魚類学者から見たバイオミメティクス 北海道大学
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魚類に関する研究分野をひとまとめにして魚類学(Ichthyology)、その研究者を魚類学者(Ichthyologists)と呼びます。魚類学の成果として、毎年300種前後の新種が発見されており、生物多様性の研究において目が離せない存在です。魚類学者たちは博物館や大学に保管されている膨大な量の魚類標本から分類学、系統学、生態学などに関するデータを日々集めています。魚類学とバイオミメティクスとの出会いにより、魚類標本やそれらのデータからは、生物学の枠を超えた新たな価値がみいだされることが期待されています。(篠原 現人:「魚類学者から見たバイオミメティクス」 バイオミメティクス市民セミナー第21回 北海道大学総合博物館 2013年9月7日 主催:北海道大学総合博物館 共催:科学研究費 新学術領域「生物規範工学」 協賛:高分子学会北海道支部)