「高市首相と習主席が初会談…日中「戦略的互恵関係」推進 今後も習氏と対話重ね関係構築をはかる考え」 高市首相は訪問中の韓国・慶州(キョンジュ)で中国の習近平国家主席と初めて会談し、戦略的互恵関係の推進を確認しました。外交ウィークの締めくくりとも言える大一番を終え、首相周辺は「習主席を前に言うべきことは言った」と強調しました。約30分にわたる会談で高市首相は「日中間には様々な懸案と課題がある」と述べた上で、「だからこそ率直に対話することが重要だ」と述べました。その上で、尖閣諸島を含む東シナ海の問題や、レアアース、邦人の拘束、人権問題など、まさに課題を次々と挙げ、懸念を伝えたことを明らかにしました。一方、習主席は、高市首相に対し警戒していた台湾問題で原則を守るよう求め、高市首相は「両岸関係が良好であることが非常に重要だ」と述べました。会談の様子について同席者の1人は「激論ではなく、お互いが冷静に率直に話すいい会談だった」と話していました。高市首相:かなり中身の濃い充実した議論ができたと思います。会談では両国が共に利益を追求する「戦略的互恵関係」を推進することで一致し、政府関係者は「まずは第一歩となった」と話しています。高市首相は今後、習主席との対話を重ね、関係構築をはかりたい考えです。
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- FrequencyUpdated daily
- Published31 October 2025 at 22:43 UTC
- Length2 min
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