
139本のエピソード

Researchat.fm researchat
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- テクノロジー
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4.6 • 182件の評価
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Researchat.fmは、バイオロジーの研究者3人がアツいと感じていることを自由に話すポッドキャスト番組です。
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139. What We Talk About When We Talk About Formula 1
F1好きなゲストを迎え、2021年にF1で起きたニュースを取り上げ、F1という競技の面白さや複雑さ、国際情勢とスポーツの関係などについて話しました。Show notes
研エンの仲 - A podcast on Anchor … “「研エンの仲」は、神経科学の研究者 Ayaka (@kayautoka) とソフトウェアエンジニア Ryohei (@fushimir)
の2人によるPodcastです。科学やエンジニアリング、日常の話題についても話しています”
93. Language Is Not Required … Researchat.fmのF1回をsohが一人で話しているエピソード。
128. Let’s start a science podcast … Researchat.fmと研エンとのコラボ回
130. SOMEBODY TO LOVE … Researchat.fmと研エンとのコラボ回
Radio port F … F1のレギュレーションを読むポッドキャスト番組
国際モータースポーツ諸規則
FIA REGULATIONS … ここから100ページ以上に及ぶF1のレギュレーションを読むことができます(英語)
2021 F1 ABU DHABI GRAND PRIX - REPORT TO THE WORLD MOTOR SPORT COUNCIL - 19 MARCH 2022 … アブダビGPの問題について、何が起こり何が問題だったのか、様々な解決策などが記されている。これが2022のシーズンに実装されることになった。
Race Highlights - 2021 Abu Dhabi Grand Prix (YouTube) … アブダビGP2021年のハイライト動画。
Verstappen Wins Title With Final Lap Overtake! - 2021 Abu Dhabi Grand Prix (YouTube) … MaxとLewisのセーフティーカー明けの伝説的なラップ…このような終末になるとは誰も予想できなかった。
Formula 1: Drive to Survive - Netflix Official Site … ネットフリックスによるF1のドキュメンタリーシリーズ
Verstappen & Hamilton Clash at Monza - 2021 Italian Grand Prix (YouTube) … モンツァで起きてしまったMaxとLewisのクラッシュ。優勝を争う二人はシーズンを通して激烈なバトルを繰り広げた。
グラウンド・エフェクト・カー (Wikipedia)
Haas part ways with Nikita Mazepin ‘with immediate effect’ (formula1.com)
F1 announces termination of Russian GP contract
ウラルカリ (Wikipedia) … ロシアの肥料メーカーであり、ハースのメインスポンサーでもあり、そして社長の息子のニキーマゼピンはハースのF1ドライバーだった。
Haas Automation Inc
Mathematicians Protest Russia Hosting Major Conference (Scientific American)
The future of research collaborations involving Russia (CAREER NEWS, Nature)
Formula 1 launches #WeRaceAsOne initiative to fight challenges of COVID-19 and global inequality
サウジアラビアにおける女性の人権 (Wikipedia)
Sebastian Vettel organised women-only kart race in Saudi Arabia
The Hamilton Commission into improving representation of Black people in UK motorsport
22 Yuki Tsunoda … アルファタウリで活躍する日本人ドライバー
Editorial notes
2022年のシーズンはすでに開幕し、去年とは勢力図も大きく変わり、面白くなってきましたね (soh)
出演できて嬉しいです。このepを機にtamaki さんtadasu さんもF1にハマってくれたりしないかな〜と期待しています。(nami)
Instagramではボッタスだけをフォローしています。ほっこりする近況がたくさん流れてきておすすめです (ryohei)
出演させていただきありがとうございました!シーズン開幕戦直前の期待と不安がつまった収録で、現時点までのレースでもすでに語りたいことが多すぎます笑 (ayaka) -
138. Amylase Mounting
あんかけの餡が食べていると分解されてしまう問題、北米のスーパー事情、クルマで国境を超える簡単さ、おすすめの雑誌やマンガを紹介しました。Shownotes
TVer
かりそめ天国
月曜から夜ふかし (Wikipedia)
アミラーゼ (Wikipedia)
フールナイト
白雷の騎士
男子高校生の日常
BRUTAS マガジンハウス
BRUTAS 危険な読書 (Amazon)
dancyu 餃子の王道 (Amazon) … 巻頭で紹介されている沼津の中央亭が今でも世界最強だとおもっています。本当にあの餃子を最初に食べた時は衝撃だった。(by tadasu)
POPEYE
集英社 すばる
早稲田文学
講談社 群像 … 日本にいたころsohは群像や新潮を毎月のように買って読んでいた…
SFマガジン (Wikipedia)
Number あの人のノートが見たい … ノートフェチにとっては本当に最高だった。Researchat.fm のノート回も一緒にどうぞ。
将棋世界 日本将棋連盟
kotoba 生命とは何か (Amazon) …Torsten Wieselの良い研究は「対」によって行われるとか、今の研究は星を繋いで星座を作るようなもの、みたいな批判やPaul Nurseの「良い研究者はいくつかの問いを投げ掛ければすぐにわかる」みたいな念能力者の言葉みたいなのがすごいよかった笑 (by tadasu)
エルフェンリート (Amazon)
なるたる (Amazon)
のりりん (Amazon)
ぼくらの (Amazon)
Editorial notes
みなさんはあんかけで困っていますか?(soh)
あんかけがびしゃびしゃになる人がいるの本当に目からウロコです。アスパラガス尿なみにびっくり。(tadasu)
俺のアミラーゼ力が足りないというのか…?(coela) -
137. Paper Clips in Season
アガロースだけを温め続けた電子レンジ、ラボを渡り歩く長寿な実験器具、弁当箱にあった1.5mlチューブ、クリップの旬について話しました。Show notes
133. The longest self-introduction (Researchat.fm) … “mazさんをゲストに迎え、自身の研究の変遷を軸に、バイオメカニクスのおもしろさを話していただきました。”
136. Silk Lord (Researchat.fm) … “生き物がつくる「糸」の強度に関する議論を行いました。(guest:なぜかクモに詳しい人)”
アガロース … いわゆる寒天。生物実験のいろいろなものを固めるために使われる。温めて溶かすため、電子レンジが多用される。突沸注意!
アガロースを温め続けた電子レンジ by @Tamura_Lab
電気泳動
エチブロ(エチジウムブロマイド) … 電気泳動後にゲル中のDNAを染色するために用いられる。発癌性があるために取り扱いに注意が必要であり、最近は他の代替物によって置換されつつある。
サランラップ … 日本のラップは神。サランって何?余談ではあるが、wrapである。tadasuがアメリカに来た当初のノートにはrapと書かれており、それを同僚に見られて爆笑されてしまったことがある…
ブロッキング … 非特異的なタンパク質への吸着を防ぐために、おこなわれる処理。スキムミルクが用いられることがある。
やかんオートクレーブ
なんちゃらしん … カナマイシン、ネオマイシン、ナタマイシン、などなど。クロちゃんではない。
PS3と軍 … 本当にそんな話あるのか?
PS4と仮想通貨 … 本当にそんな話あるのか?
山本直樹 … a.k.a. 森山塔 or 塔山森
明日また電話するよ … 最近になって読んでめちゃくちゃよかった山本作品。後半のCl2とか呼ぶ声の路線も好きすぎる。お子様注意。
イラレじゃなくてフォトショでした… … NHKの漫勉で紹介されていました。
1.5ml チューブ
CHEMEX
きみはコフィアを知っているか?
コフィアに関するブログ
University of California Irvine
ギルソン … ピペットのメーカー
Mathiew Meselson … MM
Mark Ptashne … 発音多分まちがえてた。いつもわからない。
遺伝子の調節機構 … 分子遺伝学をやる人にとっての必読本。英語もとても読みやすいのでおすすめ。
Meselson’s interview by Ptashne!!! … Mark PtashneによるMeselsonのインタビュー。本当によすぎる!
Harvardの分子生物学勃興時に撮影された記念映画 … Ptashneにフォーカスした映画。若いときのWatsonやらなんやら全部出てくる。
暗黒バエ
リチャード・レンスキー
白浜水族館の展示(生物学者のひみつ道具展) … 7/20まで!いそげ!
キムワイプじゃなくてVWRのLight-Duty Tissue Wipersっていう商品でした…
Editorial notes
似たようなエピソードもお待ちしています (soh)
彼/彼女も科学の発展に貢献したのだよ…(tadasu)
他の分野の意外な機器たちが知りたい(coela) -
136. Silk Lord
生き物がつくる「糸」の強度に関する議論を行いました。(guest:なぜかクモに詳しい人)Show notes
アミノ酸
リシン … ライシン、リジン。ヒストンといえば、これ。
トリプトファン
グリシン
ep55. Homecoming (Researchat.fm) … “クモに詳しいゲストをお呼びして、クモについて話しました。(過去のnakamura回-1)”
ep56. Readable lab notebook (Researchat.fm) … “クモについて詳しいゲストを迎え、フリーハンドで丸と直線を描くトレーニング、メールで進むかまいたちの夜、自作PC、論文管理の難しさ、趣味としてのポッドキャスト、コーディング環境とWet/Dryのデータ管理について話しました。(過去のnakamura回-2)”
リン酸化 … タンパク質修飾のひとつ
セリン … 名前はどこからとられたでしょうか?
スレオニン (トレオニン)
チロシン … 構造タンパク質にはチロシンが重要な役割を果たしているものもある。詳しくは Benjamin et al., 2016 を参照
カイコのセリシン … カイコの絹糸はセリシンという糖タンパクの一種で覆われている。これを取り除く工程が精錬と呼ばれる工程。セリシンは化粧品にも使われる。
アスパラガス … 今の時期は旬で美味しい。アスパラギンはアスパラガスから単離された。
テラフォーマーズ … じょう…じょうじ…
クモ … 糸の強さが注目され、盛んに研究されている。繊維化のメカニズムやその強さの秘密は全てが明らかになった訳ではなく、現在も盛んに研究されている。
カイコ … いわゆるシルクといえばカイコガのシルクのことを指す。最も材料として使われている構造タンパク質の一つであり、医療用材料にも使われている。国内外で盛んに研究されている。
ミノムシ … オオミノガは最近寄生バエにやられて数が減っていると言われている。ミノを持って帰ってきてハエが出てきた時の衝撃は大きい。
鱗翅目 (りんしもく) … 羽根にウロコがある人たち。鱗翅目のシルクについては Fedic et al., 2002 にまとまっています。
honeybee silk
糸腺 (しせん) … 絹糸腺のことをそう言っている。クモやカイコなど、糸を作る生物は専用の器官を持っており、絹糸腺と呼ばれる。
ザザムシ … カワゲラやトビケラの幼虫の総称。シルクで巣を作るのはトビケラの方でした。佃煮にして食べると美味しい。長野県に行くと食べられます。Amazonでも買えます。
ザザムシの糸 … 漁網みたいになっていて綺麗 (Fig. 2)。特にβシートを形成する部分の配列が特徴的 Wang et al., 2010。
昆虫食 … 近年一般的になってきた風習。タイや長野がよく知られている。東京近辺では米とサーカスが有名。
ざざむし。 … 食虫ブログといえば
おかいこさま … カイコはおかいこさまと呼ばれて大切にされていた。
タナイス … 2mm 程度の甲殻類。かわいい。Kakui et al., 2021
カニムシ … 小さくてかわいい。
フィブロイン … シルクを構成する主要なタンパク質。クモ糸を構成する主要なタンパク質は Spider Fibroin で Spidroin と呼ばれる。
ダーウィンズバークスパイダー … クモ界最強との呼び声も高い。網の張り方は Gregoric et al., 2011 に詳しい。牽引糸に含まれるタンパク質も明らかになっている。
くもの喧嘩試合 … 四万十市で開催されていた。2020年から中止されていて残念。
加治木くも合戦の動画 … 完全にスマブラ
ミノガとクモどっち -
135. No Protein Involved
特定のRNAの発現に反応する細胞内センサーについての原著論文を紹介しました。Show notes
A split ribozyme that links detection of a native RNA to orthogonal protein outputs. BioRxiv 2022 … 今回紹介するプレプリントの論文。
57. All papers are created equal - Researchat.fm … “科学論文の探し方、読み方とその楽しみ、そして理想の論文について三人で熱っぽく話しました”
Ribozyme (Wikipedia)
Tetrahymena Ribozyme … テトラヒメナ由来のリボザイムの反応についての解説。
Thomas Cech (Wikipedia) … “RNAが触媒的機能を持ち細胞内での反応に関与していることを初めて発見し、これをリボザイムと命名し…1989年にノーベル化学賞を受賞した”
Cryo-EM structures of full-length Tetrahymena ribozyme at 3.1 A resolution. Nature 2021 … テトラヒメナの立体構造解析を行った論文。
Ribozyme-mediated repair of defective mRNA by targeted trans-splicing. Nature 1994
Raman2RNA: Live-cell label-free prediction of single-cell RNA expression profiles by Raman microscopy. BioRxiv 2021
Editorial notes
この分野はおそらくこの先も面白い技術が次々に出てきそうです (soh)
まぁええんじゃないですか (tadasu) -
134. Maze solver by single-molecule DNA navigators
DNAを用いて迷路を探索する方法を開発した論文を紹介しました。Show notes
Researchat.fmで2019年に紹介した論文まとめ
Researchat.fmで2020年に紹介した論文まとめ
ep122. Cyalume and Fluorescently Tagged Ruyi Jingu Bang in the Cell (Researchat.fm) … “自己組織化することで伸長する性質を持つタンパク質を応用することで、細胞内で起きた現象を一細胞レベルでレコーディングし、そしてその情報を顕微鏡を用いることで読み出すことができる手法を開発した2本の論文について紹介しました。”
ep123. We are still in the middle (Researchat.fm) … “数百種におよぶエンハンサー活性をゲノムにレコーディングし、シーケンシングによって一斉に読み出すテクノロジーについての論文を読みました。”
ep24. Driving, Surfing, and Sciencing (Researchat.fm) … “PCR法の発明者であるKary Mullis博士追悼回。PCRの原理と初期プロトコルやKary Mullisの生涯、爆速DNAポリメラーゼ、DNAを用いたハミルトン経路問題の計算(DNA computing)について話しました。”
ep7. In the golden age of molecular biology … “シドニー・ブレナー博士特集回(前半)。RNAタイクラブ、シドニー・ブレナーによる遺伝暗号解明へのアプローチ、ガモフの仮説、コドンとアミノ酸の対応関係、ファージを用いた遺伝学について、1950~60年初頭に出版された当時の原著論文を紹介し、分子生物学の黎明期における美しい実験や大胆な仮説と発見のドラマについて話しました。”
ep48. XXXXXYYYYY … “レベルEのサキ王女編からスタートし、アメフラシ、ボネリムシ 、半倍数性、ヴォルバキアによる破壊、ゾウリムシ、カモノハシ、オスの三毛猫など、真核生物における多様な性決定システムと性染色体について話しました。”
Nature Materials
Chao et al., Nature Materials (2019) … “Solving mazes with single-molecule DNA navigators”
ep36. DNA-of-things (Researchat.fm) … “DNAをシリカビーズに封入し、3Dプリント可能な材料に混ぜることで、DNA入り3DオブジェクトをプリントするDNA-of-things (DoT)の技術と、DNA Storageと噴水符号化の技術について紹介しました。”
ep18. WikipeDNA (Researchat.fm) … “DNAに大容量のデジタルデータを書き込む技術を開発したベンチャーとその周辺技術、シリコンバレーで巨額の投資を受けたTheranosの一連の顛末を取り上げ、バイオ系ベンチャーにおける技術開発の難しさ、格ゲーの大会の盛り上がり、おすすめの映画とマンガについて話しました。”
ep16. Beyond imaging (Researchat.fm) … “DNA microscopy法という分子や細胞の位置を、分子間の近接情報のみから再構成することができる新しい方法論について、原著論文とその周辺技術を中心に詳しく話しました。”
ep74. Imaging-by-Sequencing (Researchat.fm) … “ナノレベルの分子構造をDNAシーケンシングから再構成する「DNA Nanoscope」と呼ばれる技術について、原著論文と分野の周辺を紹介しました。”
Editorial notes
(soh)
ちょっと今回は説明が雑すぎました!もうちょい練習します!(tadasu)
カスタマーレビュー
高速カメラ(MAZさん)
40年前に使ってました。1万コマ/秒でした(メカ式なのでフィルム中央だけ)
16m/mコダックで現像出し半月後。光不足NGの繰り返し。半導体式は400コマ/秒で使い物にならない時代でした。
懐かしく拝聴しました。
嫌味がなく面白い
御三方の知識の量と知能の高さと趣味の良さと性格の良さのバランスがよく、ただの雑談が聞いていて心地がよいです
専門の生物の研究の話は、自分のような素人には全くわからないことも多いのだけれども、それも楽しく聞けてます
バイオ系のrebuildって感じで、この質は希少だと思います
新しいアウトリーチの形
バイオ系研究者3人が自身の研究や趣味の話をするポッドキャスト。扱うトピックは幅広く聴いててリスナーを飽きさせません。3人ともキャラが立っていて堅い研究の話もポップに仕上げてくれます。
特にshow notesがどの番組よりも充実しており、専門的な知識のない私でも十分楽しめています。ポッドキャストは動画などに比べて比較的楽に配信できるので、もっと色んな分野の研究者がこういう番組を作ってくれたらなあ〜と思いました。
エピソードごとに難易度のばらつきが激しいので、色んな回を試聴することをお勧めします!