遠距離恋愛が続かないの?
なぜ彼は私のことをわかってくれようとしないの?
…などなど…
今日の内容はマミリア的解釈としてお聞きください!
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042.【シリーズ 人間関係の発達 その⑩】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート④(心の中にママがいないままだったら…)
マーラーの理論の最後の段階は、お母さんがそばにいなくても、心の中にお母さんのイメージを持つことができるようになることです。
物理的に母親が不在でも、精神的には母親と一体化した感覚を持てるようになります。
この感覚を獲得できないと、人間関係での自立が難しくなる可能性があります。
この大事な感覚を獲得するために、親として大事なこととは…
それは、親の情緒面が成熟していること…(ドキ!グサ!!)
子どもは怒った母と優しい母は別人のように体験しています。
この2人の母親が1人の人だとわかることが、発達の大きなステップになります。
怒ったら怒ったまま、不機嫌のまま。
子どもが機嫌を取ることで、元に戻る…
これでは親の顔を気にする子になってしまい、判断基準が‘親の機嫌’になります。
大人は、自分の機嫌は自分で取りましょう。
感情的になることは悪いことではないです。
その後が大事。伝えることを伝えたら、元に戻る。
怖い思いをさせてしまったのなら「ごめんね」と伝えていいのです。
「それだけ大事なことだったの」と、次の伝え方を考えればいいのです。
やり場のない気持ちは、子育て仲間に話しましょう。
愚痴ってもいい。その相手は‘我が子’ではありません。
「子育ては修行」と言われる理由はここらへんにありますかね…
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041.【シリーズ 人間関係の発達 その⑨】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート③(2人で1人を経験できていなかったら…)
2人で1人の体験は、後の‘共感性‘に大きく関わります。
この世界観を‘十分に体験できていない‘ことも心配ですが、どっぷりハマったまま抜け出せていないことも心配です。
今回は、この時期の体験不足の影響と、この時期に留まってしまうことの影響に触れています。
[体験の不足]
- 乳児期に"2人で1人"の体験(母親との強い一体感と共感)ができないと、後に共感性が育ちにくくなる
- 小学生期にその課題が残っていると、他者の意見を受け入れられず、排他的集団を作りがちになる(いじめの発生等)
[ハマったまま]
-他者との違いを認められなくなるリスクがある
子どもにとって‘気持ちをわかってもらう体験‘は非常に重要で欠かすことのできないことですが、
同時に"あなたはあなた、私は私"と互いを尊重し合う関係を育てることが大切です。
発達の適切な時期にそれぞれの課題を乗り越えることが、健全な人間関係を培う上で不可欠…
どの発達段階も飛び越すことのできない大事な取り組みがあるんです♪
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040.【シリーズ 人間関係の発達 その⑧】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート②(‘世界‘に気づかないままだったら…)
マーラーの理論の一番最初の時期は「世界に気づく」ことがテーマでした。
今回は、この時期のやり取りで得られるはずの力が獲得できていなかったらどうなるのか…を解説しています。
この時期に、もしママやパパと上手くつながれなかったら、将来大きな問題が起こる可能性があります。例えば、人と関わるのが苦手になったり、部屋から出られなくなる「引きこもり」になったりするかもしれません。それは、赤ちゃんの頃に「世界は安全」と学べなかったからです。
でも、時々一人になりたくなるのは当たり前のことです。この現象もこの時期の体験の名残りです。落ち着きたい時に部屋に こもるのは構いません。問題は、ずっとそうしていると、誰かに助けを求められなくなることです。
なので、ママやパパなどの身近な大人は、子どもがいつでも助けを求められる関係を作ることが大切なのです。そうすれば、子どもは「世界は安全」と学べるからです。
'苦しい時に人と繋がる力'は親から子どもに伝えられるギフトなんです♪
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039.【シリーズ 人間関係の発達 その⑦】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート①
'発達段階'の話をすると「その時期を過ぎてしまった!」「大事な時期を逃してしまった〜」など、取り返せないもののように感じてしまう人も少なくないのでは?
実は各発達段階は行ったり来たりできる柔軟なものなのです。
子どもは年齢とともに新しい発達段階に進みますが、過去の段階にも自由に戻れます。
大人も心理状態によっては、無意識に幼い頃の発達段階に「戻る」ことがあります。
この「戻る」とは、その発達段階の欲求や行動パターンが現れることです。
親はその様子を発達課題の側面から捉え直し、適切に対応することで、子どもの健全な発達を後押しできます。
つまり、発達のやり直しのチャンスが常にあり、親子の適切な関わりによってそれを補完できるのです!
発達は一方通行ではなく、行ったり来たりできる柔軟なプロセスなのですよ…という話をしています♪
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038.【シリーズ 人間関係の発達 その⑥】「子どもの発達をサポートする」ってどういうこと?
子どもが求めているから…
子どもにとっていいことだから…
子どものことが心配だから…
などなど、子育ての中でいろんな思いが動機になって行動していると思います。
親業として必要だと思っていることが、実は自分のためにやっていることもあります…
このことは、前回少し触れましたが、自分の心の癖が疼いて‘親としてやるべきこと‘という使命感になることもあります。
これは、子どもの育ちを支えるというよりも、自分自身のためにやっているということになります。
「子どもの発達をサポートする」というのは、今子どもに必要な環境・関わりを用意できることだと考えられます。
今、子どもが何を必要としているのか…
これはなかなか自分1人では気付きにくいかもしれません。
そのために、子育て仲間がたくさん必要なんです!
自分の中で抱え込まず、子どものことや自分のことを話せる環境が子育てには不可欠なんです…
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