7 episodes

この番組は、早稲田大学の研究者たちが日々の研究活動を通じて得た深い世界や、社会を理解する視点を広く伝えることを目的としています。

人文科学系、社会科学系の領域を中心に、「知の扉」の手前から扉の向こうへの一歩前進を後押しする、「入門一歩前」を探求します。

学びへの意欲を持続させる社会人、大学院進学を検討する学生、第一線で活躍する研究者など知への好奇心に溢れた方々に向けて、異分野のアプローチから得られる「ひらめき」「セレンディピティ」を通じて、学問や世の中への関心を深めるきっかけを提供します。

早稲田大学Podcasts 博士一歩‪前‬ 早稲田大学広報室

    • Science

この番組は、早稲田大学の研究者たちが日々の研究活動を通じて得た深い世界や、社会を理解する視点を広く伝えることを目的としています。

人文科学系、社会科学系の領域を中心に、「知の扉」の手前から扉の向こうへの一歩前進を後押しする、「入門一歩前」を探求します。

学びへの意欲を持続させる社会人、大学院進学を検討する学生、第一線で活躍する研究者など知への好奇心に溢れた方々に向けて、異分野のアプローチから得られる「ひらめき」「セレンディピティ」を通じて、学問や世の中への関心を深めるきっかけを提供します。

    Vol.3 応用言語学(1/3)【英会話力をAI診断!】「LANGX Speaking」を支える"言語テスト妥当性研究"の真髄 / 澤木泰代教授

    Vol.3 応用言語学(1/3)【英会話力をAI診断!】「LANGX Speaking」を支える"言語テスト妥当性研究"の真髄 / 澤木泰代教授

    今回より3回にわたって、早稲田大学 総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに、応用言語学シリーズをお届けします。

     

    昨今、英語教育は会話型AIの登場によって大きなブレイクスルーを迎えていますが、本エピソードでは、早稲田大学の正規授業にも採用されているAIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」の開発に澤木先生の「言語テスト妥当性研究」 が果たした役割、会話型AIの登場が研究活動にどのような影響をもたらしているか?についてお届けします。

    書き起こしは、

    https://www.waseda.jp/top/other/101591

    からご覧ください。



    ゲスト:澤木泰代 

    教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて常勤研究員として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。

     

    ホスト:島岡未来子

    研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。
    2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長兼任。

    • 26 min
    Vol.2 国文学(4/4)【仮名文学が映す平安の姿】宮仕え女房の日記に垣間見る、現実的な目的と創作への工夫 / 福家俊幸教授

    Vol.2 国文学(4/4)【仮名文学が映す平安の姿】宮仕え女房の日記に垣間見る、現実的な目的と創作への工夫 / 福家俊幸教授

    全4回にわたってお届けてしてきた本シリーズの最終回では、平安時代の日記文学の特徴と、そこから読み取れる時代背景を探ります。

    『紫式部日記』や『更級日記』をはじめとした平安時代の日記には、鎌倉などの後の時代とも、そして現代とも異なる特徴があります。平安の仮名日記は、個人をどのように捉え、反映していたのでしょうか。

    また、国文学研究の目指す未来について、異分野との関わりから、福家教授にお話頂きました。

    →書き起こしは⁠こちら⁠から。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

    ※音声では、菅原孝標女が京に向けて旅立った年を1010年と発言していますが(14分40秒~)、正しくは1020年となります。訂正してお詫び申し上げます。

    • 21 min
    Vol.2 国文学(3/4)【平安に栄えた日記文学】宮仕え女房の役割と実相 / 福家俊幸教授

    Vol.2 国文学(3/4)【平安に栄えた日記文学】宮仕え女房の役割と実相 / 福家俊幸教授

    国文学シリーズの第3回目では、平安時代の宮仕え女房たちの生活とその文化的役割に焦点を当てます。

    紫式部の日記から垣間見える、宮仕えのリアリティ。宮中生活の中、各々が抱えていた社会的役割と個人的な感情の狭間で、女房たちはどのように文化を形作っていったのでしょうか。福家教授の日記文学研究への想いとともに伺います。

    →書き起こしは⁠こちら⁠から。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

    • 17 min
    Vol.2 国文学(2/4)【紫式部と中宮彰子】源氏物語を支えた政治と文化が交わる宮中 / 福家俊幸教授

    Vol.2 国文学(2/4)【紫式部と中宮彰子】源氏物語を支えた政治と文化が交わる宮中 / 福家俊幸教授

    教育・総合科学学術院の福家俊幸教授をゲストにお迎えする国文学シリーズの第2回目では、紫式部と中宮彰子の関係性について深掘りします。

    紫式部が『源氏物語』を書き続けるうえで、彰子や彼女のサロンが果たした役割は大きなものがありました。中宮彰子の存在は、紫式部の執筆活動にどのような影響を与えたのでしょうか。また、紫式部の宮中での振る舞いと内心の葛藤、そして『源氏物語』が持つ政治的・社会的意味合いについても考察します。

    →書き起こしはこちらから。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

    • 13 min
    Vol.2 国文学(1/4)【紫式部の生涯】源氏物語、創作の動機と才女の生きた平安時代 / 福家 俊幸教授

    Vol.2 国文学(1/4)【紫式部の生涯】源氏物語、創作の動機と才女の生きた平安時代 / 福家 俊幸教授

    今回から4回に渡って、教育・総合科学学術院の福家俊幸教授をゲストに、2023年に刊行された著書『紫式部 女房たちの宮廷生活』の内容を基に、「紫式部の生きた軌跡」「宮廷女房たちが映し出す平安社会の姿」を探求します。

    初回である今回は、 日本が誇る世界最古の長編恋愛小説『源氏物語』の著者 紫式部の人生にスポットライトを当てます。才女として頭角を現し、源氏物語を執筆するに至るまでの経緯を、時代背景とともに紐解きます。

    →書き起こしはこちらから。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書



    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。



    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

    • 17 min
    Vol.1 社会学(後編)【問いのセンス】 面白い「わからない」 を見つける感度 / 若林幹夫教授

    Vol.1 社会学(後編)【問いのセンス】 面白い「わからない」 を見つける感度 / 若林幹夫教授

    前回に引き続き、教育・総合科学学術院の若林幹夫教授をゲストに、2023年に刊行された著書『社会学入門一歩前』の内容を基に、「世の中の前提を紐解く、社会学的感覚」 を探求します。

    後半の今回は、若林教授が社会学者として研究職に進んだ経緯、領域を越境し、技術や社会制度の進展とともに移り変わる世の中を照らす視点を広げる、社会学の立場から模索する異分野連携の可能性、原始時代から社会に生きる人間の感性の普遍性などに問いを向けながら、現代の社会を考えるアプローチ、世の中を見る感度を磨く重要性を探ります。社会学が社会に対して果たしうる意味、問いのセンスが試される研究者の特性、社会学を担う次世代へ届けたメッセージとは。

    →書き起こしはこちらから。


    参考:若林 幹夫(2023)『社会学入門一歩前』河出書房新社

    ゲスト:若林 幹夫

    教育・総合科学学術院教授。専門は社会学、都市論、メディア論。1962年東京生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院博士課程中退。博士(社会学)。筑波大学教授等を経て、2005年より現職。著書に、『社会学入門一歩前』(河出書房新社)、『郊外の社会学――現代を生きる形』(ちくま新書)、『モール化する都市と社会――巨大商業施設論』(NTT出版)、『都市論を学ぶための12冊』(弘文堂)など、多数。

    ホスト:島岡未来子

    研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

    • 26 min

Top Podcasts In Science

Hidden Brain
Hidden Brain, Shankar Vedantam
Something You Should Know
Mike Carruthers | OmniCast Media | Cumulus Podcast Network
Radiolab
WNYC Studios
Ologies with Alie Ward
Alie Ward
StarTalk Radio
Neil deGrasse Tyson
Making Sense with Sam Harris
Sam Harris

You Might Also Like

これって教養ですか?
shueisha vox
佐々木亮の宇宙ばなし
佐々木亮
料理たのしくなる相談室
料理たのしくなる相談室
超リアルな行動心理学
FERMONDO
からだのシューレ
からだのシューレ
サイエンマニア
研究者レン from サイエントーク