霞月報 : Noh Stories from Japan’s Timeless Stage

順逆の物語 能『蝉丸』とシェイクスピア『マクベス』-東西の劇文学をめぐって

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世界が逆さまになるとき、 私たちは何を見つめるのでしょうか。 このエピソードでは、時代も文化も異なるふたつの作品―― シェイクスピアの悲劇『マクベス』と、日本の能『蝉丸』を比較しながら、 「逆転」「狂気」「別れ」といったテーマについて考えてみます。 王を殺し、破滅へと向かう『マクベス』。 盲目の皇子と狂える姉が、峠の藁屋で語らう『蝉丸』。 崩れる秩序の中で、人は何を選び、何に耳を傾けるのか――。 5分間の短い音声の中に、 東西の美学と思想が交差する、 ひとつの対話を探しました。 🌿 2025年9月20日(土)午後公演、宝生能楽堂にて今回のエピソードで取り上げた能『蝉丸』が上演されます。 同じ日の別演目『大会(だいえ)』には、私の能の師匠が地謡として出演されます。 秋の午後、静謐で深みのある能の舞台をご一緒できたら嬉しいです。 📍 公演情報(※私は宝生能楽堂とはアフィリエイト等の関係はありません) 📅 日程:2025年9月20日(土) 🏯 会場:宝生能楽堂(東京) ⏰ 開場 14:45 | 開演 15:30(午後の部) 🎟 チケット情報 一般 ¥5,500 | 学生 ¥2,700 当日、会場で購入可能(売り切れ次第終了) 🔗 宝生能楽堂 公式サイト – 公演スケジュール https://www.hosho.or.jp/schedule