梨も彩玉(さいぎょく)が一段落して、品種はあきづきにシフトしました。 あきづき https://www.kudamononavi.com/zukan/jpnpear/akizuki こちらの説明によると、 秋に収穫されること、そして形が月のように丸いことが由来だそうです。 店頭では「秋月」と書かれていること多しですが、正式にはあきづきとひらがなで書く品種。 ほんわかしたネーミングなので古くからの品種かと思いきや新しい。 品種登録は2001年、親の組み合わせ:「新高×豊水」×「幸水」というので、まらサラブレッドと言っても良いんじゃないでしょうか。とってもバランス取れてて好きな品種です。 本場の千葉県とまでは行かないまでも、こちら埼玉県北でもポピュラーになってますんで、それほど争奪戦にはならない感じでしょう。 とまぁ、そんな感情を持ちつつ例によっていそいそと買い出しに出かけましたが、少々良いこと有りました。 長年通ってた梨屋さんが閉業されたということでとっても残念に思ってはいたのですが、なんと復活したのです。 車通り沿いに目立つ店舗なので、あーまた閉まってるんだろうなと通り過ぎようとチラリと見ると、見慣れぬ看板が。 あ!開店してる!と思い、いつものようにクルマを停めて売り場をのぞく。 大量ではないものの、袋詰めと単品とをいくつか並べたカウンターで、初見のおねーさまがにこやかに対応してくれました。 「えー?またはじめられたんですね?」と聞くと、いろいろと事情を話してくれました。 長年梨の木たちを育ててきたご主人が体調を崩されて、要はお歳なもので、もう廃業かというところに彼女は救世主としてあらわれたわけです。 他の仕事に携わってたけど、ここ神川で梨農家修行を3年して、そして梨の木と売り場を受け継ぎ新たにスタートしたということなのです。 もうそれ聴いたときには若干涙目でしたね。なにせ「木たちを引き継いだ」ってのが感動ポイントです。 他の果物と同じように、梨も本当に育成が大変と聴きますからね。 買って食べるだけの俺等みたいな客は、秋のこの時期にしかお店に通わないので、季節もんだななんて思ってしまいますが、農家さんは言ってみれば一年中なんかあるそうですから。 長年の味との比較なんておこがましいことをすることが目的ではぜんぜんないわけですが、そのまま引き継ぐってのも、元の農家さんも継いだ若いお姉さまも結構な決心だったでしょうね。 ともあれあきづき、むちゃくちゃ美味かったです。 そしてもう一つの感動ポイントは、なんかちびちび買い出しに来る連中だとバレたのか、贈答用一級品の横に置いてある、B品、つまり訳あり品も惜しみ無く説明してくれ、勧めてもくれたこと。 ほんの少しの傷やアタリ、欠けなどが有って「贈答用」にはできないが味一緒やでーというものが相当に安く手に入るよと。 そしてC品、あきらかにダメなんだけど、慣れればぜんぜんオッケーという問題品、これはご自由にどうぞ状態でした笑 不覚にも遠慮して2つだけもらってきましたが、もちろんめっちゃ美味かったのです。 どこもかしこも高齢化による廃業が聞こえる中、ピカーっと光を見れた良い日でした。 もちろんしばらく通っちゃう予感ですね。 今日の神川の梨 ゆり梨園 https://maps.app.goo.gl/ERVCuXCRJd4skZHz9 田口友理さんのアーティクル@埼玉県Webサイト https://www.pref.saitama.lg.jp/b0111/tiikimeguri/tiikiokosikyouryokutai.html -------- Aviv's Links https://bento.me/Paloj Aviv(ぱるお)あてのお便りフォームはこちら https://forms.gle/nsiHAdk6iQNFoTqVA --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
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- تاريخ النشر١٧ سبتمبر ٢٠٢٥ في ٨:٣٠ م UTC
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