ガクジン GAKU
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- アート
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クリエイティヴの新しい学び舎「GAKU」のオンライン配信番組「ガクジン」がスタート。GAKUに集う様々なジャンルのクリエイターと10代のゲストが、今の時代に感じていることやクリエーションについて語り合っていきます。2020年6月10日より、毎週水曜日に各種ポッドキャスト配信サービスにて配信。
ガクジンとは
https://gaku.school/news/gaku-zine
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ガクジン第82回 事務局編 「きず」と「創造」
「きず」と「創造」
#事務局編
「創造の創が『きず』だということは意外に知られていないようです。(絆創膏という薬もあることです。)創造の創は、もちろん『物事の始まり、始め』という意味ですが、物事の始まりが『きず』だということは大変意味深いという気がします」と、詩人の吉野弘さんは言います。
クリエーションの学び舎として、GAKUは創造が孕む「きず」というものをしっかり見つめ、考えていきたいと思っています。それは、具体的には「クリエーションにまつわるメンタルヘルス」といったトピックにも重なっていきます。創造性教育の現場で大切にすべきこと。GAKUの生徒のみなさんが、挑戦と安心を同時に得られること。そういったことに関して、事務局としての考えをお伝えするために、約1年ぶりのPodcast「ガクジン」の収録をし、公開します。
一方で、哲学者の鶴見俊輔は、「自分の傷ついた部分に根ざす能力が、追いつめられた状況で力をあらわす。自覚された自分の弱み(ヴァルネラビリティ vulnerability)にうらうちされた力が、自分にとってたよりにできるものである」と言います。
たしかに、GAKUの授業では弱みだと思われていたものが、クリエーションの原点として転じることが多くあります。ではありますが、弱さというものは、ブランドでもなければ、ことさらにそれを晒すことを強いるものでもありません。さらに、「弱みを強みに」といったスローガンやマニュアルにすべきでもありません。というか、あってはなりません。では、どうしたらよいのか。事務局が日々迷いながら、でも確信めいた希望も感じながら進めている仕事についても振り返りました。
出演:武田悠太(GAKUファウンダー)、熊井晃史(GAKU事務局長)、佐藤海(GAKU事務局)、杉田聖司(GAKU事務局) -
ガクジン第81回 事務局編
生きるに値する状況をつくっていく
#事務局編
ガクジンはこの回で一区切り(暫定最終回)です!/ランナーズハイな3年間、81エピソード、144本を配信しました/ガクジンを振り返って感じる、スタッフ自身の変化/対話的な時間と空間をつくるための下準備の大切さ/誰かの気持ちに触れて自分の気持ちにも気づいていく/クリエイターの原点が垣間見える瞬間/腹から出る「歓び」の声は伝わる/教育は「この世は生きるに値すると思える状況づくり」/ガクジンのバナー、みんな良い顔をしてる/オンラインで出会い、リアルで再会できることの嬉しさと濃さ/普段は口にしづらい切実さを持ち寄ることができる場所/利他と教育/切実さをエンジンに次に進む/GAKUとガクジンのこれからをお楽しみに!
MC:熊井晃史(GAKU事務局長)
出演:武田悠太(GAKUファウンダー)、佐藤海(GAKU事務局)、杉田聖司(GAKU事務局) -
【後編】ガクジン第80回 向坂くじら(詩人/「国語教室ことぱ舎」主宰)
【後編】詩、自分の自由奔放さを受け止めてくれるおおらかさ
#詩
詩人や国語教室の先生、朗読ユニットなど、10代の頃から今の活動をしようと思っていたんですか?/自分の自由奔放さと詩のおおらかさ/(詩を描いてみたくなりました!)/ミュージシャンと仕事をする上でどんなことを気にかけていますか?/ジャンルを越えて出会うこと/大人と子供の線引き、違いはどんなところにあると思いますか?/子供の核に大人の層が重なっていくから面白い/10代へ、今、何を伝えたいですか?/まだ何者でもないもの同士の出会い/【ミニコーナー】「10代のころに起きた、印象深い失敗体験」
クリエイターゲスト:向坂くじら(詩人/「国語教室ことぱ舎」主宰)
10代ゲスト:sasyu、yukimasa
MC:杉田聖司(GAKU事務局) -
【前編】ガクジン第80回 向坂くじら(詩人/「国語教室ことぱ舎」主宰)
【前編】詩、みんなが使う言葉で生まれる自分らしい表現
#詩
詩人で「国語教室ことぱ舎」を主宰する向坂くじらさん、ディベート活動や作詞作曲をしているサシュウさん、ミュージシャンと仕事をすることが夢のゆきまささん/「向坂くじら」という名前にはどんな意味が込められているんですか?/過剰なことが好き/向坂さんにとって「言葉」「詩」「歌詞」はそれぞれどのようなものですか?/異質なものに惹かれるからこそ、どんな言葉の使い方が異質かそうでないかを知っておくことが大切/言葉の力には怖い一面はあると思いますか?あるとしたらどんなところですか?/【ミニコーナー】 「10代のころに出会った、自分を変えた一冊」
クリエイターゲスト:向坂くじら(詩人/「国語教室ことぱ舎」主宰)
10代ゲスト:sasyu、yukimasa
MC:杉田聖司(GAKU事務局) -
【後編】ガクジン第79回 青柳菜摘(アーティスト)
【後編】夢は、将来になるまで待たなくていい
#アート
働くことは楽しいですか?/「コ本や」と走り抜けてきたこれまで/「働く」ということは、誰かに何かを託すこと/アーティストとしてどのように生計を立てているんでしょうか?/誰も予想できないハプニングを生みたい/美術や文学に距離がある人たちに向けてどのようにアプローチしていますか?/古本という入り口/10代へ、今、何を伝えたいですか?/将来の夢は10代のうちに一回叶えるのがいいんじゃないかな/【ミニコーナー】「10代のころに起きた、印象深い失敗体験」
クリエイターゲスト:青柳菜摘(アーティスト)
10代ゲスト:moe、yuzuha
MC:佐藤海(GAKU事務局) -
【前編】ガクジン第79回 青柳菜摘(アーティスト)
【前編】想いは、時間をかけて伝わった方がいい
#アート
アーティストであり、古本屋兼プロジェクト・スペースの「コ本や honkbooks」を主宰する青柳菜摘さん、美大で版画や教職を学びながら作品をつくっているユズハさん、映像や社会学研究の視点からの記録に興味があるモエさん/詩や映像や空間など、幅広い領域で作品を制作されるようになった経緯はなんですか?/自分の世界観を表現したいのか、記録することで何かを残したいのか?作品づくりの際にどんな意識をしていますか?/目には見えないものをどう記録するか/自分の作品が人に伝わってほしいと思いますか?/自分の想いは時間をかけて伝わった方がいい/【ミニコーナー】 「10代のころに出会った、自分を変えた一冊」
クリエイターゲスト:青柳菜摘(アーティスト)
10代ゲスト:moe、yuzuha
MC:佐藤海(GAKU事務局)