「「アメリカ側の期待値大きい」日米首脳会談のポイントは“安倍路線継承”で個人的信頼関係の構築と“防衛費増額”」 28日の日米首脳会談に、高市首相はどういった戦略で臨むのでしょうか。首相官邸前から、フジテレビ政治部・高橋洵記者が中継でお伝えします。27日午前6時前にマレーシアから帰国した高市首相は、機内でも寝る時間を惜しんでトランプ大統領の資料を読んでいたということで、27日午後3時45分現在は首相官邸で最終調整をしているものとみられます。高市首相は「大切な同盟国との関係を強化していきたい」と意気込んでおり、トランプ氏との首脳同士の個人的な信頼関係を構築することが今回の最大の目的です。そのため、トランプ大統領と信頼関係にあった安倍元首相の路線を継承しているとアピールしたい考えで、トランプ氏への贈り物に安倍氏が生前使っていたゴルフクラブを贈る方向で調整しています。高市首相は、25日のトランプ氏との電話会談後、「安倍首相がとても気にかけていた政治家であることも知ってる」と言葉をかけられたことを明かしています。――首脳会談で懸念点などもあるのでしょうか?やはり気になるのは防衛費をめぐる問題です。高市首相は、防衛費のGDP比2%への増額を2025年度中に前倒しして実施する方針を明らかにしていて、会談では、日本が主体的に防衛力強化に取り組む姿勢を示し、トランプ氏に理解を求めるものとみられます。外務省関係者は、「アメリカ側の高市政権への期待感は結構大きい」と話しています。
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- FrequencyUpdated Daily
- PublishedOctober 27, 2025 at 7:23 a.m. UTC
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