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【訃報】21歳の若き全日本プロレスラー・長尾一大心さんが死去…巡業バスと衝突し集中治療室へ

 7日、全日本プロレスに所属する長尾一大心さん(21)が亡くなった事を所属団体が発表した。 長尾さんは北海道・釧路市出身の2003年9月13日生まれ。2024年10月22日のデビュー時には164cm・75kgとジュニアヘビー級の体型であり、柔道の他に中学までアイスホッケーをやっていたというプロレス界では一風変わったスポーツ歴を持っていた。 後楽園ホールでのデビュー戦後には「まず世界ジュニアを獲りたいです。最年少(での戴冠)を目指したいです」と展望を語り、目標とする選手の名を聞かれると「目標とするレスラーはいません。僕は唯一無二を目指していきたいと思います」と即答する大器の片鱗を見せていた。 だがデビュー7ヶ月ほどとなる今年5月3ついたちに、仙台大会へと向かう団体の巡業バスと接触し、腹部圧迫による外傷性ショックのため集中治療室へ。治療を続けていたが、入院先の病院で9月7日に亡くなった。 若きあすなろ戦士・長尾一大心選手のご冥福をお祈りいたします。