cocon 富川蕗子 『 声で伝えるポートフォリオ 』

PROPO.FM

「声のポートフォリオ」と題し、デザイナー cocon 富川蕗子のこれまでの経歴と仕事への思いを、8本のエピソードを通じ、自身の声でご紹介いたします。

Episodes

  1. 08/31/2019

    epi.01:cocon 富川蕗子のこれまでの歩み

    『声のポートフォリオ』と題し、富川蕗子のこれまでの経歴と仕事への思いを紹介します。現在、Webディレクター・UI/UXデザイナー、専門学校や企業研修の講師として活動しています。 大学で美術史を学んだ後、きものへの興味を持って販売員を始め、京都の和柄小物メーカーの企画営業、三重県庁勤務など多様なキャリアを歩んできました。「ものづくり」を実際に行う制作側へ移りたいという思いを実行するため、専門学校デジタルハリウッドにてデザインをイチから学びました。その後はWebの世界に入り、株式会社シナップでWebデザイナーとして3年半の勤務を経て独立し、現在に至ります。独立後は、クライアントに寄り添い「もやっとしている課題」をデザインの力で可視化するスタイルで、デザインを主軸にした課題解決を行なっています。 <Shownote> 『声のポートフォリオ』の番組とは? 現職は、Webディレクター・UI/UXデザイナー、専門学校や企業研修での講師 在学中に日本美術史を専攻したのをきっかけに、日本美術に興味を持つ 卒業後は、日本美術の知識を活かしてきものの小売店へ就職 販売員時代から「ものづくり」への熱意を捨てきれず、転職を決意 京都にある和柄小物メーカーで2年半ほど、企画営業として勤務 県庁で約1年勤務、在職中に作ったポスターをきっかけに制作へ軸足をシフト 社会人4年目で専門学校デジタルハリウッドにてデザインを習得 卒業後、株式会社シナップにて3年半Webデザイナーとして勤務し、独立 独立後は改めて、人との繋がりが仕事を成功させるポイントだと実感 複雑なタスクをデザインの力でシンプルに可視化するスタンス

    13 min
  2. 08/31/2019

    epi.03:Webサイトの新規コンテンツ制作

    『声のポートフォリオ』第3回は、Webコンテンツの制作への取り組みについて。集客や、自社の顧客(ファン)を増やすのに欠かせないのが、Webサイト上の良質なコンテンツです。 以前からお付き合いのある不動産会社の案件では、ヒアリングから課題の洗い出し、ペルソナやカスタマージャーニーマップの作成などを通して、クライアントのサービスを深掘りすることで、サイトの「肝」となるページを設定しました。 今回は、クライアントが言語化しにくい「自社の強み」を制作物に落とし込むプロセスをご紹介します。また、ユーザーの購入意欲を刺激する取り組みや、外部ライターやカメラマンなどチームで活動する際の工夫すべき点などもお話ししています。 <Shownote> とある不動産会社サイトの新規コンテンツ制作 良質なWebコンテンツは、顧客(ファン)を増やすきっかけになる カスタマージャーニーマップやペルソナでユーザーを視覚化 課題を洗い出すことで本当に着手すべき「肝」の施策が見えてくる クライアントが言語化しづらい部分を丁寧にヒアリング 案件受注から半年間は地道な記事制作でサービス理解を深める 良質なコンテンツの充実が、カスタマーの購買意欲をゆさぶる はじめての外部ライター・カメラマンとのやりとり コンテンツ制作のやりがいは、顧客のパートナーとして信頼されること 今後は、より難易度の高いコンテンツ制作に挑みたい

    11 min
  3. 08/31/2019

    epi.04:新規サービス立ち上げのデザイン支援

    『声のポートフォリオ』第4回目は、企業の新規サービス立ち上げ支援のお仕事についてご紹介します。2018年6月頃から支援先のスタートアップ企業が立ち上げた『PROPO(プロポ)』という新規サービスのデザインディレクションに取り組んでいます。 PROPOはポッドキャストなどの音声コンテンツを制作するサービス。最初はロゴ・名刺・サイト、何もありませんでした。当初は私自身もポッドキャストに関する知識がなく、すべてが未知の世界でした。手探りの中、まず着手したのは、サービス名のネーミング。デザイナーとしての新しい領域へのチャレンジはとても緊張感があるものでした。 今回はPROPO代表の曽志崎さんを交え、営業活動までも伴走しながらあるとき点と点がひとつになる醍醐味、デザイン管理やチームのディレクション業務への抱負なども語っています。 <Shownote> ポッドキャスティングサービス『PROPO』との出会い 初めて取り組んだ、新規サービスのネーミングのプロセスについて クライアントと一緒にサービスを創り上げていく経験 立ち上げ後のロゴ、名刺、LP制作 営業資料制作や営業同行など、デザイナー業を超えた挑戦 過去の取り組みが点と点でつながる瞬間が何より面白い 疑問点はとことん突き詰めて言語化しアウトプット ゴールが見えない手探り状態だからこそ感じる達成感 タスクの優先順位を決めるにはまずコミュニケーション 今後は、他デザイナーと良いチームを作っていきたい

    18 min
  4. 08/31/2019

    epi.05:オンラインショップのブランドリニューアルに伴うWebデザインのお仕事

    『声のポートフォリオ』第5回目は、器を販売するオンラインショップ「はれいろはれや」さんのサイトリデザインについて紹介します。 本案件は、ECサイト構築システム「カラーミーショップ」を使ったサイトリニューアルです。既存のサイト構造は変えずに、新しいブランドイメージを反映したデザインに刷新したいというご依頼で、ディレクションからデザイン、実装まで担当させていただきました。 既存の枠組みを活かすという制限がある中で、ブランドの世界観をどう表現するか?また、高いデザイン性とユーザビリティをどう担保するか?プロジェクトを進める中でこだわった部分や苦戦したポイントなどをお伝えします。 <Shownote> 器のオンラインストア「はれいろはれや」さんについて ブランドイメージ刷新に合わせたサイトのリデザイン 「ナチュラル可愛い」から「静謐でクール」なブランドイメージへ 既存の仕組みを活かしながらデザインを一新する挑戦 明確なブランドイメージをデザインに落とし込むやりがい 個人的に好きな器と世界観を表現する楽しさ Webならではのフォント選定に苦戦 システム上の制約との折り合いの付け方 リニューアル後「sold out」が続く更なる人気ショップに

    10 min
  5. 08/31/2019

    epi.06:情報を楽しく視覚化するグラフィックファシリテーションの取り組み

    『声のポートフォリオ』第6回目となる今回は、プロジェクトをスムーズに進めるために役立つグラフィックファシリテーションについてご紹介します。昨年12月よりお手伝いしているPROPOさんのプロジェクトでは、A4用紙1枚にまとめた議事録の作成や、会議の内容に基づいた視覚的な営業資料の作成に携わっています。視覚情報を豊富に使って情報整理することで、直感的に内容が伝わり、その場の楽しさまで共有できます。 空中戦になりがちな対話を整理整頓し、目指していきたいベクトルを視覚化していくこの技法は、自身のデザインの主軸とも呼応していて、今後も磨いていきたいテーマです。今回は、グラフィックファシリテーションの効果や面白さについてお話します。 <Shownote> ポッドキャスト配信サービスPROPOの定例会議に参加中 会議を視覚化し整理する技術「グラフィックファシリテーション」 会議の議事録を、A4用紙1枚にビジュアライズ 話題ごとにグルーピング、ツリー化、色付けして情報を整理 「モヤモヤ」を分かりやすく可視化するやりがい 会議中に即興で情報を編集する難しさ 下手な絵でも、相手に伝われば良し 視覚化された情報が、次のビジネスステップのヒントになる イラストがあると、シンプルに楽しくなる 目指すは「いると会議がうまく進む存在」

    17 min
  6. 08/31/2019

    epi.07:クライアントが納得する優れた紙面デザインをスピーディに進める工夫

    『声のポートフォリオ』第7回は『紙面デザイン』について。普段はWebを中心に活動していますが、紙面デザインのご依頼も増えています 直近では、新規ビジネスを立ち上げたばかりの人材系の企業様から、サービス紹介ツールの制作をご依頼いただきました。1ヶ月という短納期のスケジュールの中、スピーディーに良いものを作るために、特に気をつけたことは、「ビジネス理解の徹底」と「Googleスプレッドシートの活用」でした。 番組では、クライアントと同じ起点に立つための工夫や、試行錯誤した点、紙面デザインの面白さなども語っています。 <Shownote> クライアントは新しいビジネスを立ち上げたばかりの人材系企業 ヒアリングから納品まで、1ヶ月のタイトスケジュール 情報収集の工夫で、効率よくビジネスを理解 「経営会議の録音データ」から経営者の思いを直接感じる 情報整理には「スプレッドシート」を積極活用 必要文字数や訴求すべき点など、原稿作成フォーマットを作成 タスク管理シートでクライアントと進捗を共有 「こんなに鮮やかな進め方は初めて」とクライアントからいただいた評価 紙面デザインはWebにはない自由さが魅力 今後も紙面デザインに積極的に取り組んでいきたい

    11 min
  7. 08/31/2019

    epi.08:社内業務改善につながったスマホアプリ制作

    『声のポートフォリオ』第8回目は社内業務用のスマホアプリ制作についてお話します。 2017年頃からスタートした不動産会社様のアプリ制作。現在も引き続き改善を繰り返しています。当時、スマホアプリ制作は未経験でしたが、とてもやりがいを感じた仕事の一つです。 アプリの目的は、外回りの営業活動の効率化。先方からのヒアリングで浮き彫りになった課題をもとに、ユーザーストーリーの設計・画面デザイン・プロトタイプ開発まで、一連のプロセスに携わりました。 番組では、社内業務に関わるツール制作ならではの面白さについてお話します。 <Shownote> 初めて取り組むスマホアプリ制作にワクワク 不動産会社様の業務用ツールとして、2017年頃から開発スタート 外回りの営業中に効率的に仕事ができるアプリを 先方にヒアリングを重ねて見えてきた課題 ユーザーストーリー設計・画面デザイン・プロトタイプ開発を担当 プロトタイプ完成まで何度もPDCAを回した1ヶ月間 アプリの操作性やシステム側との調整など、繰り返し改善を行う 「このアプリは、営業の仕事を変えるものになる」という評価 ベトナムの開発チームに言葉の壁を超えて伝わったユーザーストーリー 複雑になりがちな社内業務ツールをデザインの力でシンプルに使いやすく

    10 min

About

「声のポートフォリオ」と題し、デザイナー cocon 富川蕗子のこれまでの経歴と仕事への思いを、8本のエピソードを通じ、自身の声でご紹介いたします。