バトル・ニュース(プロレス&格闘技)

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  1. -14 H

    「年齢を言い訳にしてる奴、葛西純の背中を見ろ!」エル・デスペラードvs葛西純のIWGPジュニア王座戦は史上初の蛍光灯&ガラスボードデスマッチで大激戦!

    24日、東京みやこ・後楽園ホールにて『"DEATH PAIN" invitacional』が開催。エル・デスペラードと葛西純が蛍光灯&ガラスボードデスマッチにてIWGPジュニア王座戦を行った。 以前よりデスペラードは“デスマッチのカリスマ”葛西純への憧れを語っており、2019年5月の『タカタイチマニア2』にて初のシングルマッチで戦った際には両者リングアウトのノーコンテストに。さらにこの試合でデスペラードは顎の骨を折り長期欠場となってしまった。 それから3年の時が経った2022年5月の『タカタイチマニア2.5』で2人が再会すると、葛西は「デスペ、お前からの超刺激がほしい!つべこべ言わず、シングルやれや。コレ(赤いバラ)を受け取ったらOKとみなす」とバラを一輪差し出す。デスペラードもすぐに受け取り、2022年9月の『TAKAみちのく30周年記念大会~タカタイチデスぺマニア~』にて2度目のシングルマッチが決定。 国立代々木競技場第二体育館にて行われた両者の試合は伝説的なものとなり、多種多様な凶器な凶器が乱れ飛ぶ大流血戦に。この試合はデスペラードが制したが、ファンの心に刺さったのは葛西のマイク。 葛西は、デスペラードが戦前に『燃え尽きて、死んでもいい覚悟でリングに上がる』と語っていたことについて「お前みたいによ、最高の仲間に囲まれて、沢山のファンに応援されて、夢だった新日本プロレスに入門して、プロレスラーとしてデビューして、新日ジュニアのトップ取って、最高の人生を送ってるやつがよ、死んでもいい覚悟でリングに上がるなんて言うなよお前!俺たちはよ、死んでもおかしくねー、大怪我してもおかしくねーリングに上がって、生きて生きて、生きてリングをおりなきゃいけねーんだろうが!死んでもいい覚悟なんて、捨ててしまえ。死んでもいい覚悟なんていらねーんだよ!そうすれば、お前はもっと強くなる」と助言。 これに感銘を受けたデスペラードは「2度と『死んでもいい』なんて軽々しく口にしません」と誓い、一輪のドライフラワーを差し出し「これ、こないだいただいたバラなんすよ。初めて作ったドライフラワーなんで、下手っぴかもしんないですけどもらってやってください。また必ずシングルやってください」と3度目のシングルマッチを約束した。

    3 min
  2. -17 H

    「名前を出すのも恥ずかしい団体で俺たちは…」地の底から這い上がってきたプロレスラー2人が頂上決戦でインディー界統一に向け驀進!

    2ついたち、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『PROGRESS 5』が開催。定アキラと橋之介がインディー統一無差別級王座をかけて激突した。 TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島がはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 2020年1月にはたあげげしたTTTははたあげげ直後にコロナ禍に見舞われ、いきなり興行が出来なくなり解散の危機に瀕するという波乱の立ち上がりを見せる。 しかし、TTTは同じくコロナ禍にあえぐ地元商店街とタッグを結成し、商店街振興のためのプロレスイベントを継続的に行うといった草の根運動で支持を拡大。この活動は行政にも認められ、東京みやこの商店街振興事業の一環として多数の商店街と合同で行われるようになるなど社会から高く評価。昨年12月には初の後楽園ホール進出、2026年1月9日に2度目の後楽園大会を決定しているなど上り調子だ。 TTTは観衆の洗脳活動を主とする奇行系ヒールユニット【ゴキブリ商会】から侵略を受けており、教祖たる“唯一神”藤原しゅうおうはTTT所属の正規軍よりもファンの支持を集めていた。 しかし、唯我独尊な神の行いに子ゴキブリたちがついにブチ切れ、今年4月大会にてしゅうおうをゴキブリ商会から追放。神の座を簒奪した定アキラが実質的な新リーダーとなり、5月大会ではガッツ石島を破って悲願のインディー統一無差別級王座戴冠を果たした。 定は小学1年生の時からU.W.F.スネークピットジャパンで修練を積み、15歳の若さで故・アントニオ猪木さん率いるIGFでデビュー。31歳にして約16年のキャリアを誇り、人生の半分以上をプロレスラーとして過ごしている若き古強者。会場にはいつも2人の子どもが応援に来ており、大声援を受けながらパパとして強さを見せつけている。 この日は、定の持つ王座に橋之介が挑戦。 橋之介はプロレス界の名脇役として名を馳せた故・ウォーリー山口さんの実子。タイガー戸口(キム・ドク)に師事して2019年9月にTCWでデビューしたが、以降は父の後ろ盾を使うこと無く一貫してフリーとして活動。2024年7月のTTT入団まで自らの意志で泥水をすすり続けてきた孤高のハイフライヤーだ。

    3 min
  3. -2 J

    KO-Dタッグ王者・阿部史典が6・29後楽園でのV6戦に向け不敵に発言!「勝てば、納谷の小指を持ち帰れて、飯野よりカッコいいことを証明できる」

    DDTプロレスが6月23日、みやこ内で6・29後楽園で行なわれるKO-Dタッグ選手権試合(王者組=あべふみのり&野村卓矢vs挑戦者組=納谷幸男&飯野雄貴)の調印式及び記者会見を開き、阿部が不敵な発言を残した。 王者組のアストロノーツは6・7品川で彰人&高鹿佑也の挑戦をしりぞけて5度目の防衛に成功。試合後、納谷が挑戦表明し、パートナーとして欠場中の飯野を指名した。 アストロノーツは格闘探偵団のTシャツに試合コスチュームで登壇し、すでに臨戦態勢。後から登場した飯野は両手にコーヒーと携帯用扇風機を持ち、上着はノースリーブ。納谷は派手なサングラスに、キテレツなジャケットで現れた。飯野は入って来るなり「アイアム・バーニング! イヤー!」と言おうとするも、阿部が途中で阻止。 飯野は2・9仙台大会で右眼窩(がんか)底を骨折し長期欠場。今回、約5ヵ月ぶりの復帰となるが、「眼窩底骨折して、4ヵ月欠場して、目は視力も戻り、万全の状態で復帰できます。そして納谷幸男が挑戦者のタッグとして選んでくれたんで。このブランクを埋めたいと思います」と意気込み、「アイアム・バーニング! イヤー!」と言おうとするも、阿部がまたまた阻んだ。 納谷は「今DDTにあまり(本格的な)タッグがいないんで、僕と飯野が組めば、新しいタッグの風が吹かせられるんじゃないかと思います。俺たち、このイロモノタッグで絶対そのベルト獲ってやりたいと思っています」とベルト獲り宣言。 かたや、王者組の野村は「6度目の防衛戦、我々アストロノーツは大きい選手が大好きなんで。大きい選手だからこそ我々の真価が発揮できると思うんで。最多防衛(12回)目指して戦い続けていきます。難なく防衛して、最多防衛更新します!」と自信を見せた。 阿部は「私の人生、ずっと坊主だったんですけど、最近切るのが面倒くさくて、どんな伸び方するんだろうって、知りたくて伸ばしてたんですけど。初めて理容師さんのところに行って、フェードをかけてもらってスッキリしたんです。次行ったら、この長さでパーマがかけられますよと。濡れパーですね。私は頭の傷があるんですけど、濡れパーかけると傷が隠れるんです。これに伴って格好もちゃんとしないとと思って、ユニクロに行って服買ったりして。まともになったつもりがまだまだおしゃれじゃなかったかなと今日思いました。恥ずかしい思いと悔しい思い。

    3 min
  4. -2 J

    引退直前の長谷川美子が里帰り参戦し、リアル・ガンジョ勢が熱闘を展開!「本当にガンバレ☆プロレスは最高の場所です」

    ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで『ブルーベルベット2025』を開催した。サイバーファイトからの独立に伴い、昨年3月いっぱいで退団し、7・8新宿FACEで引退する長谷川美子(東京女子プロレス)が1年3ヵ月ぶりの里帰り参戦で「ガンプロラストマッチ」を戦い、リアル・ガンジョ勢が熱闘を繰り広げた。 この日、長谷川はYuuRI、同時期に退団したリアラ(フリー)と組み、春日萌花&まなせゆうな&バニー及川(フリー)と対戦。特別リングアナはプロレス休業中のHARUKAZEが務め、旧体制時代のメインレフェリーの木曽大介が試合を裁いた。 試合は6選手がめまぐるしく動き回り、激しい攻防に。まなせが長谷川にブレーンバスターを見舞えば、YuuRIがまなせにトラースキック。長谷川はマフラーホールドでまなせを絞り上げる。まなせがYuuRIとリアラをダブルラリアットでまとめてぶっ飛ばす。長谷川がまなせにエルボーを打てば、まなせがラリアット。カウント2で返されると、まなせは久々に鈴木ダイナミックの封印を解き、粘る長谷川を仕留めた。 まなせは「よっちゃん、リアラ、お帰り! ガンジョは退団しても、引退しても、頑張り続ける限り、全部ガンジョ。引退した後、頑張れなくなったら戻っておいで。私たちが頑張る力を与える試合するから見に来て。今日はこのリングで一緒に試合してくれてありがとうございます」とマイク。 長谷川は「ただいま! 容赦なさすぎます。引退間近なんだから、譲ってくれたっていいのに。でも、この頑張る力をくれる場所が、ここだって改めて感じました。本当にガンバレ☆プロレスは最高の場所です。ありがとうございました」と言うや否や、まなせをスクールボーイで丸め込むと、すりーかうんとが叩かれた。 試合後、長谷川は「新体制になっても変わらない、どこにも負けない熱さがあって。離れたことを後悔してるとかも。自分の選択を間違ったとは絶対に言いたくないと思ったけど、ここいいなー。試合は完敗でしたけど、最高に楽しい時間を過ごせました」と笑み。 まなせは「私たちが楽しみにしてたのと同じか、それ以上に楽しみにしてくれてたんだなと思うと…。自分に呼ぶ力があったら、もっと早くできたのにというのは悔しいけど、(引退に)間に合ったのはよかった。

    3 min
  5. -2 J

    SOG世界タッグ王者・渡瀬瑞基が非情の腕攻めで中村宗達との前哨戦で勝利!大家健が7・19新木場での望月成晃とのタッグを熱望

    ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで『ブルーベルベット2025』を開催した。7・19新木場で杉浦透&中村宗達の挑戦を受けるスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王者のわたせみずき(パートナーはいりえしげひろ)が中村とのシングルでの前哨戦で、非情な攻めで勝利を挙げ、タイトル戦での制裁を宣言した。 6・1高島平でのいしいけいすけ&杉浦&中村vsいまなり夢人&渡瀬&入江の一戦で、中村がジャーマンで大先輩の渡瀬から殊勲の星を挙げ、杉浦とのコンビでSOG世界タッグ王座に挑戦表明。王者組が受諾し、7・19新木場での王座戦が決定。そのタイトル戦に向け、今大会で渡瀬vs中村のシングルでの前哨戦が組まれた。 奇襲を掛けた中村は張り手、みちのくドライバーⅡ、トペを敢行。場外でもチョップ連発で攻めまくった。リングに戻ると、中村は首4の字固めで締め上げ、ハーフハッチ・スープレックス。耐えた渡瀬は雪崩式ブレーンバスター、エルボーバットで吹っ飛ばすと、花道でエグイ角度で垂直落下式ブレーンバスター。ここで、無骨の川崎大会への参戦を終えて、新木場に駆け付けた杉浦が中村のセコンドに就く。渡瀬は低空ミサイルキック、ダイビング・フットスタンプでやり返す。中村がジャーマンを見舞えば、渡瀬もジャーマンで返す。中村がみちのくドライバーⅡもカウントは2。渡瀬が腕決め式DDTからフロントネックロック、垂直落下式ブレーンバスターで追い撃ち。そして、渡瀬はNAGISA(腕決め式フロントネックロック)で絞り上げる。中村が動けない状況で、杉浦がたまらずタオルを投入して、渡瀬のTKO勝ち。 納得いかない中村に対し、杉浦は「分かるけど、今日じゃないだろ。ここで腕壊れたらどうするんだよ。本気でベルト獲りに行くんだ」となだめた。続けて、杉浦が「タイトルマッチだったら、俺の腕の1本、2本、置いていってもいい」と言えば、渡瀬は「その気持ちも分かったし、試合中のエルボーも効いたよ。その気持ちで来月獲りに来い」と言い返す。中村が「ギブアップしてないからな」と主張すれば、渡瀬は「来月、ボコボコにしてやるよ」と言い放ち、完全に戦闘モードに突入した。 バックステージで杉浦は「今日は今日の戦いがあったと思う。今ここで壊させるわけにはいかない。

    3 min
  6. -2 J

    SOG世界無差別級王者・今成夢人が前口“アルティメット”太尊の打撃技に苦戦も薄氷のV5!「リアル・キックボクシング・プロレスラーの誕生、おめでとうございます」

    ガンバレ☆プロレスが6月22日、東京・新木場1stRINGで『ブルーベルベット2025』を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者のいまなり夢人が前口“アルティメット”太尊の打撃技に苦しみながらも勝利をつかみ、5度目の防衛に成功した。 元J-NETWORKライト級王者の前口は2021年7月にキックボクシングを引退。いぶしプロレス研究所の所属となり、同8月にプロレスに転向。その後、ガンプロにレギュラー参戦してきた。2023年5月には佐藤ひかる(パンクラスMISSION)との変態パンチドランカーズでSOG世界タッグ王座を戴冠するも、同7月に勝村周一朗&和田拓也の元総合王者コンビに敗れ王座から陥落。その後も地道にコツコツとプロレスラーとしての歩みを続けてきたが、なかなか殻を破ることができなかった。 だが、起爆剤となったのが6・1高島平での『ガンプロ・アルティメットルール』でのタッグマッチ(勝村&和田vs前口&タノムサク鳥羽)だった。この一戦でキックボクシンググローブを着用して戦った前口は、元修斗世界フェザー級王者で元SOG世界無差別級王者の勝村に右バックハンドブローで戦慄のKO勝ち。この勝利で覚醒した前口はいまなりに挑戦を表明し、グローブ着用時のみ「前口“アルティメット”太尊」を名乗ることを宣言。今回のタイトル戦はグローブを着けて臨んだ。SOG世界無差別級王座への挑戦は2023年1月5日、東京・板橋グリーンホールで当時王者のわたせみずきに挑んで以来、2年半ぶり。王者のいまなりはガンプロ&いぶしプロレス研究所の2団体ダブル所属で同門対決となった。 序盤から前口はパンチ連打でダウンを奪っていく。いまなりは足4の字固め、セントーン連発で反撃。さらにいまなりは逆エビ固め、逆片エビ固めで追い込むも、前口はパンチ連打、ローキック、ヒザを叩き込み、いまなりは防戦一方。前口はドロップキックを見舞うと、ジャンプしてのパンチからタイソンスプラッシュもカウントは2。いまなりはドラゴンスクリューからラリアット。前口もパンチ連打から丸め込みにいくもいまなりが返す。いまなりはルー・テーズプレス、パワーボム、走り込んでのラリアット。そして、最後はこうかくどのパワーボムですりーかうんとを奪い、異種格闘技戦さながらの戦いを制した。

    3 min
  7. -2 J

    がん治療に専念のためプロレス活動休業の橋本友彦が涙のラストマッチ!「どんな形であれ、もう1回リングに戻ってきます」

    プロレスリングA-TEAMが6月22日、千葉・オリエンタルホテル東京ベイで『橋本友彦休業前ラストマッチ〜Definitely Come Back〜』を開催した。がん治療のため、プロレス活動を休業する橋本友彦が涙でラストマッチを終え、リングに戻ることを約束した。 橋本は柔道で鍛錬した後、2002年4月に木村浩一郎率いるJPWAでデビュー。2002年にDDTに入団し、KO-Dタッグ王座を3度戴冠。並行して、総合格闘技でもファイトし、2003年大みそかの『INOKI BOM-BA-YE 2003』ではアリスター・オーフレイムとも対戦。その後、TEAM MAKEHENを結成し、しらい美央、しらいいお(現イヨ・スカイ)を育成。アパッチプロレス軍を経て、2017年2月にA-TEAMをはたあげげ。近年では尊敬する藤田和之と幾度となく激闘を繰り広げ、4月20日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)大会では、タッグマッチながらピンフォール勝ちを収めた。試合後には藤田とシングルでの再戦を約束し、固い握手を交わしていた。 そんな橋本に病魔が襲ったのが昨年2月のこと。体調の異変を覚えた橋本は病院を受診したところ、肝臓に異常が見つかった。それでも、試合には出場していたが、精密検査の結果、同9月9日に肝臓がんステージ2と告知され、同11月19日にみやこ内の病院でラジオ波焼灼術による治療を受けた。その後の定期検査でいったんはがんが消えたこともあった。ところが、5月の定期検査の結果がかんばしくなく、同中旬に精密検査を受けた結果、肝臓の難しい部位にがんが再発していることが判明。主治医から、抗がん剤など西洋医学での治療は困難との宣告を受けた。別の病院を回ったが医師から伝えられた答えは同じだった。そのため、橋本は東洋医学、湯治、食事療法などで治療を行っていくことを決断。今後、治療に専念するため、今大会をもってプロレス活動を休業することを決めた。 今大会のチケットは前売り段階で完売し、超満員札止めの観衆が集まった。そして、橋本の休業前ラストマッチを見守るため、髙木三四郎、KUDO、柿本大地さん、風香さん、小幡優作さん、おおか健、元K-1ファイターの我龍真吾らが駆け付けた。また、いぶし幸太、ザ・グレート・サスケ、藤田愛さん、元プロボクサーで俳優の赤井英和さんからビデオメッセージが寄せられた。

    3 min
  8. -2 J

    【キングダム】超人イリエマンが引退を発表!悲願ヒクソン戦へ最後の訴え。6・26ゴマシオ永島・天国からの仕掛け

    格闘技界の異端児が、ついにグローブを置く。イリエマンが格闘技に携ったのは、大相撲から。同期には大関魁皇や、のちに格闘家に転身した戦闘竜がいた。若貴や、曙とは一期違いで同じ相撲教習所に通った仲だと言う。大相撲時代のエピソードとしては、勝利した相手にダメ押しで土俵上からドロップキックをかまして、三大新聞の誌面を飾ったこともあった。その後、佐山聡氏が興した総合格闘技修斗に没頭。入門僅か7ヶ月で出場した同競技のアマチュア全日本選手権では見事優勝。その後無敗のまま、UWFの直系団体のキングダムに身を寄せた。入団発表会見では、まだ団体にかろうじて所属していた安生洋二や、山本喧一ら同席の元だった。キングダムに入団直訴した経緯も、1997年10月1ついたち東京ドーム『PRIDE1』での当時キングダム所属だった高田延彦対ヒクソン・グレーシーを見ての行動というのだから、修斗で優勝した時にも公言し苦笑を買った「最強の男ヒクソンと闘いたくて、格闘技を初めた!」という言葉には間違いないのだろう。しかし入団したはいいが、その肝心のキングダムは僅か数ヶ月で倒産の憂き目にあってしまう。行き場のなくなった入江に、前社長でUWFインターナショナルの取締役だった鈴木健氏は団体の運営を一任する。本当に一番選手として脂がのっていた20代~30代の前半をありとあらゆる雑用をして過ごしたのだ。たった一人からのスタートだった。6月26日に新宿FACEの格闘技のおもちゃ箱ACFで行われる、半世紀ぶりの猪木対アリ戦のリバイバルマッチは、そのルールの厳しさや相手との体格差を含めてイリエマン不利の声も強く上がっている。しかし、当の本人は「これが、ヒクソン戦への最終列車。今回勝って、噂される総合格闘技DEEPタイトル戦にこぎつけ勝利したとしても、ヒクソン戦の実現の可能性は1%ない。だけど、MMA戦でなくても、グラップリングでも柔術マッチでも、エキシビジョンでもなんでもいい。対角コーナーにヒクソンが立っていたら、俺の勝ちだ!」と、言い切る。入江のヒクソン戦への思いは、格闘技を初めた30年前から全くブレてない。今回闘いを決意したのは、もう一つ理由がある。今年2月に死去された元新日本プロレス取締役で、アントニオ猪木の右腕だった永島勝司さんとの別れだ。付き合いは25年以上前に遡る。

    3 min

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