生き方研究所 (仮) ~言葉を自分のために使う 編~

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今、これといった問題が起きているわけではない。そんな時こそ、態勢を整える好機です。あなたが日ごろなんとなく心に浮かべたり、考えていることについて、向き合ってみませんか?

  1. #14 「言葉を自分のために使うとはどういうことか」をあらためて言葉にした回

    14H AGO

    #14 「言葉を自分のために使うとはどういうことか」をあらためて言葉にした回

    赤信号で足を止めた時間、研究中にふと発見した数分 日常を重ねる中で、自分(と)の時間の使い方について観察と探究を続ける中で、しーちゃんは、「自分を愛するということ」への関心がさらに深まっていることに気がつきます 言葉には、「自分にしか使ってあげられない言葉」があり、そもそも、「あなたにしか語ってあげられない自分」がいます それらも、「自分のために言葉を使う」の一端です あなたにしか語ってあげられないあなたを、語りたいし、そんな自分を知ってほしいと思う相手はいますか? すでにおいでの方はその方を思い浮かべて、これからである方はその出会いを楽しみに、今回も、しーちゃんと博士の対話を通して自分の言葉に耳を傾け、自分のための言葉探りをお楽しみください ~ 作品紹介 ~ 私にとってのご褒美であるコンビニチキンを描きました。 頑張ったときもそうじゃないときも、自分へのご褒美って、自分が自分であることの愛だと思います。 私ならではのご褒美には、他に、寝ることや、古本屋へ行くことがあるのですが、それらをご褒美だと感じる自分が、丸ごと好きです。 なぜなら、ご褒美探しって、空一面に散らばる星のように、この世界に散らばったいろんな形の自分のかけらを集めることのように思うからです。 これからも、自分がいつもハッピーでいられるように、自分を喜ばせる努力を続けます。

    28 min
  2. #13 知らないを知り、待つ自分に見えるかもしれない景色

    JUL 24

    #13 知らないを知り、待つ自分に見えるかもしれない景色

    隙間時間を大事に過ごしていたある日、1ヶ月半、進展がないと思っていた研究に、成果が出ていることにしーちゃんは気がつきます しーちゃんに、何が起きたのでしょうか!? 気がつく前と後 いったい自分に何があったのか、「正解」としてではなく、この先も、あくまでも、「自分にとって」励みとなり、力づけとなり、自信となる解釈を言語化し、明らかにしておくことは、自分の助けになるのかもしれません しーちゃんの例をもとに、「言語化する」というプロセスを、ご体験ください 〜 作品(タイトルイラスト)紹介 〜大好きなオレンジジュース1杯。私は前回と今回の収録の間に、日常のあらゆる「隙間」を味わうことを大切にしました。 それはジュースを頼んで、1杯飲む1時間からはじまりました。いつもはスマホを主軸に過ごすのですが、1杯飲む間、ノートとペンだけを登場させ、自分の中に溢れる言葉をただ綴りました。すると、久しぶりに自分と面と向かって話せた気がしました。 他にも隙間を感じてみたこの期間、私にとって、隙間は癒しそのものでした。やるべきことが次々と訪れたり、いろんな人と会話しながら日々が過ぎていく中、 信号待ちに空を見上げ星空を体全身で感じる時間。木と木の間からこぼれる陽の光が、地面に輝くのを見ている時間。寝る前にゆっくりと瞼を閉じる時間。文字を読んでいる時に、息継ぎをするように顔を上げる時間。 これらたくさんの時間は、私だから味わえる時間であり、大切なものだと実感しました。 隙間の捉え方、感じ方はさまざまなので、これからもいろんな隙間を味わい続けたいと思い、作品にしてみました。

    27 min
  3. #12 絞ると、『自分』が濃くなる

    JUL 10

    #12 絞ると、『自分』が濃くなる

    「絞る」に取り組みたいと思いつつ、資格試験に研究と、忙しい日々を送るしーちゃん 「どうお過ごしでしたか?」と尋ねられ、「絞るに取り組めなかった…」と報告するしーちゃんに、「絞れていたようだ」と返す博士 「できていない」は、本当に「できていない」のか 今回も、博士との対話を通して、自分で生きることの楽しみを深めるしーちゃんなのでした 〜 作品紹介文 〜私は、電車から見える景色が大好きです。理由は、自分が宇宙になったように感じるからです。そして、人々の人生の嬉しい場面も悲しい場面も、美しい景色も見慣れた景色も、同じ一コマとして平等に、容赦ない速さで淡々と、私の視界から一瞬で過ぎ去るからです。私は、電車から見える景色と第12回の収録に繋がりを感じました。一見、「自分の人生に焦点を当てる、自分を語る」ことと、光のように早く過ぎ去る景色は真逆のように感じるかもしれません。しかし、私は電車から景色を見るたび「今」を味わうことができると思います。一面に緑の絨毯が広げられた田んぼも、都会の高層ビルも、私は人の手によって造られていく様子は見ていませんが、確かにそこにあること、今も積み重ねられていることは、視えています。きっと自分の人生も、宇宙から見たら1回のまばたきみたいな刹那の物語で。だからこそ私は自由に捉えることができるし、一瞬だから宇宙で一番自分が自分の人生を愛してあげようって感じます。今回の収録をお聞きくださる時間も、電車から見える景色のような、人生の一コマで。収録を聴く時間は違えど、その時間は同じ電車に乗っているように感じています。その電車から見える景色はきっと多種多様ですが、私も皆様と一緒に乗車できることを心から嬉しく思います。

    30 min
  4. #10 絞って開く~ステップ1

    JUN 11

    #10 絞って開く~ステップ1

    作品制作に取り組む中で、コミティア参加という次なる1歩を踏み出したしーちゃん コミティアで受けた刺激から、作品作りのコンセプトを絞ってみることを決意 そこで、「絞るって、どういうことで、どうすればいいのか」を、博士に尋ねてみることに 無限にある選択肢(可能性)を前に、何から手をつけ行動しようかと思案中の方はもちろんの事 そもそも、自分は絞る対象をもちあわせていないな… という方にも、次なる1歩(行動)につなげていただけるヒントとなれたらとの思いでお話ししました たかが1歩 されど1歩 その1歩で、あなたに見える景色がどう変わり、あなたの気持ちにどんな化学反応が生まれるか、いざ体験! ~ 作品紹介 ~ 私の世界に、苦手だけれども、関わらなければならない人がいます。その方は、歯列矯正をしています。この作品は、その方の「歯」です。 苦手ながらも関わる自分の心の平穏を得るための理由として、「避ける」「好かれようと努力する」以外の選択肢を見つけようと思ったことが作品づくりのきっかけです。 はじめの頃は、その方と関わることで、モヤモヤしたり、悔しかったりでエネルギーを消耗するかと思えば、案外平気だったりと、一日の心の天気がその方との関りによって決まるほどの影響を受けていました。 そのような経験を重ねる中で、『この負の感情は何か他の発電源にならないか。このままにするのではなく、もっと面白く発想転換できないか。』と考えるようになりました。 そんな私にある日訪れたのが、「私とその方とが関わる時間も、その方にとっては自分を愛し、整える目的(歯列矯正)に向けての大切な時間なのだな」ということであり、私から見ると苦手に感じる時間も、見る立場を変えると「誰かにとっての大事な時間」なのだな、という気づきでした。 その方が話す言葉に驚くことがあっても、その言葉が「自分を愛する(矯正されている)歯から生まれている」と考えると、面白いと思いました。 これから先も、人生で色んな生き方、考え方を持っている人に出会っていくと思います。その中で、理不尽に思うことや悲しくなるときもあると思います。そんな時には、この歯を見て、「今感じている以外の視点探し」に取り組み、「案外面白いじゃん!」に気づける私でいようと思います。 と、この先に続く未知の世界を、毎日を、面白がる自分であり続ける第一歩が、この作品に込められています。 なお、「葉」は「歯」と同じ音の響きだったことに気がついた時の驚きを大事にしたくて添えました。アボガドは、私の苦手な食べ物第1位ですが、可愛い見た目が好きなので添えました。 今回も「私」が詰まった作品です!

    24 min
  5. #9 すべての選択の先で、唯一無二の展開が待っている

    MAY 27

    #9 すべての選択の先で、唯一無二の展開が待っている

    歯磨きのような日常感で作品を生み出し始めたしーちゃん 良い気持ちにさせてくれたそれも、その逆のそれも、すべての作品に「ある瞬間の自分(の感情)」が込められていることを承知の上で、あえて作品たちを、暮らしの風景に取り入れることを決めます その選択、決断にこめられたしーちゃんの思いとは 組織人として社会へ出る切符を手にしたしーちゃんが、社会へ出るまでの自分との歩み 「生きる」とは、「積み重ね」であることを再確認いただけるお時間となれますなら幸いに思います ~ 作品紹介 ~ しーちゃんです いつも番組を聴いてくださりありがとうございます! このたび、収録でお話ししましたが、自分の大切な一日一日をどこかへ行かないように閉じ込めたくて、毎日使っている机から見える壁に小棚を作ってみました。 きっかけは、人生のイベントの大きさにこだわらず、過去も今も未来も、自分と歩む人生を、もっと愛していきたいと思ったことです。 私は、嫌なことや後悔したことを何度も脳内で思い出してしまい、何時間も時間が経ってしまっていることがあります。でも、人間は忘れることができる・忘れてしまう生き物だからこそ、「覚えていたい」「この瞬間が一生続けばいいのに」って思った日を、繰り返し自分の中にちゃんとあるんだ!と刻みたいと思っており、その手伝いをこの小棚がしてくれるように感じています。 棚に飾ってあるのは、旅の思い出だったり、日常で感情が動いたエネルギーで作った粘土作品だったり。「なんか心地いい」という自分の直感を大事に、飾っています。毎日置くものを変えて、自分のお気に入りの空間を自分が知っていきたいと思います。 特に、木のサイコロの日付と天気は、毎朝変えることで、今日を刻むんだという思いがじんわり広がっていく感覚があり、すごく好きです。 これからも、どんなモノたちが棚に登場してくれるのか楽しみです。

    19 min

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今、これといった問題が起きているわけではない。そんな時こそ、態勢を整える好機です。あなたが日ごろなんとなく心に浮かべたり、考えていることについて、向き合ってみませんか?