多くの人が当たり前に使っているカレンダー。しかし、その裏には経済や宗教、そして文明の興亡が関わる壮大な歴史が隠されています。 今回は、経済学者の佐々木宏夫が、沖縄・石垣島で出会った「毎年日付の変わるお盆」の謎から話を始めます。なぜ日本には「3つのお盆」があるのか? その答えは明治時代の近代化にありました。 さらに話は世界へ。古代ヨーロッパで使われ、ローマ帝国によって失われた「もう一つの暦」とは? なぜ太陽暦が世界標準となり、近代資本主義を加速させたのか? そして、神への信仰心が生んだ「第3の暦」イスラム暦の存在。 この放送を聴けば、あなたが今見ているカレンダーが、全く違って見えてくるはずです。当たり前を疑い、世界の多様な「時間」を感じる知的な旅へ、ご案内します。
Information
- Show
- FrequencyUpdated Twice Weekly
- Published12 September 2025 at 2:31 am UTC
- Length13 min
- RatingClean