「トランプ大統領「事態の悪化を招くおそれ」トマホーク供与に慎重姿勢 ゼレンスキー大統領「圧力が必要」」 アメリカのトランプ大統領は17日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談しました。トランプ氏は、焦点となっている巡航ミサイル「トマホーク」の供与について、慎重な姿勢も示しました。アメリカ・トランプ大統領:トマホークなしで戦争を終わらせられることを願っている。ゼレンスキー氏は会談で「プーチン氏は(平和を)望んでいないから圧力(トマホーク)が必要だ。交渉の席に着かせるのに必要なものはわかっている」と述べ、「トマホーク」が和平交渉に必要だと改めて訴えました。これに対し、トランプ氏は「トマホーク」の脅威がロシアに対して有効だとの考えを示しつつも、「プーチン氏を交渉の場に着かせるかはわからない」「極めて危険な兵器で、事態の悪化を招くおそれがある」と述べ、慎重な姿勢をにじませました。一方、2週間以内の実現を目指すハンガリーでの米露首脳会談については、現時点でゼレンスキー氏を交えない考えを示しました。会談終了後、トランプ氏は自身のSNSに投稿し、「今の戦線で戦闘を止めて、双方が勝利したと主張すればいい」と呼びかけました。
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- FrequencyUpdated daily
- Published17 October 2025 at 22:39 UTC
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