30日、東京みやこ・歌舞伎町シネシティ広場にて新日本プロレスが記者会見を実施。2026年1月4日に東京ドームで開催される『れっする KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』についての公開記者会見が行われた。 棚橋は立命館大学在籍時に学生プロレスを始め、卒業後の1999年に新日本プロレスに入団。同年10月10日にデビューし、後にIWGPヘビー級王座最多戴冠記録を樹立するエースへと成長。業界全体が暗黒期に陥っていた時代に太陽の如くプロレス界を照らし続けてきた100年に1人の逸材だ。 2023年12月には新日本プロレスの代表取締役社長に就任。背広組としての仕事も増え、現年齢も48歳とベテランの域に入りリングの最前線から遠ざかりつつあるものの、ファンは口を揃えて棚橋を“エース”と呼ぶ。 昨年10月の両国国技館大会にて、デビュー25周年試合を終えた棚橋は2026年1月4日の東京ドーム大会での引退を表明。以降の約1年は棚橋のキャリアを振り返るかのようなメモリアルな一戦や、これからの新日本を背負っていく若手選手たちとのシングルマッチなど全国の会場で引退ロードを展開している。 ウルフアロンは6歳で柔道を始め、幼い頃から才覚を発揮し日本代表として数々の国際大会に出場。持ち味である泥臭い柔道を極めて2020年の東京五輪では100kg級で金メダル&混合団体で銀メダルを獲得、2024年のパリ五輪では混合団体で銀メダル獲得を果たした。 今年6月に現役引退を発表したが、その2週間後には新日本プロレスへの入団を発表。日本人選手としては史上初の五輪金メダリストのプロレス転向、そしてテレビタレントとしても著名なウルフのプロレス界入りはプロレスの新時代を切り拓くものと熱い視線が注がれている。 10月ついたちから1・4東京ドーム大会のチケットが一般発売されるということで、その前日に実施された今会見では棚橋の引退試合のカードやウルフのデビュー戦のカードが発表されるのではないかという期待が集まっていた。 しかし、蓋を開けてみれば特に新しい発表はなにも無く、公開記者会見というよりは棚橋とウルフによる約1時間の公開トークショーと呼べる内容となった。 話が棚橋の引退試合のカードに及ぶと、棚橋は「なんか、ここ(棚橋とウルフ)でやるんじゃないかって噂もあって。そんなんねえ?それはないですよ。
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- FrequencyUpdated daily
- Published30 September 2025 at 13:59 UTC
- Length3 min
- RatingClean