Joi Ito's Podcast

伊藤穰一

千葉工業大学学長の伊藤穰一が、その道のプロフェッショナルを迎えて雑談を繰り広げる、没入型ポッドキャストです。 テクノロジーを軸に、スポーツ、茶道、ニューロダイバーシティまで。多彩なテーマを包摂した会話を「覗き見」する感覚でお楽しみください。 【質問フォーム】 「これって、いったいどうなっているの?」「〇〇についてよく分からないので、解説してほしい!」など、伊藤穰一に直接質問をお寄せいただけます。 番組の感想やお悩み相談も大歓迎です。ぜひお気軽にお便りをお寄せください。 https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0 【JOI ITO’s Blog】 番組に登場した用語や人物などを紹介しています。 https://joi.ito.com/podcast/ プロフィール写真撮影:森清

  1. 3日前

    #105 再帰的自己改善(RSI)は人類滅亡の引き金か:自分を改良し、嘘をつき、足跡を消すAIと、シリコンバレーAIトップたちの本音|伊藤穰一

    「AIが自律的に進化する」——SF映画の中の話だと思っていた未来は、もはや目前に迫っています。 今週のテーマは、AIがAI自身をどんどんと改良していく「再帰的自己改善(RSI)」。 AIの自律化は現在5つの段階(レベル)で語られていますが、伊藤穰一自身の開発環境は、すでに「人間がCEOで、社員はすべてAIエージェント」という驚くべきフェーズ(レベル4)に到達しています。 しかし、事態は私たちが想像するよりも早く、そして不気味に進行していました。 ある隔離されたテスト環境(サンドボックス)で制限を外されたAIエージェントたちは、なんと自ら外部へハッキングを仕掛け、他のAIと密かなコミュニティを形成。さらには人間にバレないよう「嘘をつき、足跡を消す」という行動にまで出たというのです。 「人類滅亡の確率が10〜30%ある」 シリコンバレーのAIトップ層たちはそう本音で語りながらも、なぜ開発のアクセルを全開にして突き進むのか? 年末から来春にかけて到来すると噂される、AI競争の「エンドゲーム」とは? 今、ニュースの裏側で何が起きているのか。世界の最前線で見え始めている「AIと人類のリアルな現在地」をお届けします。 【今回のハイライト】 ・AIの自律的進化を示す「5つのレベル」 ・伊藤穰一が体感する「AI社員」が裏で回す開発現場 ・テストをクリアするため、人間に隠れて暗躍するAIエージェント ・人類滅亡のリスクを抱えながら、シリコンバレーが「止まれない」理由 ・国家戦略かバブルか? 激化する開発競争の行方 【編集ノート】 難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。 https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/28/006156.html

  2. 9月22日

    #104 表現とはエゴの出力なのか:作為と無作為の狭間で辿り着く、究極の境地「自然(じねん)」|伊藤穰一 × 樂直入

    先週に引き続き、陶芸家・樂直入(らく じきにゅう)さんのアトリエからお届けします。今回のテーマは、「表現」と「エゴ」、そして「自然(じねん)」という根源的な問いについて。私たちは日々、無意識のうちに何かを表現して生きています。しかし、「よく見せたい」「驚かせたい」という欲求は、単なるエゴの出力に過ぎないのでしょうか?「かっこいい」を狙った途端に、なぜかダサくなってしまう……。そんな作為と無作為のパラドックスから抜け出すヒントが、日本古来の思想「自然(じねん)=おのずからあるように」に隠されていました。さらに話題は、直入さんの青年時代へ。伝統社会の重圧やノイズから逃れるようにして向かったローマで、直入さんを待ち受けていた衝撃の出会いとは?・なぜバチカンの神父は、茶の湯に人生を懸けたのか?・ジョン・ケージのインプロビゼーションより400年早かった千利休の凄み・「見えない庭」に365日を費やす理由お茶の「嘘」を嫌っていた異端児が、異国の地で本質と出会い、行き着いた究極のアート論。クリエイティブな活動をするすべての人に刺さる、エゴを手放すための哲学がここにあります。 【編集ノート】 難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。 https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/22/006155.html

  3. 8月18日

    #99 美意識の"学習データ"はどこから来るのか:料亭女将のなかで更新され続ける、言語化されないデータベース|伊藤穰一 × 桑村祐子(和久傳)

    デジタルアーキテクトで千葉工業大学学長の伊藤穰一(Joi)が、今最も関心を寄せる分野のフロントランナーと語り合うポッドキャスト。 先週に引き続き、京都の老舗料亭「和久傳(わくでん)」の女将・桑村祐子さんをお迎えします。 今回のテーマは「美意識のデータベース」と「内省のプロトコル」。 「品のあるもの同士を足し合わせても、2にしかならない」 「作為のあるデザインは、なぜ飽きられてしまうのか?」 AIが既存のデータをいくら学習・最適化しても生み出せない、千利休の竹花入のような“ありえない組み合わせのスパーク”とは何なのか。過剰な緊張やおもてなしを強いる現代の美食シーンに覚える違和感から、一杯のお粥が贅沢を超える瞬間まで、研ぎ澄まされた美学の核心に迫ります。 さらに後半では、桑村さんからの逆質問をきっかけに、JoiがMITメディアラボ時代から11年以上教え続けている伝説の授業「気づきの原則(Principles of Awareness)」の裏側が明かされます。 理屈と不安(Anxiety)に追われるMITの天才エンジニアたちがなぜ瞑想の授業に熱狂したのか? そして、瞑想による「ノンデュアリティ(非二元)」の気づきから、ある学生が全く新しいAIの数学法則を生み出した驚きのエピソードとは——? 料理、茶の湯、瞑想、そしてAI。 一見かけ離れた世界が「内省」と「気づき」で一本につながる、不思議な対談をお楽しみください。 【今回のハイライト】 ・品のあるもの+品のあるもの=2にしかならない? 美の“非線形アルゴリズム” (1:18) ・「作為」が見えた瞬間に飽きる——本当のラグジュアリーと引き算の美学 (2:21) ・客に緊張を強いる現代の人気シェフたちへの違和感と、食事の本質 (3:55) ・言語化できない所作と空気感:次の時代に必要なサービススタッフの育成 (6:48) ・直感派の母と左脳派の父を持つJoiが、瞑想とスピリチュアルに行き着くまで (9:40) ・MITメディアラボで一番人気だった授業「勉強するのは自分だけ」 (12:43) ・「執着を手放すこと」に執着してはいけない? 悟りをゴールにしない理由 (14:12) ・「ノンデュアリティ」の体感から生まれた、全く新しいAIの数学法則 (15:03) ・入門も師弟関係もいらない、日常を整える「心の掃除」としてのお茶 (16:18) 【出演】 ・伊藤穰一(千葉工業大学 学長) ・桑村祐子(株式会社和久傳 代表取締役・女将) 【編集ノート】 難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。 https://joi.ito.com/jp/archives/2026/08/18/006150.html

    #99 美意識の"学習データ"はどこから来るのか:料亭女将のなかで更新され続ける、言語化されないデータベース|伊藤穰一 × 桑村祐子(和久傳)

ホストとゲスト

4.1
5段階評価中
325件の評価

番組について

千葉工業大学学長の伊藤穰一が、その道のプロフェッショナルを迎えて雑談を繰り広げる、没入型ポッドキャストです。 テクノロジーを軸に、スポーツ、茶道、ニューロダイバーシティまで。多彩なテーマを包摂した会話を「覗き見」する感覚でお楽しみください。 【質問フォーム】 「これって、いったいどうなっているの?」「〇〇についてよく分からないので、解説してほしい!」など、伊藤穰一に直接質問をお寄せいただけます。 番組の感想やお悩み相談も大歓迎です。ぜひお気軽にお便りをお寄せください。 https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0 【JOI ITO’s Blog】 番組に登場した用語や人物などを紹介しています。 https://joi.ito.com/podcast/ プロフィール写真撮影:森清

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